IoTによる遠隔監視システムを活用した育苗管理の省力化技術開発
摘要 市販されているIoT機器を利用した遠隔監視システムを作製し、ハウス内環境データの取得が可能となった。
水稲無コーティング湛水直播による業務用米の低コスト生産技術の確立
摘要 ロボットトラクタによりほ場内で部分的に無コーティング湛水直播の無人播種作業が実施できた。苗立ちや穂数は確保出来たが、過剰生育及び雑草害のため、坪刈り収量は鉄コーティング湛水直播と同等であった...
摘要 現状の農業経営指標の作成方法や内容を検討し、次期策定時の作成手法及び調査票様式を作成した。また、スマート農業技術導入経営体の品目別・時期別・作業別労働時間を明らかにした。
摘要 広野町に実証ほ場を設置し、中山間地域の条件不利地及び震災・原発事故に起因する避難指示を解除した後の営農再開地域で水稲有機栽培産地の再生に向け、スマート農業機器を活用した各種作業の省力化や生産...
「見える化」技術を活用した土壌肥沃度のバラツキ改善技術の開発
摘要 高機能堆肥の添加により、土壌中の炭素含量が増加することが確認されたが、その増加量は土壌条件により異なった。
稲作の大規模化・省力化に向けた農業用水利施設管理省力化ロボットの開発
摘要 水路の堆積物の実態や、土砂上げ作業時の作業能率を明らかにし、多面的機能支払い活動での土砂上げ作業の労働負担が増大している傾向を確認した。
摘要 AI超音波肉質診断により、肥育中に肉質を判断した。肉質の向上が見込める牛は単価向上を目指して共励会へ出品する、実証農家の経営判断に繋がった。逆に、肉質の向上が見込めない牛は早期出荷に繋がり、平...
摘要 目的:松川浦内での採捕数と沿岸域での漁獲加入水準に関連がみられる主要漁獲対象種(マコガレイ、イシガレイ、シロメバル)の稚魚を採捕する調査を実施する。 成果:ビームトロール調査により、各魚種のCPU...
摘要 【キク類】消灯後の日長条件を14~15hr内で変えたところ、到花日数が異なった。ピンク色LED、電球色LEDを用いて電照栽培を行った場合、いずれも赤色LEDよりやや劣るものの、開花抑制効果は高いことが明らか...
露地野菜栽培における難防除雑草の優占化機構の解明と対策技術の確立
摘要 タマネギの春まき直播栽培では、生育期間が長く確保できる晩生品種が適し、播種時期は低温の影響を受けにくい4月上旬以降が適していると考えられた。
加工適性の高いコムギの導入による省力高収益生産技術の開発・実証
摘要 小麦有望品種「夏黄金」の地域適応性と省力施肥体系開発のための実証ほを所内と県内2地点に設けた。
施設果菜類の雇用労力とロボットを作業主体とした大規模経営技術の開発・実証
摘要 施設夏秋キュウリにおいて、つる下ろし栽培と摘心栽培を比較し、生育や収量等を明らかにした。つる下ろし栽培の可販果収量は摘心栽培の約85%となったが、可販果率はつる下ろし栽培の方が高かった。ミスト...
摘要 水田輪作体系に適した多収子実用トウモロコシ品種を選定するため、生育特性や収量性を調査したところ、RM108~123品種を用いることで収量性が向上することが示唆され、収穫時期も分散した。なお、播種時期...
摘要 斑点米被害予測モデルの構築と精度検証を行った。調査地域における斑点米被害の主要加害種はクモヘリカメムシとカスミカメムシ類であり、クモヘリカメムシのトラップ誘殺数に影響する土地の利用情報要因と...
摘要 大豆栽培における 排水改善技術として浅層暗渠を施工したほ場では降雨後の土壌水分が速やかに低下する傾向があった。「浅層暗渠+畝立て」で精子実重が最も多く、浅層暗渠や畝立てが、湿害対策に一定の効...
摘要 乾田直播栽培において、「ふくひびき」、「天のつぶ」、「コシヒカリ」の播種時期を3月下旬、4月上旬、4月下旬とした栽培試験や「天のつぶ」の播種量を変えた栽培試験を行い、各試験における生育状況を把...
摘要 籾殻くん炭の塩化カリ代替利用による放射性セシウム吸収抑制効果を検証したところ、塩化カリを施用した場合と同様に交換性カリ含量を高め、玄米中放射性セシウム濃度を基準値未満にできることが明らかとな...
生産現場における最適な放射性セシウム移行リスクの評価手法およびほ場特性に合わせた移行低減技術の提案
摘要 無カリ区試験現地ほ場において、交換性カリ含量は無カリ区で低く、放射性セシウムの移行係数は高くなった。非交換性カリ含量は無カリ区で同等かやや低く推移した。交換性137Cs濃度は区による差は見られな...