熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 本年度は、春植栽培において節水栽培技術としての地中灌水の時期と量を確認し、液肥の施用時期と回数による生産性を明らかにした。4月から10月までの7ヶ月間、灌水と液肥を施用した結果、生育は2週間隔で施...
マンゴー、パパイヤ等熱帯果樹の物質生産・開花・食味等の特性評価及び高品質系統の大量増殖等に関する基盤技術の開発
摘要 パインアップルのアスコルビン酸簡易測定法を開発した。パパイヤについては食味に優れる2個体を選抜したので、今後品種登録を検討する。安定同位体を施用してパパイヤの分配特性を解析し、午前中の同化産物...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 密閉箱を連結して土壌酸素濃度の勾配を作出する装置を作製し、サトウキビの光合成は土壌酸素の減少に従って低下することを明らかにした。トマトのドリップ灌水によって灌水時刻と生育との関係を解析し、収量...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 サトウキビ栽培条件下で耕盤破砕区と非破砕区との比較を行った結果、耕盤が根の伸長、降雨の浸透、下層土貯留水の利用を抑制し、さらに下層土に伸長した根の機能の低下と回復の抑制、表層土の根の機能回復も...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発(751)
摘要 下層土貯留水の利用は溝底播種、耕盤破砕で増加したが、上層土水増加で抑制されたので、これら技術の利用と潅水が両立しにくい。パパイヤがトレンチ栽培に適した。夏にトレンチ内西側で生育促進される一因は...
摘要 パパイヤのシュート再分化系のホルモン条件比(α-ナフタレン酢酸μM /6-ベンジルアミノプリンμM)の検討:葉片のシュート再分化は,初代培地(20/20)で高い発生率を示した,2代目培地の条件で葉片からのシ...
摘要 パパイヤの葉水処理により、新しく生長した根は乾物重で24%増加した。一方、地上部の生長は促進しなかった。葉水処理により曇りがちな日に光合成速度を高めた。これは新根の吸水促進によるものと考えられた...
摘要 米国ハワイ州で生産されているパパイヤリングスポットウイルス(PRSV)HA株抵抗性の遺伝子組換えパパイヤ“55-1”と、組換えの宿主である“Sunset”について、残渣として出る種子が発芽した場合の環境安全性につ...
摘要 本研究室では熱帯・亜熱帯の諸地域から導入した多数の果樹を保存しているが、それら果樹の利用を促進し持続的高位安定生産技術を開発する必要がある。10年度はパパイヤの大量増殖の一環として発根条件の設...
摘要 タイのウリ科野菜からパパイヤ輪紋ウイルス(PRSV)とキュウリモザイクウイルス(CMV)が、トウガラシからCMVとチリベイナルモットルウイルス(CVMV)が最も高率に検出され、これらが最重要ウ...
熱帯果樹ウイルス性病害の生態解明と制御技術の開発(他の果樹等)(69)
摘要 石垣島で採取したパパイヤ分離株(No.56)および宮古島で採取した分離株(No.126)の同定と発生状況調査を行った。No.56はパパイヤおよびウリ科植物にのみ感染し、モモアカアブラムシにより...
摘要 タイ南部のパパイヤ生産地帯において、14圃場558個体のパパイヤにつき、病徴観察によるウイルス病発生状況調査を行った。その結果、パパイヤ輪点ウイルスP系統(PRSV-P)の典型的な病徴である、...
摘要 タイ各地から採集したウリ科作物の病葉590点のうち、約36%がパパイヤ輪紋(PRSV)、27%がキュウリモザイク(CMV)、13%がカボチャモザイク(WMV)、6%がズッキーニイエローモザイク...
熱帯果樹ウイルス性病害の生態解明と制御技術の開発(他の果樹等)(80)
摘要 沖縄県各島および鹿児島県奄美大島より採取したウイルス罹病様パパイヤ(101株)を温室内のパパイヤ10品種にカーボランダム法により汁液接種し、ウイルス株間およびパパイヤ品種間での反応差異を調べた...
摘要 タイの主要パパイヤ生産地帯におけるパパイヤリングスポットウイルス(PRV-P)による輪紋病の、発生状況調査、採集および血清学的性状の検討を行った。本病は中央タイおよび東北タイのいずれの地域でも...