カーネーション萎凋病等花き類の土壌伝染性病害の発生生態の解明
摘要 i)カーネーション萎凋病菌の新選択培地における野生株及び突然変異株の回収性能は菌株により高いものと低いものがあった。最近の主流となっている品種群は本病に対し抵抗性が弱い傾向があった。ii)13年の...
摘要 ペチュニアの覆輪花弁の白色部では、基部着色品種では有機酸が、先端着色品種ではフラボノイドが蓄積していて、基部着色品種では有機酸からフラボノイドへの代謝が、先端着色品種ではフラボノイドからアント...
摘要 トルコギキョウにおいて,高温前歴を異にする苗のロゼット化と開花反応に対する低温処理の影響を4品種で比較検討した。高温下(32±2℃)で栽培した時,ロゼット率はF1品種‘メロウローズ’で最も低く,固...
摘要 トルコギキョウの切り花において、柱頭から葯までの距離による受粉のしやすさが花持ちの品種間差に関与していることを明らかにした。ハナスベリヒユでは、花糸接触刺激により花の老化が著しく促進されること...
摘要 薬剤を利用した切り花の品質保持技術の開発を目的とする。バラ切り花において2-ヒドロキシ-3-イオネンクロライドポリマーの短期間処理は水分状態を改善することにより品質保持効果をもつことを明らかした。...
摘要 キクでは、夏季に電照で開花調節が可能な系統を効率よく選抜するため、夏の自然の温度と日長で栽培した場合において、指標として利用できる特性を検討した。その結果、自然条件で開花が早く、二次花房の形状...
摘要 キクでは夏季の開花特性を実生1年目で検定する方法を開発することを目的として、播種期の影響を調査した。栄養繁殖された2年目以降と同様な生育を、実生1年目で示す播種期は、3月以前であると推察された...
摘要 暖地では、高温環境が大きな成育阻害要因となっている。育種によって生態的特性を変化させ、環境に対する適応性を高めれば、低コスト・安定生産に寄与できる。宿根性切り花のキクやトルコギキョウ等を対象と...
摘要 クルメツツジとサツキの交雑において交雑不親和は存在せず、この交雑からサツキより開花期が早い、および開花が花芽直下からの萌芽より先行する個体を得た。わい性シュラブでありながら、挿し木発根性に優れ...
摘要 トルコギキョウの育苗が高温期となる作型での育苗方法を改善するため、高温及び低温条件が生育に及ぼす影響を検討した。品種‘メロウローズ’、‘あずまの波’を200穴セルトレイに播種し、0、7、14、21...
摘要 トルコギキョウにおいて主要な可溶性糖質であるボルネシトールの花弁中の濃度は開花にともないやや減少するが、花弁あたりの含量は増加することから、ボルネシトールが開花と関係していることを明らかにした...
摘要 交雑親和性が極めて低いとされるが、ミツバツツジ節の‘サクラツツジ’を種子親にし、ヤマツツジ節の‘黒龍、若楓、呉服、新常夏、新宮城野、白妙’の交配、‘ヒュウガミツバ’ב黒龍’の交配、ヤマツツジ節の‘若楓...
キク及びトルコギキョウにおける発育相の転換と内生生理活性物質との関わりに関する研究
摘要 通常頂花から基部に向かって開花するスプレーギクで、開花順序が逆転する形質を育種上利用しようとする試みがなされている。そこで、感光相からロゼット相への発育相の転換が想定されるキクの開花順序の逆転...
摘要 ヤマツツジ節の園芸品種ヒラドツツジ‘天祥’とミツバツツジ節野生種のRhododendron tashiroiの交雑から得られた節間雑種の花粉退化の要因はタペート細胞および葯壁との養分競合と推定さ...
キク及びトルコギキョウ等における発育相の転換と内生生理活性物質との関わりに関する研究
摘要 スプレーギクは通常は頂花から基部に向かって開花していくが、時として開花順序が逆転する現象がみられる。このような現象は生産上好ましくない形質であると考えられてきたが、近年、このような性質を積極的...
農業有用遺伝子(ウイルス抵抗性付与遺伝子)のクローニング・構造解析(33)
摘要 キュウリモザイクウイルス(CMV)抵抗性付与遺伝子として、サテライトRNA(satRNA)のcDNA及び外被タンパク質(CP)遺伝子を単離して植物発現用ベクターへ組み込んで外来遺伝子としての利...
栄養繁殖性作物の突然変異セクターの拡大と利用法の開発(230)
摘要 トルコギキョウの放射線育種法を開発するために、3品種を対象に緩照射と培養法を適用し、小輪を目的形質として変異誘発効率を比較した。幼苗に90日間1日当たり0.25~1.5Gyの照射を行なったとこ...
花きにおけるアグロバクテリウムによる形質転換技術の開発(70)
摘要 夏秋ギク150品種を供試し、茎切片からの不定芽形成能を比較検討した結果、不定芽形成率が高く、しかも正常に不定芽が伸長する品種として‘しなの光’など6品種をスクリーニングできた。また、トルコギキョ...
摘要 フジナデシコから採集したウイルスはカ-ネ-ションベインモットルウイルス(CVMV)と同定した。CVMVを接種したカ-ネ-ション、セキチク、ナデシコではモザイク、花の色割れ症状が現われた。抗血清...