トルコギキョウにおけるネギアザミウマとえそ輪紋病の発生消長およびIYSV感染植物
要約 アイリスイエロースポットウイルス(IYSV)を媒介するネギアザミウマは3月以降に誘殺が確認され、その後増加傾向で推移する。えそ輪紋病は本種の誘殺数増加に伴って多発する。また、これまでに報告のない作...
要約 ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの残留農薬を市販ELISAキットで分析した。イミダクロプリド、フェニトロチオン、クロルフェナピル、及びクロロタロニルの各キットは、実用上十分な測定感度と操作性を有するこ...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
背景・ねらい 近年、野菜の需給をめぐる状況は、需要の多様化、輸入増加がみられる中で価格が低迷し、生産者の減少、高齢化が進行している。こうした状況の下で、野菜の需給動向の的確な把握が必要となっているが...
0.6mm目合いネットによるアブラナ科野菜害虫の侵入阻止効果
要約 0.6mm目合いの防虫ネット被覆はアブラナ科野菜を加害する害虫のほとんどに侵入阻止効果がある。しかし、アブラムシ類や孵化直後のチョウ目幼虫の侵入を完全に阻止することはできない。アザミウマ類、ハダニ...
要約 露地野菜栽培において日常行われる個々の農作業が環境へ及ぼす窒素負荷の程度によってランク分けし、それを基に作成した点検表は、各野菜栽培における農作業管理別の窒素負荷を評価するために有効である。 ...
要約 都産生ごみ堆肥は、窒素含有率が3%前後と高いが、施肥量を調節することによって、慣行の家畜糞堆肥と同様に利用できる。施用量は、10a当たり果菜類で2t、葉茎菜類で1~2t、根菜類で1t程度であれば、...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
成果の内容・特徴
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
要約 1980年~95年にかけて卸売市場流通は広域化している。流通広域化を立地移動と集出荷活動に区分してみると、指定野菜14品目のうち多くは集出荷活動による広域化が立地移動の広域化を上回っている。卸売市場流...
要約 家庭内における野菜消費が消費者の年齢や性別によって品目別に大きく異なることを明らかにした。また、加工・外食等を含めた需要予測を行い、家庭内・外の分野別に将来の需要量を予測した。 背景・ねらい 近...
背景・ねらい 千葉県内の野菜畑土壌の可給態リン酸含量(土壌100gあたりトルオーグP2O5)は平均で50mgであったが、褐色低地土の平均は79mgで、30%もの地点が100mgを超えていた。作物の安定生産および無駄な施肥を...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
中山間地における集落を基盤とした生産組織による農地保全の仕組み
要約 中山間地において、集落を基盤とした生産組織を形成し集落内の農地利用力を補完することにより、不在地主や高齢者等の農地を集積し、農地の保全・利用を図ることが可能である。このような農地保全主体の存立...
中山間地における集落を基盤とした生産組織による農地保全の仕組み
要約 中山間地において、集落を基盤とした生産組織を形成し集落内の農地利用力を補完することにより、不在地主や高齢者等の農地を集積し、農地の保全・利用を図ることが可能である。このような農地保全主体の存立...
要約 家計調査個票データを使用した分析から、野菜の消費形態を高齢高消費型と若齢・中年高消費型に分類した。また、10年間の間隔をおいた消費傾向の違いを検討した結果、若齢から高齢層にわたる広範な年齢階層...
要約 家計調査個票データを使用した分析から、野菜の消費形態を高齢高消費型と若齢・中年高消費型に分類した。また、10年間の間隔をおいた消費傾向の違いを検討した結果、若齢から高齢層にわたる広範な年齢階層...
要約 窒素肥効が期待される C/N比の低い有機質資材について、養分含有率、硝化率、タネバエ発生の有無、作物への肥効等を調査した。乾物中の窒素が 3.5%以上の資材は、化学肥料と同等の肥効が期待出来る。有機質...
要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...