摘要 ワタアブラムシ抵抗性メロンの育成を昭和58年度から進めてきた。これまでに、ネットメロンについては‘久留米5号’を育成し、これをワタアブラムシ・うどんこ病抵抗性中間母本として農林登録し、現在種苗登...
摘要 うどんこ病抵抗性育種の効率的推進を図るため、異なった場所で採取した5菌株の9属20種52品種のウリ科植物に対する寄生スペクトルの違いについて検討した。スイカから採取した菌株は他の菌株より寄主範...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発
摘要 現在の促成栽培の主力品種である「女峰」、「とよのか」は品質・収量面で優れるものの、耐病性の点では大きな欠点を抱えており、高品質かつ強度複合病害抵抗性品種の育成が望まれている。そこで本研究では主...
摘要 純寄生菌であるウリ科野菜のうどんこ病菌の簡易な長期保存法をカボチャ菌について検討した。病原菌の活性は、ガラスびん内で準無菌的に育成したキュウリ苗に接種し、その発病を調べることによって検定した。...
摘要 暖地向き並びに南西諸島向き桑品種の育成のための利用を目的として、保存栽培中の74品種116系統を対象に特性調査を行い、結果、第1次特性では枝条が長い、条長径比が小さく枝が細い、枝条数が多い、節...
摘要 リンゴは来歴不明や両親不明の品種が多く、しかも遺伝的にヘテロであるため、諸形質の遺伝関係の解明には困難を伴うが、育種能率を向上させるためにはこの解明が不可欠である。本試験ではウドンコ病抵抗性の...
摘要 九州農試コムギ圃場(西合志)の農林4号(うどんこ病抵抗性弱)から7種のレース(レース13、10、5、19、3、2及び1)と既往のレースには含まれないレースが1種分離された。ミナミノコムギ(強)...
摘要 アカクローバは3年間の試験が終了した。4倍体3品種は3年目とくに低収となった。2倍体2品種は標準品種と同等であった。検定品種の「SB-R-8603」のうどんこ病罹病程度が少なかった。オーチャー...
摘要 育種関係3研究室および品質関係1研究室が小麦・大麦の特性調査と増殖を担当した。麦品質研では、小・大麦品種について中国・韓国等の新規導入52品種の一次特性調査および中国品種を中心とした947品種...
摘要 うどんこ病抵抗性メロン市販F1品種に近年うどんこ病が発生するようになった。そこで、それら品種の育成に用いられてきた当場育成の‘久留米2号’、中間母本‘農1号’、同‘農2号’と、これらの育種素材となっ...
摘要 本病原菌の寄主範囲を7科14属について検討したところ、原宿主であるキク科のレタスのみに病原性が認められた。他の供試植物では発病しなかった。なお、本病はこれまで場内のみで発生が確認されていた病害...
摘要 南東北に適する早生、良質、多収品種を育成するために、早生、多収、うどんこ病抵抗性のフクホコムギに東北農試育成高品質系統の5品種・系統を交配した。低アミロースの関東107、113号に東北農試育成...
摘要 ワタアブラムシ抵抗性F1系統24点、両親系統11点及び市販品種7点を供試して半促成作型での適応性を検定し、糖度も高く、ネットの密度、盛り上がりも市販品種と同等の試交系統6系統を選抜した。メロン...
摘要 在来種を中心に110品種・系統について約30形質の一次特性を調査した。供試した品種の多くは長稈晩生であったが、農林61号並の成熟期、稈長の品種・系統もあった。赤かび病、うどんこ病には比較的強い...
摘要 標準・参考7、検定材料14、計21を供試した。ウドンコ病とハダニ類の発生が多く、試験精度は例年より低下した。「北海58号」は対象「モノエ-ス・S」より多収、低糖で糖量は多かったが、糖分以外の全...
摘要 導入した外国品種62について冬枯れ、出穂始など特性調査を行った。選抜個体129と選抜栄養系192について特性調査を継続した。北育36号第2世代から優良な25個体を選抜し、隔離交配室で切穂水耕法...
関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(265)
摘要 森林総合研究所多摩森林科学園においてサクラの病害調査を行った.3年度発生が確認された病害は,子のう菌による病害ではてんぐ巣病,幼果菌核病,うどんこ病,穿孔褐斑病,胴枯病,担子菌によるものではな...
摘要 在来桑品種の遺伝的特性を調査するとともに、優良野生桑を探索収集し、特性調査を行った。1)昭和58~平成3年に調査の対象とした品種数は、ロソウ系75品種、カラヤマグワ系34品種、ヤマグワ系58品...
摘要 赤かび病抵抗性系統を育成するため蘇麦3号×アサカゼ小麦の雑種F9世代から選抜された4系統のうち赤かび系PL-33は倒伏に弱かったがPL-106は倒伏が少なかった。PL-106の粒着は疎であるが...
摘要 福岡,佐賀,大分,鹿児島県から採取したコムギうどんこ病菌11菌株は4種のレ-ス(レ-ス2,レ-ス10,レ-ス12,レ-ス13)に類別された。病原性範囲の最も狭いレ-ス2と広いレ-ス13を208...