摘要 目的:本県の主要な栗産地は、いずれも古くからクリの栽培されている産地であり、樹齢の古い園が多く、反収が低いため生産量が低下している。これに対し、産地ではカットバックや改植による園地の若返りに取...
果樹・茶の画期的新品種の開発 、4)DNAマーカーおよび早期開花結実技術を活用した早生赤ナシ品種の育成
摘要 目的:成熟期が「幸水」よりも早く、食味の優れる早生赤ナシ品種を育成する。 、成果:7交配組み合わせから得られた実生について、早熟性、赤ナシ関連のDNAマーカー選抜を行い、732個体をほ場に定植すると...
ナシ優良早生品種の盆前出荷技術の確立1 早期品種更新技術の確立
摘要 環状剥皮処理による更新品種の新梢伸長促進効果を検討した。供試樹は露地網掛け栽培10年生‘幸水’を用いた。更新品種は、‘なつしずく’とし、高接ぎ位置は主枝基部側面とした。接ぎ木方法は剥ぎ接ぎの1芽腹接...
ナシ優良早生品種の盆前出荷技術の確立2 高品質果実早期出荷技術の確立
摘要 鳥取大学で育成された早生有望新品種‘早優利’の高接ぎ後の生育特性を明らかにし、早期の品種更新が可能であるか検討した。高接ぎ方法は、主枝へは剥ぎ接ぎの1芽腹接ぎ、予備枝へは1芽合わせ接ぎとし、旧品...
摘要 目的:イオンビーム照射によりウメの変異育種を行う。 ・照射個体の特性調査 ウメ緑枝にイオンビームを照射し、高接ぎした個体を新たに200個作成した。 ・突然変異のキメラ性の解消方法の検討 イオンビーム...
摘要 当センターが開発した'あまつづみ'について,産地での試作園において栽培管理状況,園地条件を調査し,裂果の発生に影響のある要因を検討した。試作樹は,樹齢,改植,高接ぎ,摘果時期にかかわらず,2~3...
接ぎ木技術を用いた効率的な育種手法の確立 (1)モモ (2)スモモ (3)オウトウ
摘要 (1)育種年限の短縮:平成19年度交雑実生では、緑枝接ぎ樹は自根樹とほぼ同等の生育を示した(11月)。平成20年度交雑実生では、緑枝接ぎ樹は自根樹より生育が旺盛で、来年の花芽の着生状況も勝っていた。平成1...
新規接ぎ木法による地域条件に適応したトマト土壌病害防除技術の開発
摘要 ○目的:品種抵抗性の強化として、トマトの「高接ぎ木栽培」を主体に、安心して処理できる土壌消毒等の予防的措置を組み合わせて青枯病の総合防除技術を開発する。 ○成果等:高接ぎ木技術等による青枯病の発...
新規接ぎ木法による地域条件に適応したトマト土壌病害総合防除技術の開発
摘要 目的:トマト青枯病などの防除対策として、(1)従来の接ぎ木と比較して発病 遅延が期待される「高接ぎ」、(2)トマト台木品種より高度な抵抗性を有するナス台木品種を使用した「ナス台木トマト」など新...
3 果樹の高品質安定生産技術の確立 3)優良品種の選定 (1) 系統適応性検定試験 (1) ナシ第7回系統適応性検定試験
摘要 目的:(独)果樹研究所育成のナシ系統について本県における適応性を明らかにする。 成果:各系統とも結実は高接ぎ樹のみ。筑波54号は収穫期が8月上旬、筑波55号は8月中下旬、筑波56、57号は9月中旬、筑波58...
摘要 播種後実生の生育促進効果について、追肥が最も効果的であることが明らかとなった。また、樹齢の進んだ台木に高接ぎして垂直方向に接ぎ穂からの新梢を伸長させることにより、生育が促進されることが確認で...
4 環境に配慮した農業生産技術の開発(2)安全で環境にやさしい農産物生産技術の確立(1)病害虫の発生生態の解明及び防除技術の確立エ.トマト青枯病に対する新たな防除体系の確立
摘要 目的:各種青枯病耐病性品種への高接ぎ法による耐病性を検討する。 成果:トマト青枯病耐病性品種での接ぎ木位置の違いによる耐病性の検討を行った結果、防除に有効な接ぎ木位置、台木品種を明らかにした。
トマト難診断・難防除病害虫の分子生物学的診断法と防除技術の開発
摘要 目的:近年被害が増加しているトマトかいよう病、青枯病、茎えそ細菌病等について、土壌還元消毒や抵抗性台木等の防除効果を検討し、総合的な防除体系を確立する。また、迅速な診断ができる簡易診断法を確立...
りんご早生有望品種‘ファ-ストレディ’の早期成園化と安定生産技術の確立
摘要 早期成園化技術では、高接ぎ5年樹で樹勢が落ち着き、1樹当たりの収量は100kg程度であった。生理落果は5月下旬から6月上旬頃に発生し、幼果期の中心果が小さい弱い果そうほど多く落果した。果実品質か...
4 地球温暖化に対応した農作物の安定生産技術の開発 2)りんごの暖地系着色優良品種の探索 (3) 放射線を利用した‘あおり21’の優良着色変異系統の作出
摘要 目的:貯蔵性に優れた新品種の‘あおり21’は、温暖化に伴い着色不良が懸念されることから放射線を利用して着色の優れた突然変異系統を作出する。成果:‘あおり21’の穂木に放射線を照射し、2,197本の穂木を高...
抵抗性台木への高接ぎによるトマト青枯病の耕種的防除対策の強化
摘要 抵抗性台木への高接ぎ木による青枯病発病抑制効果及び穂木品種への影響を明らかにし、青枯病防除対策を強化する。
新規接ぎ木法による地域条件に適応したトマト土壌病害総合防除技術の開発
摘要 (1)高接ぎ木トマトの接ぎ木前育苗において105穴のセルトレイを用いることで目的の苗姿に比較的早く達する傾向がみられた。また接ぎ木後育苗の検討においては、セル苗や他地域の農場での育苗も可能である...
生活習慣病予防機能性成分に特化したキメラかんきつ産地の定着化
摘要 (1)キメラ品種の実用商品化に資する特性発現および安定性に関する初めてのデータが蓄積された。(2)高接ぎした‘エクリーク65’における樹体生長については、既存品種と同様な樹冠拡大が可能で、高接ぎ...
摘要 1)ゲノム情報を用いて作出した弱毒ウイルスによるウイルス病防除では、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)弱毒株(L3-163株)は、5品種のピーマン・トウガラシ類で葉の退緑斑紋等が若干観察される...
摘要 目的:(独)果樹研究所育成系統の地域適応性を検討する。他県が育成した日本ナシ品種の地域適応性を検討する。温暖化による既導入品種の適応性の変化を評価する。側枝基部の発育新梢を摘心し短果枝花芽を着生...