摘要 プログラムA「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発」(資源・環境管理研究業務セグメント)では、気候変動や環境劣化等、深刻化する地球規模的課題に対処し、持続的開発目標SDGsの目標13...
地下水位制御システムを活用した温暖平坦地向け水田輪作システムの確立
摘要 不耕起や浅耕播種技術とFOEASを組み合わせた2年4作、3年5作体系の開発に関しては、 関東地域において、 a) 作業幅2.4mの大型のディスク作溝式不耕起播種機を開発し、現地実証において作業速度は5km/h、作業...
多角的アプローチによる加工需要にマッチするはだか麦新栽培体系の開発(課題番号:22058)
摘要 土壌亀裂排水法に極浅層籾殻弾丸暗渠,あるいはL字型明渠の組合せが不耕起栽培はだか麦の湿害に及ぼす影響を検討した。その結果,組合せた両排水法は,土壌亀裂排水法単独と比較して表面滞水が少なくなり...
ムギ類・ダイズの不耕起栽培における収量品質を高める栽培管理技術の確立と実証
摘要 水稲乾田直播において、茨城県で開発したLP複合肥料が高収量かつ安価であった。安価な除草体系を確立した。小麦では播種同時の播種溝施肥と播種後3~3ヶ月後の分施肥技術を確立した。また、湿害回避のための...
汎用型不耕起播種機を基軸とするイネ-ムギ類-ダイズ体系の実証と経営評価
摘要 大豆不耕起栽培においては、湿害回避・苗立ち向上対策として、基肥の無施用、麦稈処理省略、作土層破砕が有効であった。茎疫病防除薬剤として、効果の高い薬剤を選択した。ダイズ無施肥栽培では、短期的には...
摘要 地下水位制御システム等を利用したダイズ安定多収栽培法について、a)梅雨期、秋雨期に湿害、夏期に干ばつが生じる水田において、地下水位制御による増収効果を確認し、特に狭畦と不耕起栽培を組み合わせた場...
ムギ類・ダイズの不耕起栽培における収量品質を高める栽培管理技術の確立と実証
摘要 イネ、ムギ、ダイズの不耕起体系について、ムギ、ダイズを傾斜化圃場にする栽培法で湿害を回避し、慣行栽培と同等以上の収量が得られること、プラウ耕、レーザーレベラによる傾斜化時間が1.3h/10a程度である...
摘要 農業生産に及ぼす温暖化の影響の評価に向けて、1)温暖化の影響により、盛岡市のイネ紋枯病の被害度が年々増加して2100年には2000年の約2.4倍になると予想した。感染前のイネの生育気温が高いほど、発現す...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)混合貯留乾燥装置を断熱材で被覆することにより...
摘要 小麦の色相に及ぼす要因を解明するため、1)小型測色シャーレを使用して1gの小麦粉で測色する方法は、育種の選抜試験などで系統間の相対比較に利用できる可能性を示した。2)胚乳における鉄含量はくすみの...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)黒ボク土におけるとうもろこしの不耕起栽培における収量性は耕起栽培と遜色ないことを実証した。また、リビングマルチ栽培のためのヘアリーベッチの播種適期を明らかにした。2)とうもろこし栄養状態の...
ムギ類・ダイズの不耕起栽培における収量品質を高める栽培管理技術の確立と実証
摘要 目的:不耕起栽培を基軸とした水稲ー麦ー大豆の輪作体系で、収量・品質を安定化させる栽培技術を確立する。 成果:(1)水稲の不耕起乾田直播栽培では、緩効性窒素による全量基肥肥料で6kg/10aが収量、食味で...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作では、稲、麦、大豆を主な対象として、輪作体系としての生産性と収益性の向上を可能にする栽培管理技術、作業技術、肥培管理技術、経営管理技術を開発し、現地における普及を図ることを目的として、...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 不耕起播種による栽培体系の確立に当たっては、(1)不耕起播種による栽培体系(夏作とうもろこし・秋作エンバク)を確立し、慣行栽培(耕起-夏作とうもろこし・冬作イタリアンライグラス体系)で8工程ある春...
摘要 目的:大豆の不耕起播種栽培を確立するために施肥管理技術と出芽苗立ちの安定化技術を確立する。施肥管理技術として、不耕起圃場における窒素無機化特性及び窒素吸収特性を明らかにする。また、出芽苗立ちの...
摘要 i)茨城県の実証地域では、麦・大豆不耕起栽培の実施面積が、前年の18haから、80haに拡大した。大豆不耕起狭畦栽培の導入により、慣行栽培に比べ、収量20~37%増加、10%の労働時間の削減、60kg当たり費用合...
摘要 目的:大豆の不耕起播種栽培を確立するために施肥管理技術と出芽苗立ちの安定化技術を確立する。施肥管理技術として、不耕起圃場における窒素無機化特性及び窒素吸収特性を明らかにする。また、出芽苗立ちの...
摘要 (1)高温障害の回避、食味の高位平準化対応としての籾数予測、制御技術の開発について、白乾土割合、中干し時期の早晩を利用することが考えられた。(2)畑地化に対応した省力・低コスト栽培法の確立について、...
摘要 ロータリーに装着した大豆株間可変播種機の設定播種密度と栽植密度はほぼ同等で高い精度が得られた。また、播種深さ可変機構を試作し、土壌水分に応じて播種深さも同時に調整することで大豆の初期生育を安定...
摘要 50a区画の現地実証圃場でのトリプルカット不耕起播種機による麦跡大豆不耕起播種栽培試験を実施した結果、梅雨時期で圃場表面が冠水した圃場では全体の平均苗立ち率が57%に留まった。それに対して、表面冠...