寒冷地大区画圃場における超省力水田輪作営農システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 大規模水田作経営に求められる耕うん・播種から肥培管理・収穫に至るまでの、ICT、大型機械を活用した超省力的機械化一貫体系は、現地実証(福島先端プロ)において乾田直播水稲-子実用トウモロコシ―ダイズ...
摘要 農作業ロボットの高度化に関しては、 a) ロボットトラクタは、ダイズ自動播種作業での播種位置精度を進行方向偏差±5cm程度まで向上させ、実用上問題ない作業を可能とした。また、異なる機種・機体等に対応が...
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
温暖地西部向き新規形質・直播など機械化適応性品種の育成(52)
摘要 温暖地西部向き新規形質米及び乾田直播栽培向け系統の育成を行う。交配は51組合せを行った。初期世代集団は116組合せを供試し、113組合せを選抜した。個体選抜は28組合せ31,800個体を供試し...
摘要 東北タイに広く分布している天水田地帯において、水田生態系が潜在的に保持する高生産性を発現するために、水の効率的利用を主体とした各種技術開発を行った。天水田における雑草の発生生態は灌漑水田とは異...
摘要 数種除草剤が直播水稲に及ぼす影響をポット試験により検討した結果、湛水直播栽培では土壌条件にかかわらず播種深度5mmの直播水稲に対する供試除草剤の安全性は極めて高かった。乾田直播早期湛水栽培では、...
摘要 モリネートSM-1kg粒剤の水稲直播栽培での作用特性を、湛水直播栽培と乾田直播栽培で検討した。その結果、水稲の5葉期に本剤を処理した場合には、播種様式にかかわらず水稲に対する安全性は極めて高かった。...
温暖地西部向き新規形質・直播など機械化適応性品種の育成(50)
摘要 温暖地西部向き新規形質米及び乾田直播栽培向け系統の育成を行う。交配は68組み合わせ行った。初期世代集団は91組み合わせを供試した。個体選抜は29組み合わせ70,000個体を供試し,29組み合わ...
温暖地西部向き新規形質・直播など機械化適応性品種の育成(58)
摘要 温暖地西部向き新規形質品種候補系統として巨大胚水稲「中国137号」を育成した。この系統は胚芽が通常米の3倍の大きさで、胚芽内には血圧降下作用のあるγ-アミノ酪酸が蓄積されるが、「中国137号」...
摘要 中山間地が多い温暖地西部では稲作は他地域より比較的小さな経営単位で行われており、収益性を上げるためには高付加価値品種の省力、低コストの直播栽培が望まれている。そのため、新しい需要が期待できる新...
摘要 水稲の乾田直播にレンゲを入れた有機栽培において必要な機械作業技術及び大豆作において播種時期を早めた場合の播種・管理作業の省力機械化について検討した。前作レンゲの鋤込み及び水稲の播種は、レンゲの...
摘要 北海道における乾田直播(乾田播種早期湛水栽培)については、現在、美唄市を中心に導入され、営農リスクを自ら負担しながら営農規模での実証が続けられている。この間、播種工程の機械化と改良、営農排水対...
摘要 水稲の省力低コスト安定栽培技術として折衷直播(乾直)技術の確立を図るため、試作1工程作業機による折衷直播試験を行った。その結果、試作1工程作業機はほぼ使える形に完成し、播種直後の防鳥対策と適切...
摘要 農業従事者の高齢化が進み、就業者数が近い将来激減する見込みである。農業を継続させて行くためには、規模拡大が不可欠となり、規模拡大の作業面からの限界は移植作業にある。移植を直播に替えることにより...