摘要 気候変動に対処し、持続的な農林水産業と適切な資源管理を両立するため、以下の取組を行った。 カンボジアにおいて広域水管理調査地を決定し、温室効果ガス排出等の観測準備を進めた。また、ベトナム国...
摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
農作物等における放射性物質の移行動態の解明と移行制御技術の開発
摘要 農作物等における放射性物質の移行要因の解明と移行低減技術の開発に関しては、a)放射性セシウムの玄米への移行係数は経年的に低下 傾向にあるが、その程度は小さくなる傾向があることを明らかにした。また...
セルロース系バイオマス資源作物の作出と低コスト生産技術の開発
摘要 バイオ燃料変換技術に対応したセルロース系バイオマス資源作物の選抜や改良に関して、エリアンサス及びススキ類の改良では、a)西南暖地では結実しない機械収穫適性に優れた超多収性のエリアンサス晩生系統「...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)とうもろこしでは耐湿性に関わる通気組織形成のQTL領域に合計36個のマーカーを開発し、詳細な連鎖地図を作成した。ライグラス類ではこれまで同定した冠さび病抵抗性遺伝子を「はたあおば」に戻し交配し...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 1)トマト褐色根腐病の病害発生程度の異なる病害発生土壌と非発生土壌の微生物多様性について細菌、放線菌、糸状菌を対象にeDNA法を用いて解析し、非発生土壌特有の糸状菌を見出し、土壌中から単離するとと...
摘要 中期計画で目標としている耐性遺伝子の単離、解析、及び広範な遺伝資源からの耐性系統の選抜、耐性に関連するDNA マーカーの獲得について、成果があがっている。(1) 「ストレス耐性機構」プロジェクト(【プ...
摘要 i)高消化性のトウモロコシ育成系統「北交65号」は、耐倒伏性に優れ、病害抵抗性は実用的な水準にあった。育成地での茎葉中の高消化性分画(OCC+Oa)含量及びホールクロップの推定TDN含量は、3か年平均でそれ...
シロイヌナズナ等における乾燥等の環境ストレス応答及び耐性の分子機構の解明
摘要 乾燥、低温などの環境ストレスに関する遺伝子の発現機構を明らかにするために、転写因子DREB, 及びAREBに制御される遺伝子群の発現解析を行った。これらの研究成果を基に、新たに、活性型AREB遺伝子、及びト...
摘要 ギニアグラス80系統、オーチャードグラス86系統、トウモロコシ42系統、ソルガム30系統の特性調査と一部の再増殖を行った。ドクムギとイタリアンライグラスの種間交雑・胚培養によって得られた個体のうち、4...
摘要 i)11年から16年までに採取・分析した茎葉試料約220点を用い、各消化性分画含量を精度良く推定できる近赤外分光計による検量線を選定した。作成した検量線を用い、16年の組合せ能力検定試験に供試したF1系統...
摘要 i)シバ、ギニアグラス、寒地型イネ科牧草、ベッチ類、トウモロコシ、ソルガム合わせて442系統の特性調査と一部の増殖を行った。ドクムギとイタリアンライグラスとの種間雑種について、F1とBC1世代を得た。ii...
摘要 沖縄県でシバ属遺伝資源67点を収集したほか、イネ科牧草及びアルファルファ計146点の特性調査、70点の増殖を行った。また、トウモロコシ・ソルガム72系統、の特性調査と、58系統の再増殖を行った。ライムギ...
摘要 オーチャードグラス、アルファルファ等115点の特性調査とともに、うち24点の増殖を行った。ソルガム等172点について1次特性調査と増殖を行った。隠岐島や沖縄からシバ属92点を導入し、ギニアグラス91点とと...
摘要 bm3遺伝子を持つ系統と北海道の自殖系統を交配し、選抜と自殖を進めることにより17のbm3遺伝子導入自殖系統を育成した。これらを組み合わせて21のF1系統を育成し、通常のF1系統と比較した。bm3を持つF1系統...
稲等における乾燥等の環境ストレス耐性遺伝子組換え体の作出法の開発
摘要 シロイヌナズナのストレス応答転写因子DREB1及びDREB2の塩基配列を元に、DNAデータベースよりイネのDREB類似遺伝子の探索を行い、データベース探索により見出された、イネの類似遺伝子の全てについてクロー...
摘要 オーチャードグラスでは、ロシアの遺伝資源から選抜した極早生群の後代検定試験を行い、越冬性に優れ可溶性炭水化物含量が多く、収量が「ワセミドリ」比110以上を示す6栄養系を選抜した。ロシア遺伝資源を...
摘要 i)研究計画どおりソルガムとシバ属の探索導入を行った。ギニアグラスとシバ属等の特性評価は計画以上の点数を行った。オーチャードグラス、メドハギ、ケンタッキーブルーグラス及びジーンバンク保存トウモロ...
摘要 トウモロコシ遺伝資源の保存とデータベース化に資するため、80品種・系統を対象に1次特性の評価と種子増殖を行った。また、特異発生したさび病に対する抵抗性などの2次特性を九州・四国在来の83品種を供試...