要約 各種疫病菌のrDNA-ITS領域の塩基配列をもとに種特異的なPCRプライマーを設計し、これを用いたPCRによるリンゴ果実腐敗を引き起こす疫病菌の簡易識別法を開発した。 背景・ねらい 日本国内において疫病菌は20...
要約 スタイナーネマ クシダイはコガネムシ類幼虫に対して強い殺虫力を示す昆虫病原性線虫である。この線虫の液体培地による大量増殖法と増殖線虫の低温保存法を開発した。 背景・ねらい 1984年静岡県浜北市の樹...
要約 豚サーコウイルス2型感染を病理組織学的に検討した。特徴病変はリンパ系組織の網内系細胞におけるブドウの房状の細胞質内封入体形成とリンパ球の著しい減少であった。 要約(英語) Porcine circovirus...
イタリアンライグラス草地での冬期親子放牧と黒毛和種子牛の発育
要約 冬期(12月~1月)にイタリアンライグラス草地で現地分娩し、クリープ飼料無給与で親子放牧を行った黒毛和種子牛は舎飼いでクリープ飼料を自由採食した子牛と同様の平均日増体量約1.0㎏の良好な発育を示した...
要約 リンゴ心かび病菌は落花20日後頃からがく筒へ感染し、落花30日後頃には子室へ感染し始める。心腐れ症状には複数のFusarium属菌が関与し、その中には少なくとも、F.oxysporum、 F.avenaceum 及び F.acuminatu...
新梢の遮光処理によるりんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖効率の向上
要約 りんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖において、展葉頃新梢を遮光処理(etiolation)することにより台木の発根が促進され、繁殖効率が向上する。 背景・ねらい M系のりんごわい性台木は、挿し木による実用的...
二次寄生蜂との羽化時期の違いを利用したチュウゴクオナガコバチの繁殖方法
要約 九州では、チュウゴクオナガコバチは3月下旬~4月中旬に、本種の二次寄生蜂(随意的高次寄生者)は4月下旬~6月上旬に羽化する。羽化時期の違いを利用してチュウゴクオナガコバチの繁殖を助けるためには、ゴ...
黄化処理を利用した取木によるリンゴ極わい性台木JM5、M.27の根量増加法
要約 マルバ台に接木したリンゴ極わい性台木JM5、M.27の発根は、黄化処理を利用した取木法により通常の取木法に比べて著しく増加する。根系台木を除去すれば、十分に発根したわい性台木が得られる。 背景・ねらい...
要約 本系統は、子房親をシンテッポウユリ「ひのもと」、花粉親をオリエンタルハイブリッド系統「タモトユリ×スイートメモリー」として交配・胚培養を行い、その中からLOハイブリッドに属するユリの有望な新系...
要約 カキ紅葉は冷蔵貯蔵で2週間程度、色調が保持される。さらに、食塩+アスコルビン酸水溶液への浸漬により、2カ月以上の貯蔵が可能である。その際、アスコルビン酸は1%以上、食塩は5%以上とする。 背景...
要約 トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、リードカナリーグラスは温暖地においても永続性および収量性が優れ、かつ平準的な季節生産性を示し、放牧あるいはロールベール向け草種として有望である。 背景...
要約 リンゴ台木新品種候補「リンゴ台木盛岡2号」は、マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴ半わい性台木である。挿木繁殖が極めて容易で、わい化能力は「M.26」よりやや弱い。耐水性は強く、半わい...
要約 リンゴ台木新品種候補「リンゴ台木盛岡5号」は、マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴ極わい性台木である。挿木繁殖が可能で、「M.9」より強いわい化能力を有し、耐水性は比較的強い。糖度の高...
背景・ねらい
一般に農作物の害虫による被害を防止するには対象とする害虫の発生時期とその密度を予測し、防除対策を立てる。チャバネアオカメムシの場合飛翔能力が高く、山林で繁殖するので、密度の推定が...
Fragaria x ananassaとF.nilgerrensisとの複倍数性種間雑種と特性
要約 8倍性栽培イチゴ(F.× ananassa)と2倍性野生種(F. nilgerrensis)との種間雑種から試験管内倍化法により、着果性に優れ、果重、果形、糖度、ビタミンC含量などは栽培イチゴと同程度で、かつ野生種の...
要約 子房培養により作出したラッキョウとネギとの種間雑種の中から、ラッキョ ウよりやや小粒で分球が多く、1株重が重い豊産性の系統を選抜し、育成した品種で ある。炒め物、揚げ物など加熱調理に適する。 背...
要約 リンゴ台木新品種候補「リンゴ台木盛岡2号」は、マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴ半わい性台木である。挿木繁殖が極めて容易で、わい化能力は「M.26」よりやや弱い。耐水性は強く、半わい性...
要約 リンゴ台木新品種候補「リンゴ台木盛岡5号」は、マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴ極わい性台木である。挿木繁殖が可能で、「M.9」より強いわい化能力を有し、耐水性は比較的強い。糖度の高...
リンゴ新わい性台木「JM7」を用いた「ふじ」の生育及び果実特性
要約 果樹試験場リンゴ支場で育成されたリンゴわい性台「JM7」は、「ふじ」を穂品種とした場合M.26よりわい化効果が高く、熟期が早まり果実品質も優れており、省力的低樹高栽培に適した台木として期待される。 背...
要約 (本文)リンゴ台木新品種候補「リンゴ台木盛岡1号」は、マルバカイドウに「M.9」を交雑して育成したリンゴわい性台木である。挿木繁殖性に優れ、「M.9」相当のわい化能力を有し、多収性で、大・中果の玉揃...