摘要 ・ 低コスト大規模輪作体系確立のための資材の削減と多収輪作体系の開発として、水稲乾田直播において尿素分施による肥料費削減に取り組み、一般的な緩効性肥料利用に比べて施肥コストを10%削減しつつ、収...
山形県庄内の事例をもとにした飼料用米生産の農業経営と地域社会に与える効果
摘要 飼料用米生産における他の土地利用作物との輪作体系の経営的効果について生産者及び関係機関に聞き取り調査を行い、飼料用米の専用品種を栽培する区分管理方式において(大豆との)輪作は飼料用米と大豆い...
地域基盤に立脚した地下水位管理システムの構築を基幹とした大豆の高品質多収生産技術の開発
摘要 目 的:福井県の高い暗渠の整備率を生かした安価で簡易な地下水制御システムの開発と高温乾燥環境における大豆の着莢相の解明による効率的な大豆の水管理手法の確立により、地域の大豆の収量品質の向上を図...
水田の高度汎用化を目指した地下灌漑システムの利用技術(水田底力プロ3系)
摘要 目的:水田の高度汎用化をはかるため、地下灌漑システムを用いた転換作物と水稲の収量・品質向上技術を確立し、利用指針を作成する。 成果:灌漑によって大豆の根粒着生は高まるが、収量向上効果は明確でな...
摘要 道北地域における土壌条件に適合した露地アスパラガスの収量向上と安定化のための技術を開発し、道北地域における農業経営の収益向上、経営安定化に資する。、 灌水処理により定植年秋期の生育と露地立茎栽...
魅力あるイチゴづくりを目指した「さがほのか」の効率的な計画生産・出荷技術の確立
摘要 ○目的、 イチゴ「さがほのか」の初期収量の安定生産技術、低温期の安定生産技術、地域特性に応じた作型を開発し、効率的な計画生産・出荷技術の確立を図る。、、○成果、(1)定植時マルチをすることで、土壌...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発 (1) 省力・ 低コスト技術の開発と組立実証 (ii) 直播作業体系の改善 ア 耕起・整地技術
摘要 現在、直播栽培では移植栽培より高度な均平精度が必要とされている。このため、耕起・整地に関しては、作業時間の増加やレーザ均平機等の利用などにより移植栽培に比較して労働時間やコストが増加している...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上 (i) 低温下における苗立の安定化ア 種子処理による苗立率向上
摘要 出芽苗立ちの更なる安定性付与とカルパー粉衣処理を省略するための種子の予措法を検討した。「かけはし」の種子籾を25℃保湿状態で22・20・18・16時間催芽した後、30℃で24・72時間通風乾燥した。黒土を代か...
1 水稲湛水直播栽培の収量向上と省力・低コスト技術の開発(2)生育の安定化と収量向上(vi)刈り取り技術 ア 刈取り時期の判定
摘要 直播栽培等の生育のばらつきが大きいほ場における刈取り始期の判定を行うには、精玄米中に占める青未熟粒歩合を知ることが重要である。しかし、青未熟粒歩合判定のための試料調製には、籾を乾燥させてから...
摘要 小笠原における冬期特産物としての食用ホウズキの上物果収量向上ため、土壌水分及び施肥量と上物収量との関係を検討した。摘要:(1)全収穫物に対する上物率は、pF2.0潅水開始-追肥量5.0kg/10a区(以下同様...
摘要 ク-ロンデルタ稲研究所と共同で以下の研究成果を得た。■水稲潤土直播栽培の播種法試験の結果、収量は条播75kg/ha>条播125kg/ha、散播80kg/ha>慣行散播200kg/ha順であり、条播による増収効果が認められた...
摘要 結実管理の省力化を図るため、カンキツ(清見タンゴール)の摘果剤としてABAの有効性を検定した。処理濃度を検討した結果、高い摘果効果を得るには少なくとも100 ppm以上の濃度が必要であった。ま...
摘要 メコンデルタのファ-ミングシステム第2フェ-ズでは、各部門の立地配置、部門間の副産物の有効利用による物質循環を通じて、収量および農家所得の向上を図ると共に、持続型農業の確立を図る。稲作部門は、...
摘要 灌漑施設が整わず作付け期間中の水供給の全てを降雨に頼っているいわゆる天水田は、全世界のイネ耕作面積の25%を占め、コメ収量の17%がこのような地域からもたらされている。ここで栽培されるイネは、...
水田機能を活用した畑作物の高品質・安定多収技術の確立(93)
摘要 だいず、秋播小麦および春播小麦の輪作畑における収量向上を図るため、窒素追肥及び乾燥時の潅水を組み合せて検討した。だいずでは開花期~粒肥大始期の乾燥時(土壌深10cmでpF2.7以上)における潅...
水稲早期落水栽培導入による大麦・大豆の生産性向上と経営的評価(117)
摘要 北陸地域の低湿重粘土水田地帯における総合生産力向上のため,当場で開発された水稲栽培期間中から畑地化を進める水稲早期落水栽培技術を,水稲・大麦・大豆のブロックローテーションを実施している新潟県柿...