摘要 水稲作・畑作・飼料作等の土地利用型農業における高効率化や高精度化による農業生産コスト縮減を可能とする農業機械・装置の開発に関して、小型汎用コンバインでは、水稲収穫時の脱穀選別損失を3%に抑えつつ...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未発生の代表的な病害虫の経済的リスク評価の確立については、病害虫の経済的リスク評価の枠組における侵入・定着のリスク評価の位置付けを明確にし、疫学モデルの考え方に基づく評価項目の類型化を行っ...
摘要 ア 温室効果ガス発生抑制、土壌炭素蓄積を含む総合的な温暖化緩和策の定量的評価(1)我が国の農耕地における温暖化緩和ポテンシャル広域評価農耕地への土壌炭素蓄積の効果に関して、発生する3つの温室効果ガ...
摘要 1)システムダイナミックスと線形計画法を組み合わせる手法を用いて、わが国の食料生産構造をモデリングし、それを用いて国際競争下での自給率向上の困難性を示した。また、潜在的な食料生産量の推計から、...
(1)農業環境中における有害化学物質のリスク評価手法及びリスク管理技術の開発
摘要 ア 農薬等の環境リスク評価手法及びリスク低減技術の開発1)有機化学物質のリスク低減技術の開発 50%メタノール・水による土壌抽出法(平成20年度普及に移しうる成果)について、土性の異なるディルドリン...
e.飼料生産性向上のための基盤技術の確立と土地資源活用技術の開発
摘要 1)飼料用とうもろこしの不耕起栽培管理法として、冬作ライ麦収穫跡地では、ディスクによる簡易耕を実施後、播種量を15%増し(8,000粒/10a)にして播種することにより、作業工程を慣行の耕起播種法の8工程...
閉鎖水系水田地帯における畜産由来有機性資源の循環利用に伴う環境負荷物質の動態解明と環境負荷低減技術の開発
摘要 目的:大潟村の水田作において、畜産由来の堆肥を用いた場合の環境への影響を解明する。、計画:(1)閉鎖水系水田地帯における環境負荷物質の動態解明(2)環境負荷物質発生量低減技術の開発 ほか、成果:(1) ...
摘要 背景・目的:現在,畜産農家における飼料自給率は低く,輸入飼料への依存度が著しく高いため,国際的な飼料相場や,為替,輸送費(燃料相場)の変動に影響されやすく,畜産経営は不安定な状況にある。このよ...
摘要 農業活動が温室効果ガス発生に及ぼす影響について以下の具体的成果が得られた。その結果、中期計画で目標としている栽培・土壌管理技術による温室効果ガス発生抑制効果の定量的評価について、実験とモデルに...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
摘要 i)露地野菜22品目、総計330品種を対象に、任意地点の気象環境から適地・適作期・導入適品種の判定を支援するシステムを開発した。本システムによって、温暖化による高温障害発生地域や収穫期が大きく変化す...
摘要 作土層下端における溶質移動観測手法開発のため、TDR法による土壌水分と土壌溶液電気伝導度の同時測定の精度を検討した。室内実験により、両者は高精度で同時測定できることが明らかとなったが、ほ場におけ...
摘要 水理模型実験と数値解析から側岸に植生帯を有する水路の土砂輸送効果を検証した。この結果、土砂輸送効果が最大になる植生密度は実際の葦原よりも大きいことを明らかにした。また、排水路内での懸濁物質の動...
牛久沼集水域における水田から農業排水系へのダイオキシン類の流出実態の解明
摘要 ダイオキシン類は土壌粒子に吸着し懸濁物質として輸送される。そこで、牛久沼流域の排水路及び河川・湖沼底質中のダイオキシン類1,3,6,8-TeCDDと2,3,7,8-TeCDDの総ダイオキシン類に対する濃度比に基づくエン...
水田からのメタン発生量の評価とその抑制技術に関する研究(206)
摘要 水田からのメタン発生量の増加に対し、有望な抑制技術として期待される品種選抜の可能性を探るため、水稲のメタン輸送ポテンシャルと生理・形態的特徴との関係を明らかにする。また、大気中二酸化炭素(CO2)...
摘要 WTO体制への移行により国際分業体制が進展した場合、輸出国の不作等による生産・輸出変動により国際市場の不確実性が高まると共に、一方、国内市場においても価格変動が大きくなることが懸念されている。そ...
摘要 家畜ふん尿に由来する環境負荷の軽減には、堆肥の流通促進が不可欠である。そこで、堆肥輸送の効率化とその配分に視点をおいた市町村間の堆肥輸送モデルを開発した。そのモデルは、1995年センサスを用いた家...
農地の土壌侵食量把握及び侵食に伴う土壌生産力変化の将来予測(224)
摘要 11年度は土壌生産力変動を見積もるための土壌変化特性式を作成し、USLE式を使って10年度に侵食量を推定したフィリピンロメロ川流域を対象に、今後30年間の土壌生産力変動を推定した。ただし、現行の土地利用...
摘要 堆肥の有効利用には、その流通促進が不可欠である。とりわけ九州では、その分布が集中しており、市町村を超える広域流通が必要となっている。今後、さらに堆肥の供給が増加し、その販路の競合が生じると考え...
摘要 農家の堆肥利用についての意向を把握するため、マーケティングの分野で、消費者の好みを測定する手法の一つであるコンジョイント分析を適用した。この手法を用いて、熊本県菊池郡泗水町の施設園芸農家38戸を...