摘要 極早生~早生の5系統(那系21~25号)の系統適応性検定試験及び特性検定試験が終了し、この内極早生でうどんこ病抵抗性と黒さび病抵抗性に優れる那系24号を農林登録候補系統として申請した。なお、平...
摘要 温暖地の草地に適応して、耐病・品質・収量性が優れ、不良環境においても安定した生産をあげる新品種を育成する。極早生・早生では黒さび病・うどんこ病についても一定の抵抗性レベルをもつ新系統の那系24...
摘要 桑品種「一ノ瀬」(4裂葉)の周縁キメラ状芽状変異から不定芽を誘導して得た20個体の形態を調査したところ、19個体は原品種の「一ノ瀬」に復帰し、1個体は全縁葉を展開し、この芽状変異は4裂葉性の細...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発(110)
摘要 炭そ病では、葉柄接種及び噴霧接種による抵抗性検定により、育成系統「D8-2」と導入品種「Pegasus」が、「Dover」や「宝交早生」より高い侵入及び拡大抵抗性を有すると判断された。うどんこ...
摘要 育種関係3研究室および品質関係1研究室が小麦・大麦の特性調査と増殖を担当した。麦品質研では中央アジアで探索収集した在来種および近縁野生種136点、中国から導入した46点の一次特性および一部品質...
摘要 牧草類ではコスト及び安全性の面から農薬の使用が大きく制限され、耐病性の付与は極めて重要である。しかしながら、従来の交配育種法での耐病性向上には多大な労力と時間を要しており、分子・細胞育種による...
摘要 組換えDNA技術を用いた病害抵抗性植物の作出の報告は既に数例あるが、その多くはウイルスの外被タンパク質遺伝子の導入による耐ウイルス病抵抗性植物である。一方、現在までにわが国で発生が認められてい...
遠縁雑種形成における障害機構の解明と制御手法の開発(177)
摘要 メロン属は24種からなり、有用な育種素材となりえる野生種が含まれるが、栽培メロンとの交雑親和性が著しく低い。そこで、交雑親和性を再検討するため、病害抵抗性を持つ2種の野生種(C.angria、...
摘要 平成4年秋季の生育は順調、根雪期間は120日で平年より 5日短く冬枯れの発生は平年並みであった。翌5年の生育期間は全般に低温であったため出穂、成熟が遅れたが、収穫期の降雨は少なく粒の肥大も良く...
摘要 北海道の小麦は省力作物或いは輪作作物として不可欠であるとともに、その生産量が全国の過半を占めることから実需者の道産麦に対する関心も高い。北海道における小麦栽培を今後も維持・発展させるためにはそ...
摘要 5年8月から9月にかけて上海市の9地点で、果菜類(キュウリ、ピーマン及びイチゴ)の病害の発生実態を調査した。キュウリでは褐斑病の発生が多く、病原菌(Corynespora cassiicola...
摘要 イチゴとコムギうどんこ病を研究対象にした。いちご葉におけるうどんこ病菌の動態を観察する染色方法を開発した。本菌は自然光下で胞子発芽、付着器形成が最も良かったが、光条件を変えると付着器形成は阻害...
摘要 新たに5品種、3系統について葉、枝など形態的な第一次特性(49項目)を、耐病性など第二次特性(13項目)は前年度分と合わせて24点を、第三次特性の収量は前年度分と合わせて13点を調査した。その...
摘要 全国統一調査基準により、外国品種100品種の特性を調査した。調査項目は1次必須9項目、1次選択5項目、2次必須4項目、2次選択1項目、3次必須1項目の合計20項目である。今回供試した品種は、晩...
摘要 育種関係3研究室および品質関係1研究室が小麦・大麦の特性調査と増殖を担当した。麦品質研ではドイツから新規導入した303品種の一次特性調査と品質特性調査を、麦育種法研では大・小麦各325品種のう...
摘要 機械化栽培に適した早熟性品種の育成を目標として、17組合せの交配を実施した。早熟性遺伝子源として主に関東皮系統、うどんこ病抵抗性系統を用いた。F1の8組合せとF2の28組合せの全てを次代に送っ...
摘要 耐病性、高嗜好性、高越夏性新系統育成のため交配採種と定植を行った。雲形病抵抗性中生系統Sc-23から4年幼苗接種選抜によって得た抵抗性個体を種子親として、極早生の那系21~24号と交配を行って...
摘要 桑品種「しんいちのせ」など11品種・系統の冬芽を生長調節物質を添加したMS培地で暗培養し、得られた雄花穂を細断して同様な培地で16時間照明下で培養したところ植物体が得られたが、植物体の出現およ...
摘要 メロン21品種・系統、マクワウリ及びシロウリ16品種・系統を供試し、特性調査及び種子増殖を行った。さらに当研究室で保存中の21品種・系統の種子増殖を行った。供試したメロンには草姿、着花性、果実...
イチゴ近縁野生種の育種素材化のための有用形質の検索と遺伝解析
摘要 栽培イチゴは8倍体であり、遺伝的にもヘテロ性が強く有用形質について十分な遺伝解析が行われていない。そこで本研究では栽培イチゴの育種に役立てるため、F.vescaをはじめとする2倍性近縁野生種に...