地球温暖化に対応したブドウおよびウメ新品種の開発と温暖化に伴う適地変化予測
摘要 (1)選抜4系統並びに対照3品種(「シャルドネ」、「甲州」、「甲斐ブラン」)について、果実調査、ワインの成分分析を実施する。ワイン品質については山梨県内のワインメーカー等の協力も得て、50名規模...
飼料トウモロコシ害虫発生予察技術の開発と分布拡大予測及び被害リスク評価
摘要 新たなヨコバイ捕獲法を開発し、フタテンチビヨコバイの低温耐性を明らかにした。
摘要 1)果樹害虫の減農薬管理のため、ネギアザミウマの合成ピレスロイド抵抗性について遺伝子診断技術を確立した。薬剤作用点であるナトリウムチャネルをコードする遺伝子に3種類の点突然変異が存在し、抵抗性...
摘要 1)カメムシ寄生蜂(チャバネタマゴクロバチ)については、発育時に短日処理を行うことにより、雌成虫の造卵抑制及び、低温耐性を獲得することを見出した。2)くり害虫であるモモノゴマダラノメイガに対し...
摘要 暖地向け、耐寒性、病害虫抵抗性茶品種及び釜炒り茶用品種の育成、平成18年度にクワシロカイガラムシ抵抗性品種「ゆめかおり」を育成した。
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
摘要 暖地向け、耐寒性、病害虫抵抗性茶品種及び釜炒り茶用品種の育成に取り組み、平成18年度にクワシロカイガラムシ抵抗性品種「ゆめかおり」を育成した。
摘要 本県は経済的な茶栽培の北限地域であり、寒害や晩霜害を受け易いため収量が低く不安定である。また、品種構成が「やぶきた」が8割以上と偏重しているため、寒害や凍霜害並びに病害虫の被害を一時的に受ける...
摘要 i)炭疽病拮抗菌菌量は殺菌剤散布により減少し、その後回復した。Pestalotiopsis属菌3種の菌種構成は殺菌剤1回散布では変化せず、夏期に構成割合が変化した。ii)炭疽病菌侵入部位ではカロースの蓄積と菌糸の...
摘要 i)蒸切干し用の新品種候補系統として「関東119号」の適性を評価したが、収量性が不十分であり、新品種とすることを断念した。ii)蒸切干し用の新配付系統として、複合病害虫抵抗性を有する「関東125号(旧系...
アカヒゲホソミドリカスミカメの加害機構の解明と斑点米発生防止技術の開発
摘要 i)網枠を用いた放飼試験の結果、登熟が進んだ黄熟期の稲穂であってもそれが割れ籾の場合は斑点米が発生することを明らかにした。またこの場合周囲に餌植物があればカメムシの加害は少なく、斑点米被害は少...
摘要 ガンマキンウワバとタマナギンウワバの蛹を用いて、1H NMRでスピンー格子緩和時間T1を測定した。水のピークについては、測定前に与えた種々の低温条件や種によって差は見られなかった。しかし、アル...
摘要 1H NMRを用いて、ガンマキンウワバとタマナギンウワバでこれまで明らかにした事実をもとに、NMRのマイクロイメージングなどの方法によって上記2種及びアゲハチョウとキアゲハ、モンシロチョウとオ...
摘要 20瀉の長・短日条件下でミカンキジラミを飼育し、休眠の有無を検討するとともに、成虫を20瀉→2.5瀉の温度条件に順次移し、行動に及ぼす温度の影響を調査した。長・短日条件ともに、発育期間の差は認められず...
摘要 温帯から熱帯にかけての地域で水稲を加害して問題となっているスクミリンゴガイについて、フィリピンにおける個体群動態・天敵相・生理的特性・分類に関する研究を行い、日本の貝との比較を行った。個体群動...
摘要 モンシロチョウとオオモンシロチョウの蛹表皮に含まれるワックスと休眠条件との関連を調べたところ、前種では、非休眠蛹と比較して休眠蛹で不飽和炭化水素の割合が増えていたが、後種では組成に変化はなかっ...
摘要 ミカンキジラミの休眠性の有無を検討するため、本種を15℃の長日、短日条件で飼育したが、日長による発育期間の差は認められなかった。発育した成虫はいずれの条件下でも産卵した。ただ、産卵数が少なく、産...