寒冷地の大規模水田営農システムに導入可能な業務加工用露地野菜生産体系の確立
摘要 寒冷地水田営農に導入可能な露地野菜については、春まきタマネギの施肥基準、りん茎腐敗性病害の防除技術を確立するとともに、公設試と連携して東北全般に適用できる栽培マニュアルをまとめ、技術導入した現...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) 全粒種いもに適した種いも生産技術として、開発したジベレリン浸漬処理技術よりも省力的な施設貯蔵時の噴霧処理技術の開発に着手し、浸漬処理と...
摘要 目的:近年、野菜の食葉性鱗翅目害虫による被害が多発傾向にある。特に、これまで寒地では越冬しないとされ、本県では問題にならなかったハイマダラノメイガが、県内地域のコマツナやブロッコリーなどのアブ...
摘要 アブラナ科野菜に含まれる機能性成分グルコシノレートの10種類以上の標準物質を調製する方法を確立した。それにより、グルコシノレートをイオンペアHPLCで分析することが可能になった。
植物由来抗菌性物質を利用したストレプトマイセス属菌土壌病害の制御(270)
摘要 キョウチクトウ、キキョウ、キク、アブラナ、リンドウ、フウロソウ、イネ、アヤメ、シソ、マメ、ユリ、ラン、ボタン、キンポウゲ、バラ、アカネ、ミカン、マツブサ、ヒャクブ、セリ、ショウガ科の計40種類...
摘要 根こぶ病菌の防除対策の確立のために、罹病組織における菌の感染と増殖の様相を解析した。その結果、感受性品種と抵抗性品種間での菌増殖の違いを概略的に把握できた。新知見として、特に■皮層から中心柱組...
摘要 根こぶ病の罹病根組織における菌の感染と増殖の様相を、感受性と抵抗性品種について、樹脂包埋切片を染色、酵素抗体法および蛍光抗体法によって光学顕微鏡観察で調べた。感受性品種では、病徴の発現前に、皮...
アブラナ科野菜の品質形成および鮮度保持の生理化学的解明(25)
摘要 インドール系グルコシノレート(芥子油配糖体)についてだいこんの生育と抽だいに伴うグルコブラシシン含量(インドール酢酸の貯蔵形態)を分析し、茎部に多いことを明らかにした。また本物質のブロッコリー...
摘要 根こぶ病の発病機作を解明するための実験系を検討した。罹病性2品種と抵抗性3品種について根毛感染の様相を経時的に調べたところ、遊走子のうはいずれの品種も接種9日後までに第二次遊走子を放出しており...
摘要 根こぶ病菌の変形体を抗原として作製した標識抗体を用いて、酵素結合抗体法で感染根中の菌の増殖を調べた。罹病性品種では、菌の増殖は感染11~17日後から始まり日数の経過とともに増大した。一方、抵抗...
アブラナ科野菜の品質形成および鮮度保持の生理化学的解明(26)
摘要 キャベツに含まれるビタミンU(S-メチルメチオニン)は抗胃潰瘍性のある物質とされているのでアミノ酸分析計による定量方法を検討した。その結果、遊離アミノ酸の抽出法では室温下での80%エタノール抽...
摘要 根こぶ病菌(Plasmodiophora brassicae)の休眠胞子を抗原として作製したFITC標識抗体の特異性を、Polymyxa betae菌の休眠胞子及びPhytophthora i...
アブラナ科野菜の品質形成および鮮度保持の生理化学的解明(50)
摘要 ブロッコリーの花らいに含まれるGlucobrassicin(GB)の品種・部位による含量の差を露地でポリマルチ栽培して調べた。花らいに含まれる5種のグルコシノレートのうち、GBの含量が最高であ...
摘要 アブラナ科野菜根こぶ病は、北海道において道南地方を中心にキャベツ、はくさいなどに大きな被害を与えている。本病は、唯一の感染源である休眠胞子が環境耐性で感染源の減少が困難であることから生物的防除...
アブラナ科野菜の品質形成および鮮度保持の生理化学的解明(47)
摘要 アブラナ科野菜の品質で重要な化学成分の含量とその生合成および分解機構を解明するために、ブロッコリー2品種(緑嶺とシャスター)を6月下旬播種、育苗して8月上旬に定植した。平成4年度は前年の芥子油...
アブラナ科野菜の品質形成および鮮度保持の生理化学的解明(51)
摘要 ダイコン及びブロッコリ-の生育に伴うグルコシノレ-ト・パタ-ンの測定を行った。ダイコンについては抽苔性の異なる2品種のグルコブラシシン含量を比較測定した結果、抽苔が早く花茎の伸長がみられた品種...