かんきつに含まれるβ−クリプトキサンチンとオーラプテンの含有量変動
要約 温州みかんの果肉中のβ-クリプトキサンチンは糖度の高い果実に多く含まれる。オーラプテンは「川野ナツダイダイ」などのダイダイ類やザボン類の果皮に多く含まれるが、果肉にも含まれる品種のあることが判...
要約 ミカンシーズンオフ期とシーズン期における187名のボランティア被験者の血清中β-クリプトキサンチン(β-CRX)濃度の測定結果から、ウンシュウミカン中のβ-CRXは長期間体内に蓄積され、ウンシュウミカンの摂取...
要約 ポンカン果皮に局在するポリメトキシフラボン類は、インライン搾汁法及び圧搾法により果汁に移行する。同じく果皮抽出物での活性が高い12-リポキシゲナーゼ阻害成分の移行にはインライン搾汁法が、シクロオ...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により、気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 温州みかんのカンキツ黒点病防除としてのマンゼブ剤散布は、樹体および果実が濡れている時よりも、乾燥時に行うことが効果的である。 背景・ねらい
カンキツ黒点病の薬剤防除は年間3~4回行われている...
要約 カンキツ「清見」は、乾燥予措を施さずに、温度5~6℃、相対湿度 98% 以上と する冷温高湿貯蔵により果皮障害が抑制され、5ヶ月以上の長期間、商品価値の高い外観及び食味品質を保持することができる。貯...
要約 ハウスミカンの加温期間中にハウス内の炭酸ガス濃度を2,000ppmにすることにより、結果率が高まり、収量が増加し、果実の着色も向上する。鹿児島県果樹試験場・栽培研究室 背景・ねらい ハウスミカン栽培では...
要約 カンキツ類からがん予防成分を多く含む次の品種を選び出した。β-クリプトキサンチンはウンシュウミカン、オーラプテンはイーチャンレモン、ノビレチンはキング、リモノイドはユーレカレモンが高含有品種、が...
要約 極早生温州では周年マルチと点滴潅水チューブによる潅水施肥の併用により気象条件に左右されずに高品質果実安定生産ができ、マルチ被覆・撤去・肥培管理の 省力化と、減肥による環境保全型栽培が可能となる...
要約 ポンカン果実には、循環器系疾患やアレルギー性疾患に関与する血小板12-リポキシゲナーゼを強く阻害する成分が含まれている。その中の2成分は4位と5位がカフェ酸およびフェルラ酸で置換されたキナ酸誘導...
「ヒリュウ」台木を用いた高糖系温州みかん「青島温州」の低樹高栽培
要約 高糖系温州みかん「青島温州」の台木としてカラタチの変異系統「ヒリュウ」を用いることにより、慣行の台木であるカラタチと比べて樹高が75%に抑制され、果実品質も向上する。 背景・ねらい カンキツ類の台...
要約 夏秋季のエチクロゼート3回散布、冬季のジベレリン生合成阻害剤2回散布は、ともにウンシュウミカン及びポンカンの花芽形成を促進し、翌春の着花数を増加する。エチクロゼートとジベレリン生合成阻害剤の重...
要約 キンカン新品種「ぷちまる」は「ナガミキンカン」に「4倍体ニンポウキンカン」を交雑して育成した3倍体のキンカンである。極少核性で食べやすい。成熟期は1月で、果皮の甘味が強く食味良好である。 背景...
要約 ニチニチソウのカンキツグリーニング病罹病葉中肋の篩部組織から得た病原菌の部分純化標品を家兎に5回注射して抗血清を得た。これに、病徴発現したカンキツ葉からおよそ同様に調製した試料 (中肋重量の40倍...
要約 〔要約〕青島温州の台木として,トロイヤシトレンジは品質並びに収量の面から優れている。トロイヤシトレンジと比べてUSDA,クライダー,ポメロイ台ではより高収量となるが,果汁の糖度は低下する。大葉...
要約 傾斜地カンキツ園では、園内作業道を整備し、歩行形の小型作業機を導入することによって、高品質果実生産を維持し、かつ管理作業の実作業時間を30%削減できるとともに、作業の軽作業化も図ることができる。...
潮風害を受けたウンシュウミカンの光合成産物の分配特性に基づく樹勢回復法
要約 潮風害を受けたウンシュウミカンの果実を残した場合、光合成産物は果実に多く蓄積され、他の器官への分配が低下する。また細根の呼吸活性及び量とも低下する。したがって、被害後直ちに摘果するほうが樹勢の...
要約 カンキツの畝立て栽培を対象に開発したマルチ開閉器の効果は、慣行の手作業に比べてマルチ開閉作業時間が12分の1に短縮でき、心拍数増加率も低く、マルチ開閉作業が早く楽にできる。10a当たりの資材費は、...
要約 カンキツ実生を吸汁中のアブラムシの口針をレーザーメスで切断し,密封処理による乾燥防止を行うことで溢出する篩管液を採集することができる。この方法は成分分析に十分な量の,しかも純度の高い篩管液を採...