キャッサバパルプは肉牛用飼料に適し、成分の季節・工場間変動も小さい
要約 タイ東北部のキャッサバデンプン抽出工場から排出されるキャッサバパルプの化学成...
要約 飼養管理技術の進歩、家畜栄養学に関する研究の進展、環境問題、飼料を取り巻く情勢等が変化していることから、日本飼養標準・乳牛を改訂し、2017年版として公表する。 キーワード 日本飼養標準、乳牛、養分...
国産ダブルローナタネ粕は大豆粕の代替として泌乳牛に給与できる
要約 圧搾での搾油後に生じる国産ダブルローナタネ粕は、カノーラ粕より脂肪含量が高く蛋白質含量は低いが、栄養価は大豆粕並みに高い。蛋白質のルーメン内分解は大豆粕より速い。脂肪含量が適切となる飼料設計で...
インドシナ半島地域における肉用牛飼養標準と飼料資源データベース
要約 インドシナ半島熱帯地域に特有な在来種及びブラーマン種肉用牛のエネルギー及びタンパク質要求量に基づいた肉用牛飼養標準と、同地域固有の飼料資源の一般成分及び栄養価を収載した飼料資源データベースであ...
要約 汎用コンバインにより圧砕処理された稲わらを黒毛和種繁殖雌牛或いは日本短角種去勢肥育牛に飽食量給与した場合、通常稲わらに比べて採食時間は短くなるが反芻時間は同等であり、粗飼料価指数は通常給与で60...
黒毛和種肥育牛の仕上げ期における玄米と食品残さによる配合飼料代替給与法
要約 玄米、カンショ焼酎粕濃縮液、乾燥豆腐粕などを混合した発酵飼料を大型の黒毛和種去勢牛の仕上げ期5ヵ月間に乾物ベースで配合飼料の60%程度代替給与しても、良好な枝肉成績が得られる。 キーワード 黒毛和...
要約 タイ東北部における在来種育成牛の維持に要する飼料中粗蛋白質含量は6.1%以下、粗蛋白質摂取量は4.38 gCP/kgBW0.75である。この要求量は、欧米系の肉牛(NRCの維持蛋白質要求量:飼料中含量7.2%、摂取量5.67...
畜産や耕種農業からの温暖化ガス等の環境負荷量を試算する支援ツール
要約 対象地域の家畜飼養頭数、輸入飼料量、自給飼料、耕種農業における作物別作付面積等のデータから、LCAを用いて環境負荷量を算出する。自給飼料、ふん尿処理方式、作物等の組合わせに対し、環境負荷量がどの...
生ビートパルプ、スイートコーンパルプ、規格外ニンジンの飼料価値
要約
要約 植物性の食品製造残さを原料とし、高温乾燥処理により食品残さ飼料を調製する。この飼料を用いて7ヶ月齢から26ヶ月齢まで交雑種肉用牛を肥育する場合、濃厚飼料として100%給与することが十分可能である。 ...
要約 タイ東北部における在来種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は, 477 kJ/kgBW0.75である。これらは日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほ...
放牧生産子牛の哺育方法の相違が5か月齢時の体構成と消化管発達に与える影響
要約 放牧哺乳子牛への別飼飼料給与は屠体の構成に影響しないが、人工哺乳子牛では成長に伴う変化が小さい。また、別飼飼料を給与した子牛では第一胃の絨毛層が発達するが、絨毛層の発達は低タンパク質の別飼飼料...
要約 交雑種(黒毛和種♂×ホルスタイン種♀)の肥育期にイタリアンライグラスストローを給与すると、血中ビタミンAを低下させることができ、肉質への影響も少ない。そのため、やや歩留まりが悪くなるが、稲わらの代...
日本固有の食品残さを配合調製した発酵リキッド飼料による豚の肥育
要約 食品製造残さの米飯、豆腐、アン粕を乳酸菌により発酵調製した良質な発酵リキッド飼料を肥育後期の豚に給与すると、通常の配合飼料給与に比べて高い成長と良好な枝肉成績を示す豚肉生産が可能となる。 キー...
要約 干拓地に自生しているヨシは、乾物収量が1445.9kg/10a、サイレージのTDN含量が42.8%であることから有効な飼料資源となる。また、走行部がクローラで自走式・フレール型収穫機による収穫が可能であり、その作...
要約 稲発酵粗飼料の採食性は良好で、総繊維(OCW)の消化は劣るものの、尿素処理することにより消化性は改善される。また、モミの排せつ割合は肥育牛に比べ低く、消化試験の結果から、稲発酵粗飼料のみの給与...
要約 無洗米糠は生米糠に比べ繊維含量が粗脂肪含量が低く、デンプン含量が高い。無洗米糠は生米糠に比べ第一胃内での乾物、粗タンパク質およびデンプン消失率が高く、かつ、消失速度も速い。また、無洗米糠のTD...
脂肪含量の高い製造副産物の給与による肉用育成雌牛からのメタン産生抑制
要約 給与飼料中に脂肪含有率の高いビール粕、トウフ粕あるいは生米ヌカを適正に用いることにより、育成期の黒毛和種雌牛からのメタン産生を抑制することができる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、脂肪質飼料、生...
要約 養分要求量を満たす飼料設計は経験を要する作業である。本プログラムは通常の飼養管理で用いる飼料の給与上限、下限と単価を入力すれば、7種類までの飼料について総当たりで充足率を計算し、指定した抽出条...
肉用牛肥育農家における混合飼料(TMR)共同調製施設利用の経営的評価
要約 肉用牛肥育農家が共同で、地域飼料資源を有効に取り入れたTMR調製施設を運営し、各自の飼料調製作業を省力化するとともに、飼料費の削減を実現している。TMR飼料をベースとした肥育技術のノウハウの共有で、...