要約 VA菌根菌の宿主作物を前作物として栽培すると、後作のダイズ栽培ではVA菌根菌の感染率が増加する。その結果、ダイズのリン酸吸収が促進されて、5~10 kg P2O5/10aのリン酸減肥が可能となる。 キーワード VA...
要約 通いコンテナの利用では、収穫作業能率への影響は品目ごとの特性によって異なり、容器代は段ボール箱並になりつつある。産地が通いコンテナを利用して有利販売を達成するには、コンテナの利用が出荷先にもメ...
要約 ダイコンの内部褐変症の発生の品種間差と木部柔細胞の大きさとの間には密接な関係があり、障害が発生しにくい品種は障害が発生しやすい品種に比べて柔細胞の平均最大径が小さく細胞の数が多い。 キーワード ...
要約 サツマイモでん粉滓を原材料とした紙マルチは、高温期の地温抑制効果があり、6月から9月にかけて播種、植付する作型に適する。青果用サツマイモでの形状改善効果や秋バレイショでの増収効果が期待できる。 ...
有機質資材の長期連用による畑作物の収量確保と化学肥料の低減技術
要約 牛糞堆肥またはし尿汚泥を5年間連用した圃場での夏作スイートコーン、秋作ダイコンの栽培において、窒素施肥量の40%を牛糞堆肥またはし尿汚泥に代替することによって、化学肥料と同等以上の収量が得られ、...
要約 単身者の食料購入金額は、2人以上世帯よりも男女による違いが大きく現れる傾向を明らかにした。単身女性は同年齢で比較すると、2人以上世帯の男女のどちらよりも乳製品や生鮮果物を多く購入している。弁当...
要約 ダイコン「夏つかさ」を粒径2mm以上で種子選別、選別した種子1粒の両サイド2cmの位置に被覆尿素肥料を各2粒封入するテープシーダーを作成し、このテープシーダーをソリ付き播種機を用いて深度2cmに播種する1...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
キーワード 諫早湾干拓、ダイコン、有効積算温度、L級比率、一斉収穫 背景・ねらい 諫早湾干拓地における営農では、大区画圃場での機械化を前提とした一斉収穫体系が求められる。秋冬ダイコンでは、摂氏2度以上の...
要約 アシグロハモグリバエの寄主植物として、国内初確認となる12科16種を含む18科37種を確認した。被害が激しい植物と、雑草などほ場周辺での増殖場所となる可能性がある植物が明らかになった。 キーワード アシ...
要約 市販の炭カル資材と同様の施用量と方法で使用できるカキ殻粉砕物の粒径は1mm未満である。 キーワード カキ殻、粉砕物、土壌pH 背景・ねらい
カキ殻粉砕物の粒径の違いによるpH矯正の効果をほ場レベル...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
窒素施肥深度の違いがホウレンソウとダイコンの生育・窒素吸収に及ぼす影響
要約 ホウレンソウの生育と窒素吸収は、0~15cmの土壌中窒素濃度に依存する。 ダイコンは、0~60cmの施肥窒素を吸収でき、窒素吸収量は土壌への投入量に応じて増加する。 キーワード 窒素吸収、施肥深度、施肥濃...
要約 ホウレンソウ、ネギ、ニンジンの残留農薬を市販ELISAキットで分析した。イミダクロプリド、フェニトロチオン、クロルフェナピル、及びクロロタロニルの各キットは、実用上十分な測定感度と操作性を有するこ...
要約 道産野菜の硝酸塩含量の平均値はホウレンソウ290mg、コマツナ586mg、ミズナ719mg、ダイコンで126mg/100gである。ホウレンソウの硝酸塩含量は作付前土壌硝酸態窒素含量や熱水抽出性窒素含量が多いと高まる傾...
葉根菜類の生育に対する生分解性プラスチックマルチの連用すき込みの影響
要約 ポリブチレンサクシネートやポリ乳酸などを原料にした生分解性プラスチックは、葉根菜類のマルチ資材として4年間以上連用してほ場にすき込みを行っても、ミズナやダイコンの生育には影響がなく、慣行のポリ...
要約 ダイコンの洗浄後に用いる乾燥用台車を架台が上下するように改良し、積載・搬出作業時に生じる腰曲げ作業の軽減を図った。平行クランク機構とスプリングを組み合わせて改良した台車は架台への積載荷重が偏っ...
雪氷冷熱エネルギー利用によるダイコン、ナガイモの長期貯蔵技術
要約 雪氷室型貯蔵庫を用いて冬季の加工向けダイコンを翌2月まで、生食ナガイモを周年貯蔵できる。ナガイモの乾物率が15%以下になると、貯蔵中の腐敗が多く発生する。 キーワード 雪氷、貯蔵、ナガイモ、ダイコ...
露地野菜畑・草地におけるヒトデ混和たい肥の施用効果および施用量
要約 ヒトデ混和たい肥の施用効果は一般的なたい肥とほぼ同等であり、施用量は露地野菜畑で年間1t/10aを上限とし、草地更新時では6t/10aとする。 キーワード ヒトデ、たい肥、露地野菜、草地、カドミウム 成果の...
要約 土壌と抽出液の比率(土:液比)1:5、室温、30分の抽出条件で0.01M塩酸によって土壌から抽出されるCd(0.01M塩酸可溶性Cd)含量は豆類、麦類、野菜類等の可食部Cd含量と相関が高く、これら作物のCd含量の推定...