要約 送気ノズルより吐出される高速気流を効率よくネギに当てるとともに、これまで音漏れの多かった投入口の空隙を制限する送気装置を考案し、作業者の耳元騒音を従来機よりも約5dB低下できる低騒音白ネギ皮剥...
要約 施設栽培において定植前に深さ20~60cmに残存する硝酸態窒素は,深根性作物であるトマト栽培では根群域が制限されない限り追肥窒素と同様に評価できる。下層に残存する硝酸態窒素はハウス建設後年数が経過し...
還元消毒による施設土壌病害虫の防除と糖蜜を用いた下層土消毒法
要約 フスマ、米糠を用いた還元消毒により作土層が消毒され、イチゴ萎黄病、ホウレンソウ萎凋病の防除に有効である。糖蜜の土壌潅注で下層土の消毒も可能となり、トマト萎凋病、ナス半身萎凋病の防除に有効である...
要約 ネギの初期生育における生重および草丈は、優性効果が大きく、超優性を示す形質である。このため初期生育の旺盛な品種は、F1育種により効果的に育成可能である。春まきにおいて、千住群の品種は生重を、九条...
要約 乾田土中早期湛水直播栽培を行うことで畑地化が促進され、エダマメは転作2年目まで増収し、ネギは転作2年目で連作畑並の収量が確保される。乗用管理機体系は歩行型体系に比べ作業時間が少なく省力化となり、...
要約 満足度調査をもとにCSポートフォリオ分析を行い、満足項目・不満足項目を抽出した後、それらの改善を盛り込んだ選好調査をもとにコンジョイント分析を適用することで、機械の開発改良・更新需要等の評価指針...
埴壌土および砂壌土での全量基肥溝施肥による秋冬ねぎの効率的施肥法
要約 秋冬ねぎの効率的施肥法として、被覆肥料を利用し全量基肥で植え溝に局所施肥することにより、全量基肥全層施肥よりさらに20~30%減肥できる。適正施肥量は窒素成分で埴壌土で15キロ/10アール、砂壌土で20キ...
要約 根深ネギの重粘土転換畑栽培において、フィルム軟白資材を葉鞘径が16~18mmに達してから作型に適した期間(3~6週間)被覆することで、従来より少ない土寄せで30cm以上の軟白長が安定して確保される。 キー...
要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...
0.6mm目合いネットによるアブラナ科野菜害虫の侵入阻止効果
要約 0.6mm目合いの防虫ネット被覆はアブラナ科野菜を加害する害虫のほとんどに侵入阻止効果がある。しかし、アブラムシ類や孵化直後のチョウ目幼虫の侵入を完全に阻止することはできない。アザミウマ類、ハダニ...
要約 新たに開発した「岩津ねぎ」用の自動包装機は、作業時間の短縮ができ、包装精度は高く、慣行の手作業による袋詰め作業の約10倍の能率である。 キーワード ねぎ、機械包装、調製 背景・ねらい 兵庫県特産の「...
要約 葉ネギを段ボール箱で出荷する場合、袋のセンター部は縦目を重ね、サイド部は一部を除いて横目でシールする方法が適当である。この包装シール方法を行うことで、段ボール箱で出荷しても現行の発泡スチロール...
要約 露地野菜栽培において日常行われる個々の農作業が環境へ及ぼす窒素負荷の程度によってランク分けし、それを基に作成した点検表は、各野菜栽培における農作業管理別の窒素負荷を評価するために有効である。 ...
要約 トマト少量培地耕栽培から排出される廃液中に含まれる硝酸態窒素及びリンは、ケナフなどの有用植物を浄化水路に混植することにより浄化できる。 キーワード 少量培地耕栽培、硝酸態窒素、リン、有用植物、浄...
佐賀県におけるIYSVによる新病害タマネギえそ条斑病(新称)の発生
要約 佐賀県においてタマネギの葉身に紡錘型のえそ輪紋またはえそ条斑症状を呈する病害が発生した。病原ウイルスはIris yellow spot virus (IYSV)と同定されたので、本病をタマネギえそ条斑病と命名する。本ウイ...
要約 ネギ白絹病に対する生物的防除として,Trichoderma剤を連年施用することにより高い防除効果が得られ,白絹病による減収を抑える。 キーワード ネギ白絹病、Trichoderma、生物的防除、連年施用、防除 背景・...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
ハウスミカンを加害するアザミウマ類に対する防虫ネットの侵入阻止効果及び被害軽減効果
要約 ハウスミカンにおいてハウス側窓部を目合い1ミリの白色または銀色の防虫ネットで覆うと、アザミウマ類のハウス内への侵入が阻止され、果実の被害を軽減できる。 キーワード アザミウマ類、防虫ネット、ハウ...
要約 根深ネギを9~10月に収穫するためには前年の9月から当年の2月にかけて播種を行うと可能となる。また、定植時にトンネル被覆を行うと収穫時期が早くなり、秀品本数も増加する。育苗期間は60~70日が適当であ...
アルストロメリアに感染するトスポウイルスの超高感度検出法の開発
要約 アイリスイエロースポットウイルスはアルストロメリアの茎葉に黄化えそを引き起こす。本ウイルスに感染したアルストロメリアは根茎(ライゾーム)からもウイルスが検出される。また、発病株の根茎から新たに...