要約 いちじくのコンテナ栽培において中段位葉柄中の硝酸、カリ濃度が最も施肥レベルに対応しており、最高収量区における濃度はどちらも概ね4,000~6,000ppmである。この基準は適正施肥法の判断材料となる。 背景...
要約 7~8月は種、9~10月定植のししトウガラシのロックウール培地耕における促成栽培では、培養液の給液濃度は育苗時がEC:0.8dS/m、本圃がEC:0.8~1.2dS/m程度で安定した栽培が可能である。 背景・ねらい 本...
要約 基盤整備後の畦畔管理の省力化を図るための導入草種として、畦畔法面に芝を張り付けることにより年間の草刈を1~2回に、また、ターフタイプの寒地型牧草を吹き付けた場合には2~3回に省力化できる。 背景・...
要約 強稈、良質・多収で、成熟期が「日本晴」並の中生で、縞葉枯病抵抗性を有するうるち種の水稲「あさひの夢」を、「日本晴」に代えて奨励品種に採用する 背景・ねらい 岐阜県で昭和38年に奨励品種として採用さ...
ナシ「幸水」及びモモ「日川白鳳」に対する基肥と春肥の施用時期の違いによる窒素の吸収状況
要約 ナシ「幸水」及びモモ「日川白鳳」に対する施用時期別にみた各器官中の施肥窒素の吸収割合は、基肥では、地上部は10月中旬施用が高く、地下部は11月上旬施用が高い。春肥では、地上、地下部ともに3月中旬施...
要約 ウメ「南高」の完熟収穫果は青ウメ収穫果に比べ、約1.5倍も窒素収奪量が多い。また、夏肥(礼肥)施用時期を収穫前施用とすることで、施用窒素の吸収が高まる。 背景・ねらい 近年の加工比率・完熟果ネッ...
要約 日本なし「幸水」の地上部新生部分(新梢、葉、果実)における生育量、窒素吸収量は、「ゴールド二十世紀」に比較して少ない。また、「幸水」は新梢葉や果実への窒素分配が多く、果実肥大中期の窒素吸収割合...
要約 日本なしのマンガン欠乏は陽イオン交換容量の低い土壌条件で発生が多い。改善対策として、葉が展開した6月に10~14日間隔で2回の0.2%硫酸マンガン溶液の葉面散布及び11月下旬以降の冬期間にマンガン資材(可...
要約
要約 土壌呼吸量を精度よく自動計測し、かつ遠隔地の計測値を逐次回収できるシステムを開発した。本システムはチャンバー法を基本とし、測定誤差を小さくするため1台のCO2分析器で計測できるようにエアサンプリン...
要約 リンゴ心かび病菌は落花20日後頃からがく筒へ感染し、落花30日後頃には子室へ感染し始める。心腐れ症状には複数のFusarium属菌が関与し、その中には少なくとも、F.oxysporum、 F.avenaceum 及び F.acuminatu...
肥沃度の低い水田では育苗箱全量施肥方式だけでは水稲栽培を継続できない
要約 肥沃度の低い水田で、リン酸、カリ、稲わら施用なしで水稲育苗箱全量施肥栽培を繊続すると、窒素供給量、交換性カリ量が低下し、取量も低下する。本栽培法を継続するにはこれらを施用することが必要となる。...
要約 セイヨウナシに7月中旬ころから発生する果実黒点症扶は、リンゴ黒点病菌の不完全世代と同一の病原菌であるCylindrosporium pomiによって起こる病害である。 背景・ねらい 1990年ごろから青森県県南地方では...
要約 果樹園における中耕除草作業の省力化を目的とした、トラクタ用のオフセット型作業機である。作業部の交換によって中耕又は草刈り作業に利用することが可能で、地上高の低い作業部が樹冠下に進入できるので、...
チオファネートメチルオイルペースト剤を利用したリンゴ腐らん病の簡易な治療法
要約 チオファネートメチルオイルペースト剤塗布は、リンゴ腐らん病の胴腐らんに対して高い治療効果を示す。本剤を用いた治療法は、これまでに実用化された泥巻き法あるいは有機胴塗布剤などを利用した削り取り法...
要約 有機質資材の連用圃場では、土壌微生物バイオマスN量の増大に有機質資材と有機肥料の組合せが有効であり、バーク堆肥+牛糞堆肥が優れ、稲わら堆肥に化学肥料を施用した場合は低下する。 背景・ねらい 有...
要約 必須微量元素であるホウ素は,植物体内で,水溶性のホウ酸とホウ酸モノおよびジエステル態として存在し,また,細胞壁中では,ホウ酸ジエステル態としてペクチンを架橋し,基本構造体の構成要素として機能...
要約 露地・無袋栽培の「スチューベン」の葉上に8月上旬から10月中旬までナミハダニが発生し、収穫時には果房内に越冬雌虫が侵入し、市場評価を低下させる。 背景・ねらい 1994年に青森県津軽地方で露地・無袋栽...
要約 草生栽培では、5月から収穫期まで樹体への窒素供給が制限されるが、果実肥大、樹の生産性にほとんど悪影響を及ぼさず、果実の着色向上効果がある。 背景・ねらい 草生栽培は有機物の補給、土壌の侵食防止等...
要約 おうとうのコンテナ栽培におけるコンテナ容量は、生育・収量及び可搬性からみた場合、25リットル程度が適正である。 背景・ねらい ハウスを利用したおうとうのコンテナ栽培では、早期出荷を目的として低温要...