葉根菜類における間引き作業とトンネル被覆資材の展張・換気作業に省力化技術の開発
摘要 目的:葉根菜類の管理作業の省力化技術として、ニンジンとダイコンの間引き作業機を開発する。また、レタスやハクサイのトンネル栽培におけるトンネル支柱打ち込み作業や被覆資材の展張作業の補助機を開発す...
キャベツ及びネギの省力・機械化適性の解析並びにハクサイ晩抽性系統の評価
摘要 i)国内主要産地の代表的品種38品種を機械化一貫体系によって栽培し、『球重の揃い』の良い10品種を選定し、機械収穫に向く3品種を選定した。ii)ネギ初期生育量のQTL解析用の両側戻し交配次代集団を用いて...
セル成型苗育苗時におけるトビムシ類の生態と苗立枯れ症防除効果の解明(51)
摘要 苗立枯れ症を抑制するトビムシ・Folsomia hidakanaをアブラナ科野菜のセル育苗に利用するため、苗立枯れ症を引き起こす糸状菌・Rhizoctonia solani汚染土壌をセルに充填し、個体数を変えてF. hidakanaを導入...
窒素の流亡を抑制した低投入、高収益型野菜-畑作物作付体系の開発(209)
摘要 だいこんの生育・収量に及ぼす農業集落排水汚泥(以下汚泥)施用の影響を調査した。汚泥施用区は汚泥を30kg/a施用し、汚泥に含まれる窒素、リン酸成分を差し引いて化学肥料で施用する窒素を0,リン酸...
疑似圃場条件下におけるトビムシ類の野菜苗立枯れ発病抑制(193)
摘要 温室内の疑似圃場枠(7.3■)を用い、トビムシ(Folsomia hidakana)による苗立枯れ症抑制効果を検定した。作物はハクサイ、キャベツを用い、温室内は昼間25℃、夜間20℃、湿度70%...
エンドファイトによるアブラナ科野菜類の土壌病害発病抑止機構の解明(178)
摘要 アブラナ科野菜類における土壌病害の生物的防除技術を開発するために、エンドファイト(植物体内共生菌)を探索し発病抑止機構を検討した。キャベツ萎黄病に対して、エンドファイトと認められた本病原菌の病...
摘要 さといもの線虫害に対する輪作の抑制効果は従来通り大きかったが、有機資材による軽減は無かった。春だいこんに対しても播種期が20日遅れたが、輪作の効果はこれまで通りであった。なお、有機資材区で表皮...
摘要 異なる播種期での秋まき露地越冬栽培による翌春の抽だい性を確認した。‘ツケナ安濃3号’の抽だい日は9月16日、10月1日播種区ではほとんど差がなく、他の品種・系統との差が最も大きかった。11月1日...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(80)
摘要 6年度までの試験で異なる施肥反応を示したハクサイ数品種を、圃場/ポットの少肥/多肥条件で栽培し、それらの施肥反応を比較した。ポット試験では生体重と葉長の相関が高く、生育量の指標としては葉長が適...
大規模水田経営の労働条件に適した冬期間の野菜の栽培条件(214)
摘要 大規模水田経営で冬季間にビニールハウスを利用して野菜を栽培する場合の栽培条件等について検討した。無加温ハウスの場合、播種期(10月下旬~11月下旬)及び直播と移植の組合せで、はくさい‘新理想’は...
摘要 ピンセット状の種子挟持体で種子を1粒ずつ挟み持ち、所定の位置で放出することを基本作用とし、種子挟持の成否を電気的なon-off信号に変換することにより、種子を挟持するまで挟持動作を繰り返す機能...
摘要 ばれいしょの収穫時期は、不順天候のため遅れたが規格内収量は4年より多く、冷夏の影響を認めなかった。年二作体系区の収量は単作区より勝り、特にアサツキ区で顕著だった。キャベツの収量は、根こぶ病の多...
摘要 野菜・花きの種子は小粒で不整形のものが多く、かつ高価である。北海道では、近年、野菜・花きの生産が増大しているが、1粒ずつ正確に点播する安価な播種装置がないため、播種後の間引きや欠株の処理に多大...
摘要 施肥播種1工程システムを利用した春播野菜-秋播小麦-夏播野菜2年3作体系の確立を目的とした。秋播小麦の前作としてはだいこん、チンゲンサイ、かぶ、ターサイ、ほうれんそう、はくさい、キャベツ、後作...
アブラナ科野菜の単為生殖誘起による特定形質の純系化技術(38)
摘要 ハクサイBrassica campestris(syn.B.rapa)を母(種子)親にして種属間交配を1,444花行ったところ、147粒の種子が得られた(1交配当り0.10粒)。これらを播種し...
摘要 北海道の大規模畑作地帯における野菜生産の多様な可能性を検討するため、北農試が開発した施肥播種1工程システムを利用した春播野菜ー秋播小麦ー夏播野菜2年3作体系を確立することを目的とした。秋播小麦...
摘要 アブラナ科野菜の根こぶ病防除に接ぎ木が有効であることが分かったので,さらに活着率と接ぎ木時期及び照度との関係,接ぎ木苗の収量について検討した。その結果,活着率は穂木(ハクサイ)では播種5~10...
摘要 ハクサイ黄化病発病圃場にコマツナを約2カ月間栽培した後に全作物を鋤込み、直ちにビニルシートで約1カ月間被覆した区とそのまま放置した区を設置し、ハクサイを播種した。播種3カ月後にハクサイを抜取り...