有用微生物を担持させたビール粕炭造粒品によるイチゴ萎黄病の防除
要約 非病原性フザリウム菌(MFG6菌)をビール粕の炭化物とゼオライトの混合造粒物(ビール粕炭造粒品)に処理し、イチゴの育苗培土に使用すると、萎黄病の防除ができる。ビール粕炭造粒品の育苗培土への全量使用...
要約 経産牛、初妊牛における移行期(分娩前3週間)の飼料乾物中CP含量を、経産牛では12%、初妊牛では14%にすることにより、飼料摂取量、繁殖成績及び疾病発生状況等に影響することなく、分娩後の乳量、乳成分...
要約 栽培初期(ビニル被覆後)に殺ダニ剤を使用した後にチリカブリダニを放飼し、その後は、1~2ヶ月の間隔で追加放飼を行うことで、ハダニ類を栽培後期まで低密度に抑制できる。 キーワード イチゴ、殺ダニ剤、チ...
要約 アルファルファを草丈80cmを目安に収穫することにより、利用4年目まで粗蛋白質含量18%以上の高品質なサイレージが安定して生産できる。また、経営計画モデルによると、アルファルファサイレージの給与量が...
種子繁殖型イチゴ「F1エラン」の夏どり安定生産に向けた栽培管理
要約 種子繁殖型イチゴ「F1エラン」の栽培管理は摘葉を老化葉のみとし、わき芽は放任とする。マルチ資材にはワラを用い、摘果を行うと果実品質が向上する。また、緩効性被覆肥料を使用することにより、上物収量は...
要約 遺伝子組換えにより作出したグリホサート耐性日本型イネ3系統を用い、環境安全性を評価するため、繁殖性、雑草性、生態系への影響を検討した結果、供試した組換えイネが環境に与える影響は、従来のイネとほ...
要約 出穂後は牛に採食されないチカラシバが蔓延し、牧草が衰退して生産力が低下し、かつ、景観も悪化した放牧草地に、飼養が容易で景観的にも優れ、いろいろな草木を採食するシバヤギ(30頭/ha)を4月上旬から1...
要約 トランスポゾンpiggyBacをベクターに、緑色蛍光蛋白質(GFP)遺伝子をレポーターに用い、膜翅目昆虫で初めて、安定した外来遺伝子導入・形質転換系を開発した。ゲノム中に組込まれた遺伝子は次世代に受け継...
要約 低樹高で新規な樹形の‘ハマナス低性1号、同2号’を育成した。‘ハマナス低性1号’は低樹高(約45cm)、赤紫色の一重咲き、多花性である。‘同2号’はさらに低樹高(約30cm)、桃色の八重咲きである。 キーワード ...
イチゴの花芽分化時期推定方法と実生の出蕾日による早晩性の簡易評価
要約 花芽分化開始期前後に定期的間隔をおいて複数の株を定植し、出蕾遅延株がみられなくなる定植日を、当該品種の花芽分化開始日とみなすことができる。また、実生の出蕾日は早晩性の簡易な評価基準として用いる...
要約 窒素無施肥の場合、脱アセチル化度85%以下のキチン質施与によってチンゲンサイの乾物重は著しく大きくなる。脱アセチル化度95%以上のキチン質は、短期間で無機化する窒素量が少なく、窒素肥料としての効果...
果菜類の害虫ミナミキイロアザミウマに対するヒメハナカメムシ3種の必要放飼比率
要約 ヒメハナカメムシ3種の温度別繁殖パラメータおよび最大捕食量のデータを用い,ミナミキイロアザミウマに対する抑制能力(害虫/天敵比)を算出した。この値により,天敵3種を大量放飼する際の理論的必要放飼...
要約 夏山林間放牧における日本短角種繁殖雌牛の牛群は、血縁や飼養農家によるサブグループを基礎に新植地をえさ場に、広葉樹林帯を休息場に、林道・搬出道を移動に利用して、数百ヘクタールの広域を行動する。 ...
要約 シバムギは放牧草地においてケンタッキーブルーグラス及びシロクローバと共存し、高い植被率を維持する。このような放牧草地の牧養力は北東北低・中標高地ではおよそ600CDである。放牧草地におけるシバ...
要約 5月中・下旬におけるジュンサイやスイタグワイの展開葉の奇形は,水田で使用されるスルホニルウレア系除草剤が低濃度でかんがい水に混入することによって生じる。これら水生野菜の奇形葉の特徴と出現時期は...
要約 ばれいしょマイクロチューバー(MT)を種いもとする圃場栽培では、通常栽培に比べ生育が2週間程度遅延するが、最終的に80%程度の収量が得られる。また、MT栽培では上いも一個重および塊茎の二次生長発生程...
要約 火入れ予定のススキ草地の外縁部を電気牧柵でベルト状に囲い、肉用繁殖牛を放牧させて草を採食させることで、極めて省力的に防火帯を創り上げることができる。 キーワード 生態、野草類、放牧、防火帯、半自...
要約 ニンジン、カボチャ、サツマイモのカット野菜のミックス包装では、包装内で発生するエチレンによりニンジンに障害が発生する。障害回避には酸素透過度2,000cc/m/24hr/atmの包材を用いて摂氏10度で保存すると...
要約 〔要約〕イチゴ果実は着果節の果梗が太くて長いほど大果であり、太さと長さが揃っているほど果実の揃いが優れる傾向にあり、それらの形質は高い遺伝力を示す。揃いの良い大果品種の育成には‘Pajaro’に代表さ...
ビトリフィケイション法を用いたキク等の植物の培養茎頂の液体窒素保存
要約 キク、オウトウ等の培養シュートの茎頂あるいは側芽をビトリフィケイション法で処理することにより、コンパクトで安全な液体窒素保存が可能である。 背景・ねらい 栄養繁殖性遺伝資源は、現在圃場で保存され...