摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
摘要 アフリカにおける食料と栄養の安全保障促進に資するため、アフリカの食料問題解決のためのイネ、畑作物等の安定生産技術の開発に係る課題については中長期計画において【重要度:高】と位置づけ、研究資源を...
2.熱帯等の不安定環境下における農作物等の生産性向上・安定生産技術の開発
摘要 陸稲品種NERICA1等の現地普及品種へ、窒素吸収促進遺伝子(qRL6.1)の交配での導入を進めた。NERICA1にqRL6.1を導入 した系統では、つくばの畑地条件で親品種と出穂日に大きな差はなく、地上部乾物重、穂の...
摘要 1.イネ品種の多様性解析並びに遺伝子マッピングに利用できるコアSNPセット(世界の品種用及び日本の品種用各768種類)を作製した。2.作製中の8種類の染色体断片置換系統群について最終系統となる候補個...
(3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 ・ 新たな判別品種群(日本型イネ品種麗江新団黒谷(LTH:11種の抵抗性遺伝子)およびインド型品種CO39準同質遺伝子系統群(14種の抵抗性遺伝子)を育成した。・ インドネシア、ベトナム、中国、ラオス、フィ...
摘要 1.多様な世界の品種に利用可能なSNPを2,935種類同定した。日本型品種については、異なる品種の解析から染色体上の偏りの少ない新規SNPを検出し、総計3,019種類のSNPを同定した。2.コシヒカリ/はやまさり...
(3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 ・ 日本、中国、フィリピン、ラオス、ベトナム、インドネシア等の温帯から熱帯に至るいもち病菌レースの多様性を明らかにし、菌レースがイネの栽培生態型や地理的差異によって異なる分布をすることを明らか...
(3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 ネットワーク参加国の中国、フィリピン、ベトナム、インドネシアでこれまでに合計3,000点以上のいもち病菌系の収集を行い、一部の参加国の菌系についてはJIRCASで保存を開始した。各国で少なくとも70菌系以...
摘要 1.次世代シークエンサーによるコシヒカリのゲノム配列解析を行い、日本晴の約80%に相当するゲノム領域の塩基配列を明らかにした。また日本晴とコシヒカリの間で約67,000個のSNPを抽出した。2.染色体断片...
摘要 国際イネ研究所の連絡試験に参画し、耐冷性については初期耐冷性を検討し、さらに、いもち病抵抗性については既知の穂いもち圃場抵抗性遺伝子Pb1と対照させながら、これらの形質についての新規有用遺伝資源...
摘要 1.近縁野生種を含む150種類の多様なイネ品種・系統について、1,548箇所の塩基配列データを得た。また検出されたSNP情報の公開用データベースのプロトタイプを作成した。2.コシヒカリ/NonaBokraのCSSLs及...
3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 イネいもち病、ダイズさび病について、それぞれの対象地域で現地の研究機関との共同研究体制を構築し、抵抗性同定システムの開発及び抵抗性遺伝資源の選抜を実施中である。(1) 「イネ安定生産」プロジェクト...
3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 1) イネ安定生産:(i) 「イネいもち病抵抗性判別品種を利用した東南アジアいもち研究ネットワーク」の立ち上げを目的としたワークショップを開催し、研究計画、共同研究契約について参画研究機関の合意を得...
摘要 イネとの相互作用に係わるいもち病菌遺伝子群の多様性・機能とネットワークを解析するため、3,072個からなる胞子・菌糸の完全長均一化ライブラリーを作製し、それらを用いたマイクロアレイを作製した。非病...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 24 種の抵抗性遺伝子を対象としたイネいもち病菌レース判別システムを構築するため4種の遺伝的背景をもつ判別品種シリーズを開発した。また、いもち病のレースの動態変化と抵抗性の崩壊過程をシミュレーシ...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 アフリカ稲の生育初期の多分げつ性に注目し、戻し交配組換え自殖系統群の移植後12日と27日の分げつ数を調査する一方で、全ゲノムを対象に両親間での多型を調査し、供試546マーカー中、213マーカーが両親間で...
中国等の稲の遺伝資源のイモチ病抵抗性及び多収性等の評価と育種素材の育成
摘要 24の違ったいもち病抵抗性遺伝子をもつ判別品種群を準同質遺伝子系統として作出した。これらの系統の抵抗性反応、さらに詳細な農業形質の調査を行った。これら判別系統は各いもちの発病地でのレース判定に有...
摘要 10年度までにPik-m以外にもう1つの真性抵抗性遺伝子を有すると推定された「は系香737」について、別のいもち病菌を用いて幼苗検定を行った。コシヒカリ*2/は系香737のBC1F2系統に対して複数のいも...
摘要 新たないもち病抵抗性遺伝子を有すると推定される「は系香737」及び「越南108号」を供試した。「は系香737」は2個の真性抵抗性遺伝子を有し,そのうちの1個はPik-mであると推定された。は系香7...