条件不利地域の農業生産強化のための多様な農作物の育成と利用技術の開発
摘要 サトウキビでは、株出し多収品種の育成向け選抜を進めたほか、国内野生種「西表8」由来の黒穂病抵抗性に関するDNA マーカーを開発した。テンサイでは、直播栽培での生産力を評価し、収量が6t/10a を超える3...
耕作放棄地の再生及び管理技術の開発「和牛放牧による農地再生技術」
摘要 目的:中山間地など重機が入れない耕作放棄地において、和牛放牧を利用して牧草種子の播種を行い、耕作放棄地を放牧地に再生する技術を開発する。 、成果:24年度は種子を和牛に給与し、排泄される割合およ...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
摘要 目的:本県の放牧地では、寒地型牧草が栽培利用されているが、夏枯れ等が著しく、更新にかかる労力の省力化かつ低コスト化が求められている。一方、シバは一度造成すれば持続性が高い上、 低コストで省力的...
転作田、耕作放棄地等を活用した放牧における牧養力の解明及び、施設、作業システムの改良
摘要 i)耕作放棄地を寒地型牧草地に造成し、適切な放牧と施肥を行えば、5年以上利用しても10アールあたり700-800kgの牧草乾物生産量を確保できること、肉用繁殖牛1頭当たり26アール程度の面積で放牧を行えば...
肉用繁殖牛のための草地の安定利用技術の開発-繁殖牛に適する草種の評価とその放牧管理法(242)
摘要 シバムギ優占草地の収量性を施肥量と刈取り回数および刈取り高さを変え、5年間調査した。年間乾物収量は採草条件下は1169kg/10a、放牧条件下では868 kg/10aであった。シバムギの被度は採草条件下では79%...
摘要 堆肥等の有機性資源を利用した高品質で安全な粗飼料の持続的生産を図る。特に、非構造性炭水化物の蓄積を通してその機作を解明することを目的とした。12年度は寒地型主要イネ科永年生牧草の秋播種後の越冬前...
寒地型牧草の硝酸態窒素蓄積要因の解明と転換畑における栽培技術の開発(232)
摘要 寒地型牧草の硝酸態窒素蓄積要因の解明と転換畑における栽培技術を開発する為,RCG(リードカナリーグラス)とOG(オーチャードグラス)の生育比較を多窒素条件および遮光条件下で検討した。5月15日か...
摘要 フェストロリウム品種の永続性を明らかにするため,生育・収量の経年変化を他の寒地型牧草と比較した。利用1年目の乾物収量は、フェストロリウムの中ではFelineが最も高く、トールフェスクのホクリョウと同...
摘要 家畜排泄物の環境への負荷が大きな社会問題としてクローズアップされ、これを解決するための堆厩肥等の有機性資源を利用した資源循環型の持続的栽培技術の開発が強く求められている。特に、東北地域では資源...
リードカナリーグラスとアルファルファの資源循環型持続的混播栽培・調製利用技術の開発(239)
摘要 本課題は、リードカナリーグラスとアルファルファのみを対象として実験を行い、リードカナリーグラスは生育初期で地下茎が形成さていない場合でも根に著しく高濃度にフラクトサンを蓄積して越冬態勢を強化す...
寒地型牧草の硝酸態窒素蓄積要因の解明と転換畑における栽培技術の開発(238)
摘要 窒素施用量で15kg/10aの施肥と30日毎の刈取りを生育期間中行った結果,リ-ドカナリ-グラスはオ-チャ-ドグラスに比べて乾物重の増加が大きく,粗蛋白質と硝酸態窒素および無機塩類の含有率も高いことが...
摘要 デルファイ法を応用した中山間地域の定住条件評価手法を開発した。本手法の特徴は、客観評価(統計・実測データによる評価)と達観評価(地元有識者による主観的評価)を組みあわせることによって、地元意向...
寒地型牧草の硝酸態窒素蓄積要因の解明と転換畑における栽培技術の開発
摘要 東北地域の転換畑での高品質粗飼料生産には耐寒性と耐湿性に優れるリードカナリーグラスが有望である。しかし、植物体内の無機物の代謝に関する知見は少ない。また、多湿条件下での播種後の実生の発育に関す...
摘要 9年度は、評価指標・算定方式案の策定と、地元有識者による達観評価手法の開発を行ったが、■達観評価値のバラツキ、■客観評価値と達観評価値のズレが課題として残された。10年度は、デルファイ法の応用に...
摘要 「農地流動システム」概念をキーワードに、水田作・畑作・酪農地帯あるいは中山間・平坦等地域条件の違いとこのシステム形成の関連性、変化の方向を具体的、実証的に解明する。9年度は酪農地帯の農地流動実...
摘要 中山間地域独自のゾーニング手法の確立のため、「当該地域に農林地の管理主体がある程度快適に居住していけるか」といった定住視点から中山間地域の集落を評価する手法を開発する。9年度は、既往研究の整理...
摘要 「農地流動システム」概念をキーワードに、水田作・畑作・酪農地帯あるいは中山間・平坦等地域条件の違いとこのシステム形成の関連性、変化の方向を具体的、実証的に解明する。8年度は十勝地域・清水町を対...
摘要 野草類のベーターカロチンとビタミンE含量の季節変動を調査するとともに、放牧利用される牧草草種のベーターカロチン及びビタミンE含量の草種間差について検討した。野草地におけるシバ、ススキ、ネザサの...
暖地傾斜地における放牧採草兼用草地の草生回復技術の確立(40)
摘要 荒廃した暖地傾斜草地において、現存量が少なくなる12月中旬に、オーチャードグラス、トールフェスク及びペレニアルライグラスの寒地型イネ科牧草を追播し、翌春に草生回復を図る方法を検討し、■イタリア...