摘要 DNA多型を利用して野菜における諸形質の遺伝を解析し、育種に応用する。ナスについては青枯病抵抗性遺伝子座、単為結果性を支配する遺伝子座の、トマトについては青枯病抵抗性遺伝子座の解析をめざす。ハ...
摘要 二次特性としての葉いもち圃場抵抗性を、海外から遺伝資源として導入された315品種及び産地が異なる国内の旧品種85品種について、畑晩播法により検定した。外国産品種の大部分は、発病しないか極わずかの発...
“gene-for-gene理論””による小麦赤さび病菌レース判別法の確立
摘要 東北地域は小麦赤さび病の多発地帯で、小麦栽培の安定生産上大きな問題になっている。また、最近、抵抗性品種の罹病化が起きており、新たなレースの分化が懸念されている。そこで、本研究においては、まず東...
イネ品種生態型の差異によるトビイロウンカ抵抗性遺伝子発現力変動に関する分子生物学的解析
摘要 "コシヒカリ/IR28のF3系統に関するRFLP分析からトビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph1は第12染色体上でRFLPマーカーXN248と10.9cMで連鎖していることを明らかにした。本課題につ...
摘要 緑色器官特異的発現プロモーターであるトマトrbcSプロモーターに除草剤ビアラホス抵抗性遺伝子barをつなげ、さらにバレイショ塊茎特異的発現プロモーターであるパタチンのプロモーターにダイズタンパ...
摘要 "果樹栽培においては、樹勢調節や不良環境適応性、病害虫抵抗性の向上を目的として台木を使用し、通常食用となる果実は台木に接がれた穂品種から生産されることから、組換え体を台木として利用する場合は、...
グルカナーゼ遺伝子導入によるリンゴの菌類病抵抗性育種素材の開発(107)
摘要 リンゴの育種においては、これまで主として交雑育種法によって果実形質の改善と病害抵抗性を含む樹体形質の改善を図ってきた。病害抵抗性の強化に関しては、野性種からの抵抗性遺伝子の導入等によって数種の...
遺伝子解析およびその効果的研究技術の開発(1)in situハイブリッド法を用いたイネの染色体地図の作成技術の開発(28)
摘要 分子マーカーである酵母人工染色体(YAC)を用いたFISH法によってイネ染色体上にDNAプローブをマッピングする方法を開発し、イネ染色体地図作成を効率的に行う技術を開発することを目的とした。イ...
摘要 7年度は、抵抗性遺伝子の推定・分析に必要ないもち病菌の標準菌系を選定し、菌系別の反応からIR品種の類別とその遺伝子を推定し、一部品種の遺伝子分析を実施した。約150のIRRIの菌系について判別...
摘要 DNAマーカーといもち病および白葉枯病抵抗性遺伝子との連鎖関係を明らかにすることを目的として、東北IL3号/CO39のF3系統を利用していもち病抵抗性を検定した結果、抵抗性ホモおよびヘテロ系統...
摘要 "野生種の病害虫抵抗性を実用品種に導入する方法を開発することを目的として、異種ゲノム(O.officinalis)と栽培種の4倍体との交雑から得られた後代系統についてトビイロウンカ抵抗性の検定...
摘要 "水稲においては、縞葉枯病ウイルスの外被蛋白遺伝子を導入した組換え体1号が育成され、安全性の評価が完了している。その抵抗性は、従来の抵抗性遺伝子由来のものに比べ、必ずしも高くないが圃場では充分...
摘要 ハクサイやキャベツの根こぶ病抵抗性(CR)品種がり病化しつつあるが、CR品種を侵す菌に対しても抵抗性素材のカブは抵抗性を示す。そこで病原性の異なる根こぶ病菌に対する、抵抗性カブ‘Siloga’と...
摘要 茶の重要病害の一つである輪斑病について抵抗性の遺伝解析を行った。チャの輪斑病抵抗性は独立した2つの作用が異なる優性な抵抗性遺伝子Pl1とPl2によって支配されていることを明らかにした。そしてP...
摘要 DNAマーカーについての知見を蓄積し、それらを利用した効率的な野菜の育種法を開発する。ハクサイ類根こぶ病抵抗性遺伝子に連鎖するDNAマーカー検索のため、241種類のプライマーを用いて調査したと...
摘要 温暖地・暖地向けの高品質・高収量裸麦品種を育成するため、稈の中折れ耐性の向上と新しい縞萎縮病抵抗性遺伝子の導入を主要育種目標として交配、F1養成及び初期世代の養成・選抜を行った。生産力検定予備...
エレクトロポレーションおよびアグロバクテリウムによる遺伝子導入(32)
摘要 アグロバクテリウムによるナタネの形質転換法の確立をはかった。ハイグロマイシン抵抗性遺伝子およびGUS遺伝子からなるバイナリーベクターを保持するアグロバクテリウム感染のための植物組織として、下胚...
摘要 ダイズ落葉病抵抗性育種素材の開発を行う目的で、抵抗性の遺伝資源の探索と抵抗性母材の育成を行った。抵抗性遺伝資源の探索試験では、4か年間で1208品種の検索を行い、小坂在来、小坂在来(黒臍)、小...
摘要 本研究は大豆落葉病抵抗性検討法を確立するとともに抵抗性遺伝子源を広くスクリーニングし、抵抗性育種素材を開発することを目的に実施した。採種可能な抵抗性検定方法を検討した結果、茎を割らずに葉柄基部...
摘要 近年根こぶ病抵抗性品種(CR品種)がり病化する事例が増加しており、CR品種を侵す根こぶ病菌を用いた抵抗性育種も始められている。しかしこの新抵抗性品種も侵される事例が認められており、現状の育種方...