水田作経営における複合化効果の解明と繁殖牛の最適規模拡大計画モデルの策定
摘要 九州の市町村別生産調整データを用いて、近年の生産調整制度変化のうち大幅な転作増加への対応は地力維持作物等非収益作物の拡大が主であったこと等を示すとともに、経営モデルを用いて水稲専作経営における...
複合経営等における経営間結合の可能性の検討と最適規模拡大計画モデルの策定
摘要 西南暖地における農業経営の展開方式を明らかにするため、水稲作において、転作作物である大豆や大麦にタバコやゴボウ等を組み込んだ水田作複合経営モデルを策定した。モデルシミュレーションから「水稲+タ...
スクミリンゴガイの水田における加害行動と繁殖生態の解明(301)
摘要 スクミリンゴガイによる水稲への加害回避のためには、本貝の摂食活動や増殖率を抑制する方策を考える必要がある。そこで本貝の加害行動の特性と湛水直播水稲における被害の関係を明らかにする。また環境条件...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(113)
摘要 寒冷地では雑草の発生が不斉一であることや水稲の初期生育が緩慢であることから、雑草防除期間が長くなる傾向がある。そこで、除草剤の適正な使用のために、強害雑草であるタイヌビエの発生期間を予測する手...
摘要 スクミリンゴガイは水稲湛水直播栽培を行ううえで大きな障害であり、その防除法の開発が行われている。しかし、出芽直後に集中豪雨に遭遇すると効果的な防除法がなく課題として残されている。これまで淡水巻...
摘要 温帯から熱帯にかけての地域で水稲を加害して問題となっているスクミリンゴガイについて、フィリピンにおける個体群動態・天敵相・生理的特性・分類に関する研究を行い、日本の貝との比較を行った。個体群動...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(104)
摘要 水田多年生雑草キシュウスズメノヒエの栄養繁殖器官である茎の密度低減技術を確立するため,耕種的防除法として切断や耕耘の効果,化学的防除法として刈跡における除草剤の効果を検討する。キシュウスズメノ...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(119)
摘要 刈跡に再生したキシュウスズメノヒエの防除に、水稲収穫後32日目および50日目のグリホサート処理が有効であったが、水稲収穫後15日目および33日目の耕耘は効果がなかった。クログワイについては、ス...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(114)
摘要 多年生雑草であるエゾノサヤヌカグサ、シズイ、オモダカ及びクログワイの繁殖器官の土壌中における生存率を明らかにするために、増殖3年後の発生消長を調査した。その結果、クログワイ以外の3種では種子か...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立(120)
摘要 連続耕うんや稲刈り後30日におけるグリホサート液剤の散布はショクヨウガヤツリの塊茎形成を阻止するが効果が高く、稲刈り後45日あるいは60日の散布では塊茎が多く形成されるものの、萌芽不能塊茎が多...
摘要 イネのF1ハイブリッドで得られるヘテロシスをアポミクシス(無性的種子生産)で固定し、種子繁殖で均一集団を育成できれば、ハイブリッドライスの採種効率が飛躍的に向上するだけでなく、育種年限を大幅に...
温暖地水稲作における雑草の発生・生育予測と要防除水準(195)
摘要 初期剤等水田用除草剤の散布量低減化のため、雑草の発生・生育予測法の精度向上と適正な要防除水準の設定を図る。代かき後のタイヌビエとコナギの発生消長では、冬の土壌水分が低いほど代かき後の発生数が増...
暖地における帰化植物の情報収集と動向予測ー暖地・水田(185)
摘要 水稲作水田における帰化雑草14草種の分布状況を明らかにした。アメリカセンダングサ、アメリカアゼナは九州全域に、ホソバヒメミソハギ、アメリカミソハギ、キシュウスズメノヒエは九州各県の平坦部に分布...
早期水稲栽培田における多年生雑草の栄養繁殖器官の密度低減技術の確立
摘要 暖地の早期水稲栽培田におけるショクヨウガヤツリ、キシュウスズメノヒエ、クログワイなど多年生雑草の増殖及び繁殖特性を解明し、早期水稲の収穫後の除草剤処理による栄養繁殖器官の密度低減技術を確立する...
摘要 水稲の重要害虫であるイネウンカ類の管理技術を高度化するためには発生予察精度の向上が必要である。近年の研究によってイネウンカ類の海外からの飛来をモニターする技術は確立されたが、水田内における個体...
摘要 スクミリンゴガイは水稲直播の最大の障害のひとつであり、その管理システムの構築が緊急に求められている。その基礎として不可欠な本種の水田内における生活史と個体群動態を解明し、本種の密度低減にとって...
摘要 水稲害虫イネミズゾウムシのように繁殖力や移動能力が大きく、国内初発見後12年間で全国に蔓延し、水稲作付面積の50%に発生し、大被害を及ぼす害虫については今後も検疫措置が必要と考えられる。これま...
摘要 畦畔を含めた水田環境において、水稲作付け条件下での「絶滅危急種」の生存・繁殖条件を解析し、水田農業の生物多様性保全機能の維持・向上に資する。関東東海地域の水田環境における絶滅危急種にあげられた...
イネ出芽期における炭水化物代謝と病原性微生物の繁殖との関係の解明
摘要 低温湛水条件下での水稲の出芽・苗立ちの問題は、生育の遅れだけでなく、多数の個体が夭折することにある。低温でも無菌条件では枯死する個体が少ないことから、これにはフザリウム、ピシウムなどの微生物が...
摘要 胚乳突然変異による粉質を取り入れた北陸166号は、玄米の糠層以外の部分が酒米品種における心白と同様に、元麹の調製に適した特性を持つと考えられる。そこで酒米としての利用法を検討した。20分間/1...