摘要 Fragaria属2倍性野生種(F.vesca, F.nilgerrensis)の優れた香気特性の育種的利用を図るため、栽培イチゴ(8倍性)との間に作出した果実形質の優れる複倍数性種間雑種選抜系統(10倍性、久留米IH1~3号...
摘要 収集保存しているニンジン遺伝資源のうち、国外の16点について、色素量や色素組成の違いを明らかにしようとした。供試したものの中には、日本やヨーロッパで育成された品種が各国に導入されて馴化したと考え...
摘要 新鮮重当たりのシュウ酸含量と水分含量との相関を調べたところ、両者には負の相関が認められ、水分の多いホウレンソウはシュウ酸含量の低い傾向が認められた。しかしながら、新鮮重当たりのシュウ酸含量と乾...
摘要 軟X線を用いた種なしスイカの作出方法を開発した。新しい種なしスイカは、開花当日の雄花または葯に800Gyの軟X線を照射し,その花粉を当日開花した雌花に人工授粉し、着果させることによって得ることがで...
摘要 機能性が注目を集めているカロチノイド含量の高いトマトを育成することを目標に、これまでに育成してきた系統およびそれらの間のF1について、色素含量と実用形質の検討を行った。心止まり系統では、選抜系...
キュウリの高硬度形質の遺伝的特性の解明と利用技術の開発(248)
摘要 キュウリの高硬度形質の育種的利用を図る目的で、12年度までに、検定法、遺伝性及び利用法の検討と、有望系統の選抜を行った。供試する果実硬度の検定には70~150gの重量の果実が適当と考えられた。オート...
沖縄における軟X線を利用した種なしスイカ生産技術の確立(249)
摘要 沖縄県宜野座村における現地試作試験によって得た種なしスイカの果実形質を調査したところ,果実の変形度は対照に比べわずかに大きく,また果肉はやや硬かった.果実の大きさ,糖度,その他の果実形質は対照...
摘要 高ビタミンC含量品種‘さちのか’と低ビタミンC含量品種‘Cesena’とのF1後代及び自殖後代におけるビタミンC含量の広義の遺伝力はともに高い値を示した。ビタミンC含量の遺伝性は不完全優性を示し、試験で用...
摘要 心止まり型品種を利用した加熱調理用のクッキングトマト栽培が注目を集めていることから、加熱調理適性と栽培適性の優れる品種を選定することを目標に試験を行た。その結果、クッキングトマト品種「にたきこ...
摘要 橙黄色着色性の遺伝解析を行った.着色性素材‘EOM402’の果実は胎座部位が橙黄色に着色したが、‘四葉’、F1及びB1F1では着色せず、着色性は劣性と判断された。F2及びB1F2においては、着色個体と非...
摘要 栽培イチゴとFragaria nilgerrensis及びF.vescaとの複倍数性種間雑種選抜系統(久留米IH1号、同2号、同3号)について、促成栽培における生育・収量・果実特性及び早期収穫のための短日夜冷処理に対する...
摘要 11年度は,耐裂果性スイカ‘久留米1号’,‘久留米2号’及び‘久留米交1号’の2年目の特性検定試験を行った.耐裂果性,果実品質を総合的に考慮し,‘久留米1号’は対照の‘紅こだま’並み,‘久留米2号’及び‘久...
摘要 沖縄の農業振興を図るため当研究室が開発した軟X線利用による種なしスイカ作出技術の実用性を検討し、普及を図る。11年度は種なしスイカ作出技術の沖縄における適応性評価及びシイナ除去のための適作期選...
摘要 キュウリの果実品質に大きく関与すると考えられる果実硬度の遺伝的特性の解明と利用技術の開発を行う。平成11年度は交雑F2、F3世代の選抜を行うとともに、遺伝解析用のF1、F2採種を行う。12年度...
摘要 機能性物質であるカロチノイドが注目されているため、高カロチノイド含有トマト品種を育成する。10年度は高色素含有遺伝子(hp)を保有したトマト系統の育成およびこれらの間のF1組み合わせ検定を行っ...
摘要 軟X線で不活化した花粉を授粉することで種なしスイカが得られることを明らかにした。有効照射線量は600~2000Gyで、実用的線量は800Gyと考えられた。果実品質は普通の2倍性スイカと大差がな...
摘要 ホウレンソウの品種・系統167点を5月播き、同じく196点を8月播きして、シュウ酸と硝酸の含量を測定した。その結果、葉身中のシュウ酸と硝酸の含量は5月播きの方が少なく、特に硝酸の減少が著しかっ...
摘要 ニンジン品種・系統67点のカロチノイド含有量を測定した。橙色系ニンジンに含まれるα-カロチンとβ-カロチンの割合は6:4近辺であったが、‘ベータリッチ’ではα-カロチンの含量が他の品種より高かった...
摘要 イチゴの果実成分組成を精度良く評価するためには、糖含量については収穫期間中に12回以上、各回24果以上、スクロース/フルクトース比については収穫期間中に2回以上、各回4果以上、また有機酸含量に...
摘要 栽培イチゴとFragaria nilgerrensis及びF. vescaとの複倍数性種間雑種選抜系統(久留米IH1号、同2号、同3号)について、促成栽培における生育・収量・果実特性及び早期収...