要約 シンテッポウユリ新品種「阿波の白雪」は、「新雪」から選抜・育成した品種であり、生育開花そろいが良好で、花がやや上向きに咲き、葉枯病にも市販品種と同等の強さを示す早生の品種である。 背景・ねらい ...
要約 西南暖地において、春季にギニアグラス(品種:ナツコマキ)等の一年生飼料作物による草地を造成し、夏季に繁殖牛を輪換放牧することにより、高牧養力の夏季放牧草地として活用できる。九州農業試験場・草地部...
高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術
要約 高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術より「スズホ」を密植し、10月上~下旬にカッティングロールベーラで収穫・調製する体系を組み立てた。この体系の収穫・...
要約 ギョウジャニンニクの種子繁殖の安定化のため、最適発芽条件を解明した。種子の発芽適温域は20℃±2℃と狭く、暗所での発芽は明所での発芽に比べ優り、取り播きで播種する方がよい。 背景・ねらい ギョウジャニ...
要約 実生ワルナスビは出芽後30日頃から急速に伸長し、出芽後5日目の双葉展開時期に地上部が切断されても再生能力がある。さらに、出芽後30日目の地表面から10cmまでの平均根径が1~1.5mmに達した根では萌芽能力...
要約 ワルナスビの栄養繁殖器官(根)は埋没深5cmの位置では、冬季の寒波と乾燥による影響を受けない。また地表面から50cmの埋没位置からも出芽が可能なことから、プラウ耕による反転、深耕ではワルナスビの蔓延...
粗蛋白質含量に基づくアルファルファの分解性・溶解性蛋白質とミネラルの評価
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正の相関関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
要約 アルファルファ生草の粗蛋白質含量と分解性・溶解性蛋白質含量には、正比例の関係がある。アルファルファのカルシウム含量と粗蛋白質含量間には明確な関係は認められないが、カリウム含量は生育初期の高蛋白...
要約 水田内に生息するスクミリンゴガイの越冬後の殻高成長量は、蓋に残された成長の境界を示す成長線を用いて推定できる。越年貝の成長速度は成貝サイズに達するまではほぼ一定であるが、以後はサイズに依存して...
要約 多年生外来雑草ワルナスビが種子及び根片繁殖した場合、その根部は水平方向にはあまり伸長しないものの地中深くまで伸長し、作土層の根群がロータリ耕耘により切断、攪乱されることにより地上茎の分布域も圃...
要約 トビシマカンゾウの種子繁殖での育苗時の生育は、鉢上げ後のポットの径が大きい(ポット直径15cm)ほど大苗となり、定植1年後の開花率も高まる。また育苗中の追肥は肥効が安定している化成肥料が適して...
要約 「島根3号」の実生繁殖後代から「徳育1号」(仮称)を選抜、育成した。本品種は「島根3号」と比較して、根茎が大きく、すり下ろした時の辛みは同程度で、墨入病に比較的強い。 背景・ねらい 山口県内で...
要約 飼料畑の多年生雑草ガガイモを防除するには、作物を播種後にアトラジン・メトラクロール水和剤を散布し、さらに残存するガガイモにアイオキシニル乳剤で茎葉処理する体系処理が効果的である。 背景・ねらい ...
要約 外来雑草のガガイモは生活環が2年以上にわたる多年生雑草であり、栄養繁殖器官である横走根はロータリ耕耘により約10cmに切断される。この切断された根片は1年間で10m以上に伸長し、次年度の耕耘により圃場...
要約 ギョウジャニンニクの実生栽培では、種子を8月中に播種し、定植時期は翌年以降の10月とし、定植時に基肥として窒素成分を1kg/a程度施用し、6~9月の期間は遮光をする。 背景・ねらい ギョウジャニンニ...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
マクロシードペレットによる野草地・林内野草地の簡易草地改良技術
要約 専用の成形複合肥料の表面に牧草種子を糊付けしたマクロシードペレットは、不耕起で野草地や林内野草地に牧草を定着させることが可能であり、低密度で播けば、牧草と野草の混生草地に、高密度で播けば、牧草...
要約 20年以上に及ぶ放牧草地植生の動態を傾斜区分との関係で解析した結果,草地の優占種はオーチャードグラスからケンタッキーブルーグラスへと変化し,その変化の始まる時期は斜面傾斜角の増加に伴って遅くなる...
本州高標高地におけるペレニアルライグラス草地による育成牛の短期輪換放牧
要約 本州高標高地(標高1,200m)でジャージー育成牛を用いて短期輪換放牧を行い,ヤツボク,ヤツナミで造成した草地では安定した草地生産が示され,家畜の生産性は500kg/ha前後であった。 背景・ねらい 放牧技術は...
要約 遅播きトウモロコシを利用した自給飼料作付け体系について検討した結果、7月15日までに播種すれば、遅播き専用品種は収穫までに登熟することが確認された。また、輪作するイタリアンライグラスは極短期また...