国産花きの国際競争力強化のための技術開発(実需ニーズの高い新系統及び低コスト栽培技術の開発)「キクウイロイド性矮化病の抵抗性品種の選抜」
摘要 目的:産地の既存小ギク品種の中から,北日本(寒冷地)に適した抵抗性既存品種の探索を行う。また,得られた抵抗性品種を交配親とし,夏秋期作型に広く利用可能な抵抗性中間母本を作出する。 成果:①抵抗性...
a.バイオエタノール原料としての資源作物の多収品種の育成と低コスト・多収栽培技術等の開発
摘要 原料作物の開発では、1)てん菜および馬鈴しょで今期に開発した系統の現地試験を実施し、てん菜「北海101号」などの耐病性系統が収量の安定性に優れることを実証し、馬鈴しょでは「根育38号」が多肥密植栽...
3)作物主要病害に対する病原菌レースの同定と抵抗性遺伝資源の選抜
摘要 1) イネ安定生産:(i) 「イネいもち病抵抗性判別品種を利用した東南アジアいもち研究ネットワーク」の立ち上げを目的としたワークショップを開催し、研究計画、共同研究契約について参画研究機関の合意を得...
摘要 本県の気象・土壌条件に適したセンチュウ抵抗性納豆用大豆品種を育成する。生物研ジーンバンクより取り寄せた小粒大豆401品種系統から「ダイズシストセンチュウ抵抗性の簡易検定法」およびシストセンチュウ...
イチゴのうどんこ病・萎黄病・炭そ病複合抵抗性検定法及び素材系統の開発(147)
摘要 イチゴの重要病害であるうどんこ病、萎黄病、炭そ病に実用的な抵抗性を有する品種を育成するため、育種に利用可能な抵抗性検定方法及び高度抵抗性素材の開発を進めた。うどんこ病抵抗性の評価・選抜方法とし...
摘要 寒冷地で大きな被害を引き起こすシロクローバ菌核病に対して抵抗性を持つシロクローバの系統を育成するため、抵抗性の簡易検定法を確立し、抵抗性系統を育成するための個体選抜への適用を図る。本試験を通じ...
摘要 穂いもちに対する強圃場抵抗性品種の育成を容易にするために、切り穂を用いた簡易なイネ品種の穂いもち圃場抵抗性検定法を開発した。すなわち、穂揃い期に穂を止葉を付けて第1節目で切り取り、この切り穂に...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。10年は、乾燥後、長期にわたって凍結保存した接種源の有効性を調査するとともに、開発した接種検定法で選抜した後代の抵抗性...
摘要 穂いもちに対するイネ品種の圃場抵抗性の検定は気象条件や分布するいもち病菌レースの影響を受ける本田で行われているため、効率的に進んでいない。 また、簡易で精度の高い本抵抗性検定法の欠如は、抵抗性...
摘要 被害が多発しているシロクローバ菌核病に対する抵抗性の簡易検定法を確立する。8年度までに、麦フスマとバーミキュライトを混合した培地で菌核病菌を培養し、低温・高湿度の人工気象室内で接種する検定法を...
摘要 トマトの青枯病抵抗性の簡易幼苗検定法を開発する。子葉切断法、種子灌注法および灌注法は抵抗性品種と罹病性品種との間に発病程度の差が認められ、移植作業が要らず、接種作業も簡便であった。しかし、子葉...
いもち病菌の病原性分化の解明と抵抗性の効果的利用法の開発(113)
摘要 抵抗性品種によるイネいもち病の防除法確立のため、イネ品種・系統のいもち病圃場抵抗性の変動、穂いもち圃場抵抗性の簡易検定法およびイネ「中部32号」の有する葉いもち強圃場抵抗性の遺伝様式を検討した...
摘要 環境保全型茶業及び安全な茶の生産のためには農薬の使用量を低減させる必要がある。このためには耐病性品種の育成が最も効果的であることから複数の主要病害に対する高度抵抗性品種を育成する。8~12年度...
摘要 キュウリのうどんこ病抵抗性品種は夏キュウリでは存在するが、秋~春のハウスキュウリでは抵抗性品種がないため、省力、低コスト、安全性等の面から抵抗性品種の育成が強く求められている。研究は、9~10...
摘要 大豆の食葉性害虫であるハスモンヨトウに対する栽培品種の虫害抵抗性程度を、「アキシロメ」及び「アキセンゴク」を標準とした室内簡易検定法を用いて調査した。検定した166品種のうち、「コサマメ」は非...
摘要 ダイズシストセンチュウ抵抗性育種のための抵抗性簡易検定法の開発を目的とした。センチュウ汚染土壌を詰めた検定用トレイに種子を播種し、センチュウの寄生に好適な条件で栽培した。播種後6~7週間後に、...
摘要 光顕観察の結果、黒星病菌は、供試した何れのナシの品種の葉上でも胞子発芽は良好で、付着器形成も高率であった。また、侵入孔の形成、胞子発芽から侵入孔形成までの過程、クチクラ直下の菌糸の形成過程など...
摘要 ウメ黒星病菌の遺伝的変異と病原性分化の存在を調査し、抵抗性の簡易検定法を開発して、抵抗性品種の育成・遺伝子操作による抵抗性個体の作出に必要な基礎的知見を得る。8年度は、多数の産地及び品種から黒...
ダイズ黒根腐病抵抗性検定法の確立と抵抗性育種素材の探索・利用
摘要 土壌伝染性の難防除病害としてダイズの安定生産を阻害する重大要因となっているダイズ黒根腐病について、幼植物段階で個体別に判定可能な本病抵抗性の早期・簡易検定法を開発するとともに、現在までに認めら...
摘要 立枯病に対するサツマイモ品種の抵抗性の評価法について検討した。菌体濃度を約25g/lとした立枯病菌懸濁液にサツマイモ苗を浸漬後35℃に保持し、4日後に発病程度を観察して抵抗性を評価した。その結...