要約 「ぽろすけ」は「ぽろたん」より1週間程度早く収穫される早生の易渋皮剥皮性品種である。「ぽろすけ」と「ぽろたん」は相互に受粉樹として利用できる...
要約 「満天きらり」は微量のルチン分解酵素活性を持つため、粉へ加水後ルチンが徐々に分解するが、従来品種よりルチンが多い食品を製造できる。分解速度は粉への加水率に影響される。粉のルチン含量、ルチン分解...
要約 養殖カゴなどに収容したカキ殻加工固形物「ケアシェル」を潮間帯に係留し、シングルシード(一粒種苗)などのマガキ稚貝を付着させる天然採苗試験を実施し、波あたりの大きい地点や開孔率が大きく通水性の良...
要約 魚市場や水産加工場などでは、安価で、簡単、迅速に魚の脂の乗りを表す脂質含量を測定できる非破壊測定機が必要とされている。このため、電気インピーダンス法により、サケ、カツオ、ブリおよびサワラ...
インドシナ半島の発酵型米麺のタンパク質分解と特徴的なテクスチャの関連性
要約 インドシナ半島で生産、消費される発酵型米麺では、原料米のコメ貯蔵タンパク質の一部が選択的に分解を受けることで、伸展性に優れたテクスチャとな...
要約 機能性農産物を組み合わせた「機能性弁当」を週5回(平日昼食時)、12週間摂取するヒト介入試験では、内臓脂肪面積が有意に低下し、特に50 %大麦及び玄米摂取で高い効果が認められる。 キーワード 機能性農産...
要約 減塩味噌や出汁入り味噌の保存性向上と高品質化の目的で、連続通電加熱により、味噌中の耐熱性芽胞および味噌に含まれる酸性フォスファターゼを連続的に失活させることが可能である。 キーワード 連続通電加...
要約 遺伝子組換え(GM)食品の表示制度を科学的に検証する方法として検査法が公表され、広く利用されている。GMトウモロコシの種類の増加に対応できる検査法を開発する。一連の検査法は、2016年11月に消費者庁検査...
紫外線除去フィルム被覆による濃赤色リーフレタスの生育促進と被覆解除後の着色回復
要約 春どり作型において紫外線除去フィルムを被覆して赤色リーフレタスを栽培すると濃赤色品種では生育が促進する。葉のアントシアニン含量は被覆によって低下するが、収穫前に被覆を解除することで増加する。 ...
要約 長崎県と共同育成した六条裸麦新品種「長崎御島」は、「御島裸」と比較して、出穂期で7日、成熟期で5日程度の早生で、短稈で倒伏に強く成熟期の稈の...
土壌くん蒸効果を向上させ現場ニーズに応えるガスバリアー性フィルム
要約 土壌くん蒸消毒時用いられる作物栽培用の農ポリと同等の性状で、かつ生産現場のニーズに応じたガスバリアー機能を付与した新規フィルムを用いること...
ゴマ「まるひめ」とナタネ「ななはるか」の作付体系と圧搾油の特性
要約 九州地域において「まるひめ」と「ななはるか」を圧搾油の原料とするための一年二作の作付ができる。「まるひめ」は6月播種が適し、「ななはるか」の機械収穫は成熟後7から10日目が適する。両品種を原料とし...
要約 食物繊維が豊富な煎り大豆は糞便中への脂質排出を促進する一方、大豆タンパク質が多い豆乳や生豆腐、凍り豆腐は脂質合成を抑制し、凝固タンパク質を...
活性炭添加による改良寒天培地を利用したカビ毒産生菌の検出効率向上
要約 活性炭とα?-シクロデキストリンを含むポテトデキストロース寒天培地を利用した培養により、紫外線照射のみの簡易な観察環境においてアフラトキシンに由来する蛍光の検出効率が向上し、アフラトキシン...
凍結・解凍処理に伴う細胞構造変化を利用した青果物の迅速乾燥技術の開発
要約 ニンジン切片の乾燥前にブランチングあるいは凍結・解凍等の前処理を施すと、細胞膜の損傷および細胞壁構造の変化により乾燥速度が高まり、効率的に乾燥できる。 キーワード 野菜、乾燥速度、ブランチング、...
遺伝子定量手法による食中毒菌の損傷度評価法開発と回復培地の妥当性評価
要約 食品加工の様々な殺菌工程で発生しうる損傷菌について、その評価手法および検出法が求められている。損傷菌の損傷度を評価するため、定量PCR法による...
要約 トウモロコシ粉末試料について高速液体クロマトグラフ?高分解能質量分析装置(LC-HRMS)による分析を行い、トウモロコシ汚染主要カビ毒として知られる...
要約 わかめの産地判別技術開発のため、加工度の異なる原藻わかめ、湯通し塩蔵わかめ、乾わかめについて、加工工程の影響を受けにくい微量元素を選定する。3種の微量元素(Ba、AsおよびCd)が、鳴門産・三陸産・中...
要約 ステンレス鋼の表面を炎で酸化させると酸化鉄が形成され、微生物燃料電池の負極として用いると発電細菌であるGeobacter属細菌が増殖し、従来のカーボン系電極(カーボンクロス)よりも高い出力を示す...
ヤナギの葉に含まれる物質により木材・プラスチック複合材の耐久性を向上
要約 早生のエネルギー作物であるオノエヤナギの葉がプラスチックの抗酸化材料となることを明らかにしました。オノエヤナギの葉を原料とすることで、木材- プラスチック複合材料の軽量化も可能であることが分かり...