沖縄県産業振興重点研究推進事業 うちなー作物の要素欠乏・過剰症診断技術の開発
摘要 目的:農業生産現場では、作物の要素欠乏・過剰症や病害等紛らわしい症状が多く、農業者や普及指導員等の指導者はその判断に苦慮している。そこで、各品目において簡易水耕栽培により人為的に生理障害を発生...
ブドウ優良品種選抜と栽培技術の確立 1 優良品種の特性調査(第4次)
摘要 (1)優良品種の特性調査 検討8品種について、果実品質調査および生育特性調査を行った。開花期の温度が平年より...
摘要 堆肥の充填・排出作業性を考量し、コンテナ内壁面に架橋ポリエチレン製パイプを設置していた発酵熱回収コンテナの改良を行った。配管が蛇腹状になっている銅製のフレキシブルパイプを堆肥中心部へコイル状に...
ブドウの「かすり症」発生抑制技術の確立 、1,発生要因の解明 、
摘要 (1) 現地圃場における発生実態の把握 、本年度のロザリオビアンコ現地圃場全体の発生率は23%であった。発生程度は軽微なものが多かった。とくに、9月中旬の収穫後半に発生が多くなった。また、かすり症は...
クリンカアッシュ利用によるジャーガル土壌の物理性改善技術の開発
摘要 i) ジャーガル土壌におけるクリンカアッシュの植穴施用が、不十分な砕土や灌水によるレタス苗の枯死率を35%から5%に低減することを明らかにした。また、クリンカアッシュ施用が各種作物の生育に及ぼす影響...
熱帯・亜熱帯島嶼の気象・土壌等に関わる生産不安定化要因の解明と節水栽培等対策技術の開発
摘要 サトウキビ栽培条件下で耕盤破砕区と非破砕区との比較を行った結果、耕盤が根の伸長、降雨の浸透、下層土貯留水の利用を抑制し、さらに下層土に伸長した根の機能の低下と回復の抑制、表層土の根の機能回復も...
摘要 目的:寒冷地大区画ほ場における水稲の省力化技術として、国で開発したロングマット水耕育苗・移植技術を基本とした省力化技術に関する研究をこれまで実施してきたが、低コストで効率的な育苗移植技術の開発...
摘要 目的:消費者の健康への関心が高まっている昨今、量販店等では独自に作物体の硝酸イオン濃度や糖度を測定して差別化する取り組みが始まっている。これまでホウレンソウについては、有機物施用、遮光、跡地土...
摘要 目的:本県の水田面積は8万9千ha(H12)で、基盤整備済み面積は約54千ha(整備率56%)、1ha以上の大区画面積は約5.4千ha(大区画整備率5.7%)であり、県中南部を中心として大区画ほ場が年々増加している。一...
摘要 リンゴの果汁製造過程での果汁褐変やカットリンゴにおける果肉褐変は製品の品質に与える影響がきわめて大きい。そこで、これらの褐変に関与する要因を明らかにし、褐変を制御する方法を開発しようとした。リ...
果実における酸化・還元成分の微量迅速測定法の確立とそれら成分の機能特性(304)
摘要 リンゴ果実では貯蔵あるいは加工によって、果肉および果汁が急激に褐変する。これら褐変の原因物質となるポリフェノール類の酸化反応を如何に制御するかは重要な課題となっている。このため褐変反応基質の動...
果実の細胞膜機能の調節による品質制御に関する基礎研究(322)
摘要 リンゴ樹を高窒素濃度で水耕栽培すると葉組織のポリフェノールオキシダーゼ(PPO)活性はやや低下したにすぎなかったが、果実では約27%にまで低下した。PPOは、リンゴ葉組織では約50%がサイトゾ...