摘要 耕起処理区と不耕起処理区でダイズを栽培した。栽培には化成肥料を用い、その量はN:2kg/10a、P:4kg/10a、K:4kg/10a換算で種の下部にまとめて施肥した。雑草の駆除は薬剤を用いず...
世代促進による効率的遺伝変異固定技術の確立-雑種集団の世代促進(152)
摘要 直播栽培は、移植栽培よりも出穂が10日早く、栽培法による品種の早晩性は変わらなかった。播種法では条播が広幅播より生存個体数が多く、一穂当たりの稔実籾も多かった。密播は疎播より出穂が2~3日早い...
摘要 新合成殺菌剤のイネ紋枯病、もみ枯細菌病に対する作用特性を明らかにした。モンカット1キロ粒剤21を、紋枯病初発時に散布した結果、発病初期の水平進展及び出穂後の垂直進展を抑制し、即効的かつ持続効果...
摘要 近畿中国地域において、イネ紋枯病は最も発生面積が大きく、稔実不良、倒伏などを引起こす重要病害である。また、イネもみ枯細菌病による苗腐敗も当地域の山間部、日本海沿岸などイネの早植地帯では育苗期の...
天敵微生物を利用したジャガイモシストセンチュウ制御技術の開発
摘要 ジャガイモシストセンチュウ(GN)は、北海道のばれいしょ生産にとって最重要の難防除害虫である。本種には4年輪作体系と薬剤の組み合わせが中心となった総合防除が奨励されているが、近年の減農薬指向な...
摘要 ウンシュウミカンの隔年結果対策として開発した群状結実法では、枝別に全摘果する方法が必要である。これには、エチクロゼート200ppmとエテホン50ppmの混合液を、満開20日後に散布するのが有効...
摘要 リンゴ、カキ及びカンキツ園における新除草剤DPX-R64の茎葉処理の作用性と殺草効果を検討した。リンゴ園では、対象薬剤(DCMU、以下同じ)に比較して茎葉処理による抑草期間は長いが、殺草効果は...
摘要 大区画水田に対応した高能率・高精度な栽培管理技術を確立するため、T字型定幅多口パイプ噴頭動力散布機(以下、定幅散布機という)を試作・改良し、播種、肥料散布、薬剤散布での性能を試験した。改良点は...
摘要 施肥や薬剤散布の軽減可能な環境調和型農業生産システムの開発に資するため、有用根圏微生物の機能を利用して作物の環境ストレスに対する抵抗性を増強する必要がある。このため、各種作物において生育促進効...
摘要 中山間地などの気象条件の厳しい地域での安定的で省力的な直播栽培技術の確立のために、肥料・農薬の粉衣、種子加温や成形形状の最適化など種子コーティングの多機能化により、寒冷気象条件下における発芽・...
摘要 カメムシ類の多発地では、標準的な6月播種、薬剤防除3回の体系でその被害を抑え切れないことが多い。だいずを7月以降に遅播きすると本来の収量は減少するが、カメムシ類の被害も減少する。多発地の谷和原...
摘要 東北地域において最重要病害である稲のいもち病について、効率的防除法の開発が要望されているので、新しく開発された殺菌剤について作用特性を明らかにし、有効適切な使用方法を検討する。新殺菌剤CG-2...
摘要 水稲栽培で将来重要と考えられる乾田直播においては、雑草の発生による初期生育の阻害のため、除草剤の使用量増加が予想される。一方、環境調和型・持続型農業においては、これらの化学薬剤使用量の削減が望...
傾斜地カンキツ作の快適省力化のための小型汎用機械化技術体系の実証(30)
摘要 カンキツ作において、園内作業道を設置し、小型汎用機械化体系により、労働負担の少ない快適で省力的な作業技術の確立を目的とした。幅1m以上の園内作業道の簡易造成について検討したところ、耕耘幅1.2...
摘要 水田における省力・高付加価値露地生産システムの構築を目指して、キャベツ・ブロッコリーの機械化栽培管理技術を確立する上で、肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・...
摘要 肥料、農薬等の化学合成資材の投入量を抑えた高付加価値・高品質のキャベツ・ブロッコリーを生産する栽培管理技術を確立するための、病害虫防除技術を開発する。6年度は現地圃場において慣行栽培条件下での...
ジニトロアニリン系除草剤の土壌中における動態と土壌生物に対する影響解析(112)
摘要 トリフルラリンの土壌中における動態を異なる栽培条件下で解析し、さらに本薬剤の線虫に対する影響を調査した。トリフルラリンの土壌中への地下移行性は低く地表面に残留するが、残留性は半減期が1ヶ月以内...
摘要 近畿中国地域においてイネ紋枯病は例年多発しており、被害の大きい重要病害の一つである。また、イネもみ枯細菌病菌による苗腐敗も、当地域の中山間部や日本海沿岸部で常発し、育苗期の重要病害となっている...
摘要 マレイシア・ムダ地域における水稲直播栽培の安定化のためには、作期毎に栽培方法を変える必要がある。すなわち、第一作は、倒伏および登熟不良がみられるため、施肥量を抑制した安定栽培が望まれる。一方、...
摘要 雑草の位置や量に対応して除草機構の制御が可能なスポット防除メカニズムを開発する。5年は自走式株間除草機を試作するとともに、その制御プログラムについて検討した。走行部は圃場走行時の直進性および操...