要約
近紫外線除去フィルムのアザミウマとコナジラミの侵入抑制とその持続性
要約 近紫外線除去フィルムの害虫抑制効果は、フィルムの紫外線透過率が8%以上では0%に比べて劣るが、5%以下では0%と同等に優れる。厚さ0.1mmの近紫外線除去フィルムは種類によって持続効果が異なり、2.5年間展張...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培で近紫外線除去フィルムを展張すると、モモアカアブラムシ、ネギアザミウマの発生を低減し、農薬散布回数を30%削減できる。ネギアザミウマは、高さ1m付近の側枝をA4判の虫見...
アスパラガス半促成長期どり栽培におけるアザミウマ類の総合防除体系
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培において、近紫外線除去フィルム被覆とアザミウマ類の要防除密度に基づく薬剤散布を柱にした総合防除体系は、慣行の防除体系に比べて本種による若茎の被害を抑制し、化学薬剤...
鶏の野菜類に対する採食行動と野菜類添加が飼料要求率に及ぼす影響
要約 鶏に、アスパラガス新芽と野草(メヒシバ)を同時給与すると、野草は採食しアスパラガスは 採食しない。他の野菜類でも採食行動に差を認める。鶏雛に乾燥野菜類を飼料添加給与すると、飼料要求率は 対照区に...
黄色粘着トラップでの捕獲によるアスパラガスのネギアザミウマの冬季防除
要約 グリーンアスパラガスのハウス栽培において冬季に成茎を刈り取った後、ビニル被覆による保温開始と同時に黄色粘着トラップを設置することにより、若茎の萌芽開始前後にネギアザミウマが大量捕獲され、収穫始...
アスパラガス栽培における近紫外線除去フィルム利用によるアザミウマ類の侵入抑制効果と資材特性
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルムの利用は、アザミウマ類に対する侵入抑制効果が高く、立茎開始後のアザミウマが急増する時期も遅らせることができる。また、通常の展張期間であ...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培において近紫外線除去フィルムを被覆すると、ハウス内の紫外線量は大幅に減少するが、気温や照度に紫外線を通すフィルムとの違いはみられず、若茎の収量、規格、緑色度、糖度...
近紫外線除去フィルムを利用したアスパラガスにおけるアザミウマ類の薬剤防除回数の低減
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルム被覆は、慣行フィルム被覆に比べてアザミウマ類の密度増加を遅らせ、薬剤防除回数を2/3~1/3に低減できる。 キーワード アスパラガス、近紫外線...
要約 施設栽培のアスパラガスにおいて、ネギアザミウマによる被害許容水準である被害若茎率5%以下にするためには、虫見板による擬葉払い落とし成幼虫数が平均0.8頭になる前に防除する必要がある。 キーワード 施...
青色系ポリエチレン袋と粘着剤を用いたネギアザミウマの大量捕獲
要約 ネギアザミウマの色彩に対する選好性を利用した粘着トラップを用いて大量捕獲を行う場合、淡青や青色のポリエチレン袋(青色ゴミ袋)に害虫捕捉用スプレー式透明粘着剤(粘着スプレー)を吹き付けたものが利...
光反射シート、紫外線除去資材によるアスパラガスのネギアザミウマの密度抑制効果
要約 ハウス側面開放部外縁に光反射シートを敷設するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できる。ハウスを紫外線除去フィルムで被覆するとアスパラガスのネギアザミウマの密度を抑制できるが、紫外線透過...
要約 水稲は83%の市町村で栽培され、31%で振興されている。しかし、労働力で68%、収益性で47%が問題をもっている。野菜類は労働力で40%、収益性で35%が問題を持つが、生産見通しは各作目とも現状維持が40%~60%の...
要約 野菜や花卉類に寄生するアザミウマ類は11種が認められ、葉、幼茎、花、果実を加害する主要種としてヒラズハナアザミウマ、ダイズウスイロアザミウマ、ダイズアザミウマ、ネギアザミウマが上げられた。 背景...