要約 スプレーギクの挿し穂に軟X線を照射し、キメラとなって出現した花色変異部の小花梗を組織培養することにより、花色変異系統を固定化できる。本手法により、`エリアス'、`ドリームナース'、`ハッピーゴールド...
要約 施設キュウリ栽培において、冷房、細霧冷房、および遮光による日中のハウス内気温の低下や、夜間の低温管理等の短期間の環境制御により、果実伸長が抑えられる。制御処理が、全期間の収量に及ぼす影響はほと...
要約 トマトのセル成型接ぎ木苗において、花房を低節位から安定着生させるためには、穂木の本葉8~9枚時に6~7節位で切断した直上を穂木として用いる。これにより、花房を低節位より安定して着生させることができ...
要約 水田基盤の下層にグライ層が存在する低湿地トマト栽培施設ほ場では、太陽熱消毒及び湛水除塩期間においても、土壌中の硝酸態窒素は地下水系へ浸透溶脱することなくグライ層で脱窒する。 背景・ねらい 施設ト...
養分集積を回避する肥効調節型肥料並びに液肥を利用したトマトの施肥管理技術
要約 施設トマト栽培において、肥効調節型肥料(被覆尿素)と追肥(液肥)の組み合わせ、あるいは有効態リン酸が既に蓄積しているほ場では窒素とカリウムのみを液肥で施用する施肥法により、土壌養分が集積しない...
要約 極早生ウンシュウ系統の早期加温栽培で、「崎久保早生」は他の極早生系統に比べて熟がやや早く、「宮川早生」と比較すると25日早い。また、樹冠容積が大きく、収量も多く、果実品質も良好である。 背景・ね...
要約 かき「前川次郎」の施設栽培において、被覆から開花までの最低気温を20℃に保つことが、作期前進に有効である。果実発育期においては、最低気温を高めることによる発育促進効果は小さいことから、15℃を越える...
要約 間欠ドリップ方式で養液を施用することができるシステムを用いたスプレーギクの土耕栽培における養液施用管理プログラムを作成した。また、簡易栄養診断法による診断基準を併せて確立した。 背景・ねらい 切...
ナミヒメハナカメムシとコヒメハナカメムシ雌の生殖休眠を誘導する日長条件
要約 アザミウマ類の天敵であるナミヒメハナカメムシとコヒメハナカメムシの雌の卵巣成熟は幼虫期に日長の影響を受け、14時間以上の日長条件では卵巣が成熟し産卵するが、12時間以下の日長条件では生殖休眠が...
要約 1月中旬からビニール被覆、加温し、露地栽培の各生育ステージの気温に近い温度管理により、6月下旬~7月上旬に収穫するにほんなし「幸水」の加温ハウス栽培が可能である。この場合、ビニール被覆から45日前...
要約 着色・外観良好な,赤色系,早熟性の四倍体生食用ブドウ「陽峰」を育成した。 背景・ねらい
温暖多雨地帯における施設栽培に適した生食用ブドウ品種として,耐病性を有し,早熟でかつ赤色系の大粒の多収...
要約 ビワ新品種「涼風」は「楠」に「茂木」の花粉を交雑して育成された。果実は橙黄色の大果で,糖度が高く良食味品種である。果皮障害の発生が少ない豊産性の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種...
要約 ビワ新品種「陽玉」は「茂木」に「森本」の花粉を交雑して育成した。果実は橙黄色・大果で外観が優れ,果肉は柔軟多汁で,糖酸のバランスがよい良食味の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種は...
夏季の異常気象に対応可能なニホンナシ「幸水」の果実肥大予測法
要約 ニホンナシ「幸水」の果実肥大を,日射量から予測するためのモデルを生態実験の積み上げにより開発した。このモデルによって近年続発する夏季の異常気象下でも果実肥大の予測が可能であり,全国各地でそのま...
要約 日本,台湾及びタイから,34種のコバチ類がミカンハモグリガの寄生バチとして確認された。各地の優占種はSympiesis striatipesとQuadrastichus sp.(以上日本),Ageniaspis citricolaとCitrostichus phyllo...
要約 極大粒、黄緑色で外観が優れ、しかも食味良好な、比較的早熟性の施設栽培生食用ブドウ「翠峰」を育成した。 背景・ねらい 温暖多雨地帯における施設栽培用ブドウ品種として、「巨峰」より高品質で、より大粒...
要約 キンギョソウの短日処理(9時間日長)は、開花抑制と切花品質向上に対し効果があり、開花は短日15日間処理で1週間、30日間処理で2~3週間、45日間処理で5~8週間抑制できる。また、切花長は短日処理期間が長い...
カーネーションとオリエンタルハイブリットユリの組み合わせ生産システムと経済性試算
要約
施設栽培における秋ギク型スプレーギクのシェードによる採花期拡大
要約 秋ギク型スプレーギクの施設栽培において、7~10週咲品種と6月上旬~下旬定植(+短日処理)および7月中旬定植(+自然日長)の組合せにより9月上旬~11月中旬の採花が可能である。 背景・ねらい 商品性の高い秋ギ...
都市農業と都市農地問題──首都圏ゾーニング下の専業的農業の実態を中心に──
要約 計画的都市農業と経過的都市農業の2類型に分けて,都市農業の実態を分析し,都市地域に存在する農業・農地が農業生産をはじめ多面的な役割を果たしていることを明らかにし,都市農業,都市農地を都市計画上...