要約 雪むろは貯蔵温度が低いため、これに貯蔵した玄そばは、室温貯蔵に比べ性状劣化が小さく、ゆでそばの食味官能値が高い。 背景・ねらい 雪むろを活用することにより、
付加価値の高い農産物を生産できる可...
要約 そば「最上早生」の収量及び千粒重は、開花9日前から開花20日後までの気温、日照時間、日射量と高い相関があり、安定収量を得るには、この期間の平均気温21度C、積算日照時間140時間以上が必要である。開花...
要約 そば「最上早生」は、収穫時の立毛個体数がm2当り100~130本の範囲で栽植すると、千粒重30g以上、全重40kg/a以上を確保して高い収量が得られる。開花始期及び成熟期の草丈目安は、それぞれ65~75cm、110~12...
要約 伊吹ダイコンのダイコンおろしは、栽培圃場や作期により差異があるが青首ダイコンに比べて顕著に辛く、辛味成分は1.3~2.3倍含まれている。部位別辛味成分は、最下部が最上部に比べ3.2倍含まれている。また...
要約 ダッタンソバの製粉過程におけるルチン、たんぱく質、ミネラルなどの成分含量や生菌数およびルチン分解作用の抑制方法について検討した結果、マイクロ波処理によりルチンを損なわない殺菌が可能である。 背...
要約 多様な経営方式が混在する大規模畑作畜産複合地帯では、離農跡地とともに労働力や農作業の受委託(請負)等の経営資源の農家や集落間の調整を、農協等の調整主体が集落の特性に応じて進めることにより、農業生...
要約 らい小麦の北海道への導入を検討する場合、子実の利用適性が大きな鍵となる。らい小麦子実を用いて試作したパン、クッキー、味噌、麺、ビールは、従来にない独特な風味を持ち、地域特産品等への利用可能性が...
要約 県内六条皮麦の安定的な生産拡大を図るため、良質・多収である「ミノリムギ」を準奨励品種に採用し、「リクゼンムギ」に代えて普及する。 背景・ねらい 麦類は湿害による生育不良や麦価の低迷による生産意...
要約 カラマツ林床へ牧草を導入する際に林床のリター層を撹乱することによって,牧草の初期定着が向上し,かつ,牧草の速やかな定着・成長は,タラノキ・クマイチゴ等の灌木類の出現を抑制する。 背景・ねらい ...
要約 ソバ子実からラジカル消去成分としてルチン、(-)-エピカテキンに加え、これまでに検出例の無い3種のカテキン類を単離した。これらはソバ子実に豊富に含まれており、その活性はルチンよりも高い。ソバ殻には...
要約 秋田県内におけるキタワセソバを用いた夏作そば栽培では、播種期が早いほど成熟特性が良好で、主茎長が短く、子実重歩合が高くなる。収穫適期は開花後35日から45日頃である。 背景・ねらい 秋田県内では、地...
要約 そば「最上早生」は、8月上旬播種、基肥窒素施用量0.3kg/a、播種量0.4~0.5kg/aで生育量の確保と倒伏軽減が図られる。開花始期の草丈が80cm以上では倒伏の危険性が高く、65cm以下では開花以降の草丈伸長量が...
要約 ソバ子実からラジカル消去成分としてルチン、(-)-エピカテキンに加え、これまでに検出例の無い3種のカテキン類を単離した。これらはソバ子実に豊富に含まれており、その活性はルチンよりも高い。ソバ殻には...
要約 排水が良く砕土率の高い黒ボク土壌等の圃場条件において、水稲用作溝直播機に覆土爪を装着することによってそばを作溝内に播種することが可能となる。作溝内のそばは、生育期間中に徐々に溝の土壌崩壊により...
汎用コンバイン、揺動型比重選別機を用いたアマランサスの収穫・調製法
要約 改良汎用コンバインは、殻粒水分50%以下のアマランサスを10a当たり約20分、殻粒損失15~25%で収穫できる。改良揺動型比重選別機は、アマランサスを整粒率99.9%以上の精度で仕上げることができる。 背景・ね...
要約 アルファルファは、札幌では根雪となる12月上~中旬にほぼ最大の耐凍性を獲得する。LT50(半数個体致死温度)による33品種の耐凍性の評価では、全体が-5.4℃から-26.6℃に分布するのに対し、北海道に現在適応...
要約 夏そばの播種適期は、4月下旬から5月中旬であり、収穫時期は7月上旬から8月上旬である。窒素基肥の増肥によって、生育量及び千粒重が確保され、増収する。品種は「キタワセソバ」、「階上早生」が適用できる...
要約 そば在来種「最上早生」は、窒素成分0.2kg/aを開花始期~開花始期8日後の間に追肥することにより、原粒品質の悪化を伴わず、1.5~3kg/a程度増収する。 背景・ねらい 山形県の年間玄そば消費量は約2,000t(全...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 春播きキタワセソバの早播きは、施肥法の改善により生育量が増加し、高収量が確保される。その場合、着蕾期の葉色値で栄養状態を判断し、着蕾期追肥を窒素量で0.2kg/a程度実施することで安定多収栽が図れる...