半乾燥熱帯地域の低肥沃土における物質循環と作物生産性(214)
摘要 土壌が痩薄で、施肥水準の低い熱帯土壌で生産力を向上させるためには、土壌養分を効率的に吸収し、乾物生産や子実生産にできる品種を選定し、栽培することが望ましい。また、雨季のはじめに土壌中の無期窒素...
摘要 飼料基盤の脆弱な府県の酪農、肉用牛経営では、乾物、栄養収量の高いトウモロコシ、ソルガムの長大作物の栽培が中心となる。飼料生産組織(コントラクタ)を念頭において、圃場区画が小さく、分散した圃場基...
半乾燥熱帯地域の低肥沃土における物質循環と作物生産性(207)
摘要 9年度は、ソルガム品種の窒素・燐酸吸収の品種特性を検討した。その結果、窒素に関しては、生育の中後期の土壌窒素吸収能力に品種間差が存在することを見いだした。一方、燐酸に関しては、吸収機能に品種間...
牧草類の多面的利用-牧草根による風化重粘土壌改良効果の検討-(244)
摘要 野菜等の栽培に不適な重粘土壌の改良に、前作として牧草栽培の導入の可能性を明らかにするため、ペレニアルライグラス、トールフェスク、ソルガム、ギニアグラスを作付し、その後の土壌等を調査した。これら...
土壌・作物代謝解析のための安定同位体自然存在比の利用技術の開発と応用:持続的土地利用型農業生産に関する基礎的研究(113)
摘要 全自動窒素炭素質量分析計による植物と土壌の窒素量と窒素同位体比の分析法を確立した。ブラジル、フィリピン、沖縄(宮古)で栽培されたサトウキビと周辺植物を分析し、ブラジルと宮古島のサトウキビの窒素...
摘要 熱帯半乾燥地における土壌・作物間の窒素と燐酸の動態に関する研究を実施し、雨期作の初期に土壌中に現れる無機態窒素の挙動にアルフィソル土壌とバーティソル土壌の間に差があることを確認した。低窒素アル...
摘要 現在、栽培が急速に衰微している四国地域の地域有用資源作物の遺伝資源を保存する目的で、高知県の中山間地で雑穀類と豆類を収集した。イネ科ではソルガム(たかきび)2、きび2、あわ3、ひえ1の8点、マ...
温暖地・暖地強害帰化雑草の生存戦略の解明と制御技術の開発(149)
摘要 帰化雑草オオオナモミ、チョウセンアサガオの刈取り処理、ソルガムとの競合性及び除草剤について検討した。両草種とも刈取り高さが高くなるにつれ、再生茎の割合が高くなり、また着果数も多くなった。チョウ...
摘要 キマメと禾本科(ソルガム、トウジンビエ)、マメ科(ラッカセイ、ササゲ)を組み合わせた間作、夫々の単作栽培を2年連続で同一プロットにて行い、3年目に全プロットでソルガムを均一栽培した。夫々の作付...
飼料作物周年栽培下における各種土壌の養分動態予察法の解析(157)
摘要 "飼料作物の年間総収量を高く維持し、しかも窒素溶脱の少ない作付体系として、ギニアグラスーソルガムーイタリアンライグラスについて検討した。7年度は圃場における堆肥多量施用と牧草の生育との関係を調...
摘要 品質、ストレス耐性、永続性等に優れた画期的な品種を育成するためには、従来のような種内変異の利用だけでは育種的な限界がみられるので、今後は遠縁間交雑を利用した異種有用遺伝子の導入と優良個体の半数...
摘要 急傾斜畑や休耕地の保全を目的に、深い直根を有する作物を作付け、根の更新に伴う下層土への有機物富化と、連続した孔隙の生成による物理性の改良効果を試験した。毎作耕起のキマメとソルガム、不耕起のキマ...
中山間転換畑における広域流通をねらいとした小型ロールベールサイレージ調製技術の確立(64)
摘要 中山間転換畑における低コストで省力的な粗飼料生産・流通技術を確立するため、トウモロコシ及びソルガムの細断収穫物と乾草やワラの長物を混合して小型ロールベールに梱包し、フィルムで密封するラップサイ...
黒毛和種繁殖牛の生理、繁殖機能に及ぼす飼料構成の影響(142)
摘要 黒毛和種繁殖牛を用い、粗飼料として稲わらあるいはソルガムサイレージを給与飼料中の25%、35%、70%(乾物比)の割合で離乳~分娩~離乳までの1サイクル給与し、生理状態、繁殖・哺育成績に与える...
牛ふん尿等有機物施用が飼料作物の生育および土壌環境に及ぼす影響の解明(162)
摘要 ソルガムの播種時の牛尿施用が、ソルガムの発芽、生育及び雑草の発生に及ぼす影響についてポット及び圃場試験で土壌の水分を変えて検討した。牛尿の施用量が多いほど雑草の発生量は減少し、特にカヤツリグサ...
摘要 半乾燥熱帯地域で広く実践されているマメ科を主体にした間作体系の土地生産性の向上をめざして、窒素施肥技術の改善を図ることを目的として研究が進められた。窒素吸収の速度論的解析の結果から、半乾燥熱帯...
摘要 半乾燥熱帯では日照りによる被害を分散させるために、主要穀物であるソルガムやトウジンビエは換金性の高いキマメと間作されることが多い。キマメを主体にした間作は、これ以外にもその深根性に起因する養水...
飼料作物周年栽培下における各種土壌の養分動態予察法の解析(161)
摘要 飼料作物の年間総収量を高く維持し、しかも窒素溶脱の少ない作付体系として、ギニアグラスーソルガムーイタリアンライグラスについて検討した。6年度は窒素溶脱の土壌間差異についてライシメータで試験した...
摘要 深い直根を有する作物を作付け、根の更新に伴う下層土への有機物富化と連続した孔隙の生成による土壌の物理性の改良を試みた。作付け3年目のアルファルファでは、直経2~3mmの中根が100cmまで、1...
摘要 国公立場所で育成された寒地型イネ科・マメ科牧草、暖地型牧草、とうもろこし、ソルガム、エン麦について粗蛋白含量、セルラーゼによる乾物分解率、ADF、NDF、単少糖含量等の飼料成分を分析し、品質評...