農耕地からの表面流去水の発生に関わる土壌要因の解明とMIの策定(212)
摘要 アメリカの汎用土壌流亡式(USLE)で土壌侵食量を推定するため、日本における土壌統、土壌統群および土壌群別の土壌係数(Kn)を土壌環境基礎調査の定点調査のデータを用いてノモグラフ法で求めた。ま...
被害発生過程におけるサルの生態・行動パターンの解明(617)
摘要 福島県の調査対象群は果樹を、三重県のものは水稲と自家用野菜を加害した。いずれも50頭以上の大型群であり、成獣雌に対する赤ん坊の比率は58%~65%と高かった。行動域は5~32平方キロメートルと...
摘要 バレイショ塊茎中で、成熟したダイズグリシニン蛋白質を発現させるため、塊茎で特異的に発現するパタチンのプロモーターにダイズグリシニンプロセシング遺伝子(SVPE)をつなげアグロバクテリウム法を用...
摘要 ダイズタンパクグリシニンを発現している形質転換バレイショにさらにプロセシング酵素(SVPE)遺伝子を導入した2重形質転換バレイショを作出した。分析した94個体の再分化個体中79個体でSVPE遺...
摘要 連作条件下における堆肥の施用および土壌消毒に対する主要畑作物の反応を明らかにしようとした。連作による減収はあずき、てんさい、だいず、ばれいしょ、春小麦の順に大きかった。堆肥の施用はだいず以外の...
摘要 南九州畑作地帯において、高収益作物の導入と甘しょの高品質化による高収益作付体系を確立するため、導入作物と甘しょの作物間相互間作用を解明し、高品質甘しょ生産のための導入作物の適性評価を行う。青果...
摘要 収益性があり、施肥量を減らした低投入型の作付体系を策定するために、野菜(キャベツ、だいこん)と畑作物(ばれいしょ、だいず、小麦)の1年2作体系の問題点と減肥による各作物の生育収量を検討した。当...
摘要 ダイズわい化病はダイズの最も重要な生産阻害要因の一つである。わい化病の病原ウイルスはジャガイモヒゲナガアブラムシによって媒介されることが知られていたが、最近エンドウヒゲナガアブラムシやツメクサ...
摘要 ダイズわい化ウイルスには、媒介虫の異なる2系統がある。このうち、ジャガイモヒゲナガアブラムシが媒介するYS系統については多くの研究蓄積があるが、ツメクサベニマルアブラムシが媒介するYP系統に関して...
ダイズわい化病媒介アブラムシ類の発生動態機構と保毒虫の行動解析(110)
摘要 ダイズわい化ウイルス(SDV)を媒介するジャガイモヒゲナガアブラムシ有翅虫のダイズ圃場への飛来数は6月にピークとなり、飛来時期とわい化病の感染時期は一致した。本種の発育速度をRatkowsky et al. (198...
摘要 土地利用型の野菜(だいこん、キャベツ)と普通畑作物(だいず、小麦、ばれいしょ)の組み合わせによる1年2作体系で、減肥栽培の可能性を検討した。だいこん及びキャベツ後の小麦とキャベツ後のばれいしょ...
摘要 連作による減収はあずき、てんさい、だいず、ばれいしょ、春小麦の順に大きかった。有機物の施用はばれいしょ以外の作物の収量を増加させ、特に春小麦の場合は輪作区並に回復させた。土壌消毒処理はあずき、...
摘要 バレイショのように遺伝的にヘテロ性が高く形質転換体同士の交雑による外来形質の集積を適用しにくい作物では、形質転換体に再度遺伝子導入を行う必要がある。8年度は、既にダイズグリシニン遺伝子を導入し...
摘要 エゾノギシギシ由来のダイズシストセンチュウ及びジャガイモシストセンチュウの運動賦活化物質は、極めて低濃度で活性を示した。各種クロマトグラフィーで分離・精製を行い、2種類の結晶A、Bと1種類の油...
摘要 緑色器官特異的発現プロモーターであるトマトrbcSプロモーターに除草剤ビアラホス抵抗性遺伝子barをつなげ、さらにバレイショ塊茎特異的発現プロモーターであるパタチンのプロモーターにダイズタンパ...
摘要 形質転換体に更に新たな形質・遺伝子導入を行う場合、交雑が容易な作物では形質転換体同士を交配することによって導入形質をひとつの植物体に組み合わせることが可能である。しかし、バレイショのように交配...
摘要 VAマイコライザ(VAM)との共生作物群(とうもろこし、ひまわり、小豆、菜豆、大豆、ばれいしょ、春小麦)および非共生作物群(キガラシ、そば、だいこん、てんさい、そして無作付)跡での、小豆、ひま...
天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウ制御技術の開発(67)
摘要 "真狩産ジャガイモシストセンチュウのシストから異常卵を集め、表面殺菌し、PDA培地上に置いて培養することにより、卵の内部に存在していたと考えられる糸状菌を計30菌株分離した。また、2期幼虫に寄...
摘要 大規模畑作圃場で利用可能な圃場環境情報システムのプロトタイプ(プログラム名:DFMAP2)を作成した。圃場で得られる情報に加えて、既存の土壌図、腐植マップや空中写真が利用できるようにこれらのデ...
摘要 前作の違いが青果用甘しょの収量・品質に与える影響を調査したところ、イタリアン跡とラッカセイ跡で上イモ重が多く、バレイショ跡、キャベツ跡で少なかった。バレイショ跡とキャベツ跡では、線虫の被害程度...