土壌管理の来歴を異にする汎用水田における窒素施肥効率の向上(210)
摘要 土壌管理来歴の異なる水田について、水田機能を生かしながら、窒素施肥効率向上のための基礎的知見を得ようとする。8年度は水稲と畑作物の土壌窒素吸収について比較した。またインキュベーションでの土壌全...
摘要 飼料作物の異常気象下での生態・生育反応を明らかにするため、熟期の異なる飼料用とうもろこし7品種を供試して播種期移動試験を行い、伸長期以降黄熟期までの1週間ごとの部位別重量及び葉面積を測定した。...
摘要 細部課題を設け、とうもろこしの生育・収量特性、ソルガムの生育・収量特性、ソルガムの出穂特性、ソルガム新品種の生育・収量特性、ギニアグラスの生育特性、ライコムギ遺伝資源特性、イタリアンライグラス...
摘要 飼料作物体中の微量要素含量の実態について、とくに長大型飼料作物を中心に解明する。8年度は、草地試験場圃場において栽培したソルガム、トウモロコシについてFe、Mn、Zn、Cu等13元素の濃度を測...
トウモロコシ北方斑点病菌の宿主特異性毒素産生遺伝子の検索・単離(134)
摘要 トウモロコシ北方斑点病菌レース3の産生する宿主特異性BZR毒素の産生遺伝子の検索と単離を行い、遺伝子を用いた診断法を確立する。環状ペプチドであるBZR毒素に特異的なcps遺伝子領域をコードする...
摘要 我が国の草地、農耕地には近年多くの外来の強害雑草が侵入し、拡散している。しかし、これら海外からの強害雑草は我が国に侵入してからの日が浅く、防除法は確立されていない。そこで、強害帰化雑草の天敵昆...
有機物還元容量増強のための飼料作物超多収乾物生産機構の解明と新作付体系の開発(105)
摘要 有機物還元容量増強のための周年多収栽培体系を開発するため、収量性の面から有望と考えられるとうもろこし(SH3980)、ソルガム(天高)及びギニアグラス(ナツカゼ)を供試し、スラリー施用及びマル...
摘要 有機態窒素(米ぬか由来)からの窒素吸収能力の高いイネ(陸稲)について、その吸収機構を解析するために、根圏におけるプロテアーゼ活性を測定し、無機化能との関係を検討した。プロテアーゼ活性測定の基質...
反芻家畜のエネルギー代謝に及ぼす供給栄養素構成とその消化・吸収部位の影響(76)
摘要 第一胃内における飼料の非構造性炭水化物の消化性がエネルギーの利用性に及ぼす影響について全粒トウモロコシ、蒸煮圧片トウモロコシ、全粒大麦、蒸煮圧片大麦を第一胃フィステル装着ホルスタイン種乾乳牛4...
摘要 配合飼料原料であるトウモロコシ、大豆、フスマの総繊維消化速度定数は、トウモロコシが-0.009、大豆が-0.081、フスマが-0.023であった。消化残渣中の構成糖の比較では、グルコース、キシ...
養鶏における飼料構造等生産様式及び生産物の流通構造に関するファクト情報の収集と解析
摘要 ブロイラーと鶏卵は価格変動の激しい畜産物である。ブロイラーと鶏卵の価格変動による経営へのインパクトは大きく、経営不安定化の要因の一つとなっている。また、ブロイラーと採卵鶏経営において、生産費に...
摘要 張り芝と抑草剤の利用による畦畔除草回数の削減が試みられた。ハルガヤを主体とする畦畔では、水稲移植前の草刈り後10~14日目のビスピリバック液剤の30~50ml/a処理により、畦畔が裸地化すること...
摘要 海外でトウモロコシ等の害虫として知られるオオタバコガが1994年以降日本で多発生している。この時我が国ではそれまで加害記録のなかったいくつかの作物での発生も確認された。オオタバコガは移動性の強...
摘要 とうもろこしの主要害虫アワノメイガを天敵を用いて防除するために、3年につくばで土着天敵アワノメイガタマゴバチを発見し、ヨトウガ卵を用いた大量増殖法を開発した。7年までの防除効果試験の結果、アワ...
草種・品種レベルにおける多湿ストレス適応機構の解明(114)
摘要 草種・品種間の多湿ストレス適応機構の違い及び耐性の序列を明らかにするため、とうもろこし及びアルファルファの湛水耐性等について並びに湛水処理が飼料作物根の性状等に及ぼす影響等について検討した。と...
摘要 キジバトについて個体数や行動、利用環境の季節変化を解明するために農林団地とその周辺に3ルート、総延長10.5kmの調査コースを設定し、1993年6月から各ルートで毎月1回ラインセンサス調査を行...
摘要 トウモロコシーハクサイ作付け体系下において、テンシオメーターとポーラスカップを用いて肥料成分溶脱量のモニタリングと圃場からの持ち出し窒素量の調査をした。深さ1mの土壌溶液中全窒素濃度は、試験開...
摘要 7年度(1995年)は、養分吸収サブモデルの開発に必要な根の生育・分布モデルの各種土壌への適用を検討した。トウモロコシの根重の地上部重による推定を試みた。地上部重が小さい時のR2値はそれぞれ0...
摘要 畑地における有機物施用が畑土壌の生物性やそれと密接に関係する作物の根系発達に対する効果に関する研究の発展が強く望まれている。7年度は淡色黒ボク土、灰色低地土にトウモロコシを栽培し、根の周辺の土...
摘要 土壌の微生物的な健全性を診断する手法を開発するため、堆肥 (0~8 t/10 a) 26年間連用圃場(淡色黒ボク土)で、非根圏土壌の蛍光性シュードモナス属細菌数とトウモロコシ根圏の微生物相を調...