要約 こんにゃくいも植付け作業の作業負担の軽減及び作業精度の向上を図るため、市販のこんにゃくいも親玉植付け機を補助者乗用式に改良した。さらに種いも用コンテナ台を可動式にすることで機体の旋回を容易にな...
要約 キャベツ苗に対し、リン酸を定植前施用することで、総リン酸施用量を40%にまで削減しても慣行施肥と同等の収量が得られ、リン酸利用効率を飛躍的に高めることができる。 背景・ねらい 火山灰土壌畑における...
共同育苗センター育成イネ苗の薬剤処理による広域的な葉いもち発生の抑制
要約 共同育苗センターで緑化開始期に薬剤処理したイネ苗を移植した地域では、無処理苗移植地域に比較して、いもち病の発生が少ない。本薬剤処理法により本田期いもち病の効果的かつ効率的な広域防除が可能となる...
要約 移植時の落水による環境負荷を軽減させるためには、速効性窒素肥料の多施用を避け、落水時期を代かき後3日目以降とすることが必要である。また、稲わらや堆肥の施用及び緩効性肥料の利用も、田面水中のアン...
分光放射計およびプラント・キャノピー・アナライザーによる水稲葉面積指数の推定
要約 分光放射計および植物群落構造解析装置(プラント・キャノピー・アナライザー)を用いることにより、水稲葉面積指数を非破壊かつ敏速に推定することが可能である。 背景・ねらい 水稲の葉面積指数(LAI)等の生...
要約 延縄式中間育成を実施した結果、稚貝の回収率は42%であり、十分中間育成が可能と思われた。また、垂下する方式では、ロープ式またはロープ+鎖式が、ロープの代わりに板ゴムを用いたゴム式、ゴム+鎖式より稚...
要約 天然親魚から、計画的な採卵を行うため、性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)を体重1kgあたり1,000IU腹腔内へ1回注射して催熟を試みた。その結果、投与後6日目で採卵可能となった。 背景・ねらい 平成8年度...
要約 アイナメの資源管理に関する成長、成熟、漁獲実態、銘柄別単価などのの調査を行った。アイナメの漁獲主体は当歳魚と1歳魚であり、特に底びきとはえなわでは当歳魚の漁獲が多くみられた。管理方策として当歳...
葉ダイコン散播によるアブラナ科野菜根こぶ病菌の休眠胞子密度低減効果
要約 葉ダイコンCR-1を散播し、鋤込むことにより、土壌中のアブラナ科野菜根こぶ病菌休眠胞子密度を無作付の5~30%に減少させることができる。これは葉ダイコンによる根こぶ病菌の根毛感染の誘引が一因で...
JPP-NETアメダスデータの葉いもち発生予測モデルへの導入プログラム
要約 JPP-NET(植物防疫情報総合ネットワーク)により全国統一書式で配信されているアメダスデータを葉いもち発生予測モデルBLASTAMおよびBLASTLで利用するための気象データ導入プログラムを作成した。 背景・ね...
要約 桑椹(桑の実)は赤色色素(アントシアニン)を多量に含むほか、クエン酸を主成分とする抗酸化性、活性酸素種消去能を有している。そのまま、もしくは加工原料として、ヨーグルト、ジュース、ジャム等への利...
要約 分娩予定を9週間前から分娩後20週までの期間、ビタミンB群を給与することにより繁殖障害発生率が有意に低く、受胎率(試験期間内)は良い傾向が認められた。 背景・ねらい ビタミンB群は従来、第一胃内微生物...
放牧場におけるセルフロックスタンチョンと発情同期化による省力的人工授精技術
要約 放牧場において条件音により牛を集畜し、濃厚飼料採食により自動的に捕獲できる移動式セルフロックスタンチョン(SSスタンチョン)を開発した。これと発情を同期化する方法を組み合わせることにより、省力的に...
強稈・多収サイレ−ジ用とうもろこし奨励品種候補「長交C322号」
要約 「長交C322号」は、黄熟期が「P3358」より5日程度遅い中生の晩で、稈長・着雌穂高は高いが耐倒伏性は強い。生草収量・乾物収量・栄養収量ともに「P3358」に優る多収系統である。県内平坦地向け奨励品種に採...
要約 絹繊維の風合いを従来とは異なるニット様な、かつ絹らしさを残したネットロウシルクに天蚕繭糸とハイブリッド化する製造法を確立し、さらに、かぎ針編みによりハイブリッドネットロウシルク・ショールを試作...
要約 桑条から抽出した木酢液の散布は蚕核多角体病の発病をある程度抑制した。また散布による蚕への悪影響は認められなかった。よって桑条から抽出した木酢液は、蚕核多角体病の防除剤としての使用が可能である。...
要約 天蚕の卵面消毒剤について、クレンテとハイターについて検討したところ、いずれの薬剤も孵化率はクライトと遜色のない傾向を示したため、クライトの代替剤として使用可能と考えられた。また、その際の留意点...
要約 湯練り人工飼料に芳香蔟ありの化合物類を添加することによって、蚕の計量形質や繭質が向上できる。また掃立から湯練り飼料を適用すると、1齢期に蒸煮飼料を適用したものに比べて計量形質が優れた。 背景・ね...
要約 湯練り人工飼料の安定した物性を得ること、及び繭糸質の向上を目指した、オリジナルな飼料造形剤、防腐剤及び繭糸質向上剤を添加する湯練り人工飼料調製を確立した。 背景・ねらい 最近、人工飼料期間の延長...
要約 除草剤の適切な使用と薬害防止に資するため薬害症状を発現させ、その特徴から除草剤の種類を判断する基礎資料を策定し、桑の薬害写真集として示した。 背景・ねらい 近年除草剤は多数開発し、使用方法の多様...