リンゴ「ふじ」では収穫後冷蔵することにより1-MCPの処理適期を拡大できる
要約 リンゴ「ふじ」では、収穫後2℃で保管すると収穫後の品質低下が抑制され、収穫22日後に1-MCPを処理しても、収穫翌日処理とほぼ同等の品質保持効果が得られる。 キーワード エチレン、処理時期、鮮度保持剤、...
要約 1-MCPの品質保持効果は、1-MCPを処理容器内に注入する際の容器内気圧が低いほど同等の処理効果を得るために必要な暴露時間が短い。リンゴでは20kPaで1分、ニホンナシでは10kPaで30分の暴露処理で貯蔵中の品...
要約 北海道産の生鮮ヒラメについて、活け締めや保存温度が鮮度へ与える影響を調べ、最適な高鮮度保持技術を開発するとともに、「生鮮水産物鮮度保持マニュアル」を作成し、技術移転を行いました。 背景・ねらい ...
要約 損傷や質量減少率を抑える品質保持効果があるイチゴ用果柄把持パックである。個別容器は収穫した果柄付イチゴを1果ずつ収容して損傷なく取り扱うことができ、自動パック詰装置は個別容器から果柄把持パック...
要約 0.2%ゲランガムと標準濃度のMS無機塩を用いて調製したゲルはバラ切り花用の給水資材として優れている。ゲランガムゲルの性能を評価するには、ゲルを遠心ろ過ユニットで遠心し、遊離した水量を測定する方法が...
雪中貯蔵キャベツの結球内部黒変症状対策と雪中貯蔵による品質保持
要約 黒変症状発生履歴がある圃場での「冬駒」栽培では土壌pH矯正と硫酸カルシウム施肥が、著しい発生履歴がある圃場では「大学寒玉」の導入が有効である。雪中貯蔵により、収穫時の外観・内部品質ともに長期間維持...
STSとスクロース処理によるキンギョソウ切り花の品質保持期間延長
要約 出荷前のSTSとスクロース処理により、キンギョソウ切り花の品質保持期間は有意に延長する。品質保持効果は輸送中にスクロースを処理することにより高まる。切り花を実送した場合にも、スクロースを含む薬...
要約 エチレン非依存性花きであるアサガオから単離したInPSR26遺伝子は、花弁の老化を制御する新規遺伝子である。 キーワード プログラム細胞死、エチレン非依存性花き、アサガオ、オートファジー 背景・ねらい...
バラ切り花品質保持期間を延長する光触媒を利用した小型溶液浄化装置の開発
要約 光触媒の有機物分解能力と糖処理を組み合わせたバラ切り花の品質保持システムを開発し、これを実用化するための小型溶液浄化装置を作成して切り花の開花促進や品質保持期間延長を可能にした。 キーワード 切...
要約
携帯型分光光度計を用いた非破壊測定により、あんぽ柿の水分と糖度の簡易で迅速な推定が可能である。あんぽ柿製造における乾燥終了の判定には、糖度推定による検量式が判定誤差が少...
要約 トルコギキョウ切り花において、10μMのアブシシン酸(ABA)を4%スクロースと組みあわせることにより、スクロースによる障害葉の発生が抑制でき、かつ切り花および葉の日持ちが延長する キーワード アブシ...
花持ちの優れるデルフィニウム系統「B-10」におけるエチレン生成およびエチレン感受性の解明
要約 花持ちの優れるデルフィニウム系統「B-10」は自然老化時のエチレン生成能は有しているが、エチレン感受性は対照品種に比べ低下している。また、エチレン阻害剤処理により、さらに花持ちが延長する。 キーワ...
生稲わらサイレージに生米ぬかを混合した肥育牛用発酵TMRの品質と採食性
要約 生稲わらサイレージや配合飼料などに生米ぬかを10%程度混合した発酵TMRは、脂質の酸化がなく、乳酸および酢酸含量が高く、開封後の品温が変化しにくい。さらに黒毛和種去勢肥育牛の採食性は良好である。 キ...
背景・ねらい
生鮮貝柱の流通上の最大の課題は、硬化防止である。硬化とは、死後硬直により筋肉が収縮し、黒ずみ硬くなる現象で、保存温度が低いほど発生率が高まり、0℃保存での品質保持期限は2日程度...
要約 安定した品質の発酵TMRを調製するための貯蔵期間は平均気温が20℃程度では10日以上が望ましい。一方、10℃以下の環境では20日以上貯蔵しても好気的変敗の原因菌である酵母は残存する。 キーワード 発酵TM...
コンテナと不織布シートを組み合わせたウンシュウミカンの省力貯蔵法
要約 ウンシュウミカンにおけるコンテナと不織布シートを組み合わせた貯蔵方法は、棚貯蔵と同等の貯蔵が可能であり、入庫から家庭選果までの作業時間を大幅に短縮できる。 キーワード ウンシュウミカン、省力化、...
要約 クリ生果を1~3か月間品質保持する方法としては、果実重の減量やかびの発生、食味等の点から、温度は5℃よりも2℃、資材ではポリ袋や鮮度保持(ヒノキチオール練り込みポリ)袋の使用が適当である。 キー...
八分着色イチゴ果実のMA包装と低温貯蔵を組み合わせた鮮度保持技術
要約 八分着色したイチゴ果実をMA包装し、0~5℃で低温貯蔵することにより、3週間程度の鮮度保持ができる。酸素濃度が10~13%、二酸化炭素濃度10%の条件で果実外観の保持効果が高く、特に0℃・酸素濃度13%の条件が...
要約 乳中タンパク質が電極表面に付着するため、これまで適用が困難であった交流高電界技術を電極構造の改良を行うことで適用可能とし、殺菌による品質劣化の少ない高品質な牛乳を製造する。 キーワード 交流高...
出荷前および輸送中のスクロースと抗菌剤処理によるバラ切り花の品質保持期間延長
要約 出荷前およびバケット輸送中のスクロースと抗菌剤処理により、バラ切り花の品質保持期間は延長する。北海道、和歌山県および千葉県からの実送試験において、スクロースと抗菌剤による品質保持効果は確認さ...