要約 1年生の良苗および2年生以上の株を円錐形に仕立てることにより開花が約2週間促進する。花芽を肉眼で確認後、最低温度を18℃に管理することで11月下旬から出荷できる。花着きは夏期標高800m以上の露地で栽...
要約 モモ若木の枯死障害の発生は、冬季の強せん定が要因の一つである。大きなせん定切り口からの枯れ込みが養水分の通導を妨げ、枯死に至ると考えられる。また、主幹部と主枝の切り口の総面積が主幹部断面積を超...
要約 ブドウ、モモ園で生じるせん定枝をチッパーで粉砕後、鶏ふんを添加し腐熟期間中に3回切り返し作業を行えば、せん定終了から基肥施用の間の6~8ヶ月間で完熟堆肥が生産され、環境に配慮したリサイクル農業...
要約 水禽(アイガモ)受精卵のふ化率を高めるには、保存温度が12℃の場合は2週間以内、保存温度が5℃の場合1週間以内に入卵することが必要である。また、保存温度が20℃の場合はふ化がほとんど期待できない。 キ...
要約 べと病に対するブドウ品種の耐病性程度は、新梢先端3~5枚目の葉から作製するリーフディスクにべと病菌を噴霧接種することにより簡 易に判定できる。この方法により、効率よくべと病耐病性を有した新品種...
酒色濃厚でワイン品質が優れる赤ワイン用ブドウ新品種候補「ブドウ山梨38号」
要約 「ブドウ山梨38号」は栽培が容易な「山梨27号」とワイン品質の良好な「マルベック」とを交雑して育成した赤ワイン用ブドウの新品 種候補系統である。裂果が無く栽培容易な早生系統で、糖度が高く、酸抜けが...
背景・ねらい 従来サケ科魚類卵の水カビ病防除剤として、著効を示すマラカイトグリーンが使用されてきた。しかし、マラカイトグリーンは水産用医薬品として認可されていないため、将来的に使用が全面禁止となる。...
越夏性に優れ、夏秋期安定多収なペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」
要約 ペレニアルライグラス「八ヶ岳T-21号」は4倍体系統で越夏性、冠さび病・網斑病抵抗性に優れ、乾物収量は「ヤツカゼ」より多収で、とくに夏期から秋期にかけて優れる。本州以南の高冷地、準高冷地で、採草・...
要約 夏秋ナス栽培の新草姿管理技術「改良U字3本仕立て・側枝更新剪定」を導入すると、上物収量、上物率、果実品質が向上する。また、作業空間の明るさ、広さが良好になるとともに、収穫する果実が発見しやすく...
要約 生分解性マルチは展張作業性、耐久性で実用レベルを有し、収量性や収穫期はポリエチレンマルチと同等である。鋤き込んだマルチが後作水稲の移植に支障をきたすことはなく、一度に大量に鋤き込んでも、土壌の...
要約 オウトウ新品種「甲斐オウ果1」は、「高砂」に「佐藤錦」を交雑して育成した早生品種で、「高砂」と同時期に成熟し、大玉で糖度が高く、着色も良い。 キーワード オウトウ、新品種、甲斐オウ果1、早生
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大玉で食味が優れるスモモ新品種「サマービュート」、「サマーエンジェル」
要約 「サマービュート」は「ソルダム」に「ブラックビュ-ト」を交雑し、「サマーエンジェル」は、「ソルダム」に「ケルシー」を交雑して育成したスモモ品種である。両品種とも、7月下旬に成熟し、大玉で、糖度...
豚ふんのメタン発酵処理における敷料・副資材としての古紙の活用
要約 畜産業で使われる敷料・副資材の中で、メタン発酵処理に適しているのは古紙である。主な敷料・副資材の中でメタン発酵処理によるガス発生量は、古紙、稲わら、コーヒー粕、もみ殻の順に多く発生する。 キー...
要約 黒毛和種繁殖雌牛で秋季備蓄技術による放牧期間延長を行う際、牧草の備蓄期間中の代替放牧地として立木密度を300本/ha程度に強度間伐したカラマツ壮齢人工林地での林間放牧が利用できる。 キーワード 放牧、...
ブロイラー育成における飼料中タンパク質源の違い及び抗菌剤の影響
要約 飼料中のタンパク質源の差異および抗菌剤添加の有無がブロイラーの生産性およびストレス応答に及ぼす影響は、幼雛期の発育体重については動物タンパク質の影響が大きいが、その後の発育はタンパク質源よりも...
要約 アイガモ農法で利用するアイガモに対して、ニューカッスル病ワクチンの効果を水田放飼が終了する時期まで持続させるためには、ヒナがふ化してから28日までに4回点鼻接種することが必要である。 キーワード ...
せっそう病と冷水病に混合感染したサケ科魚類からの細菌分離について
背景・ねらい 研究の背景・目的
要約 シンビジウム病害は、弱病原力フザリウム菌を葉に前接種することにより発病抑制される。その効果は接種後3日目頃から生育期間を通して持続し、シンビジウムの生育および開花に影響しない。発病抑制機作は全...
要約 仕立て法は主枝を3本とし、U字型より少し両通路側に傾斜をつけた改良U字仕立てを行う。整枝法は花の上で摘心し、収穫時に果実の下で切り戻す側枝更新剪定を行う。この仕立て法と整枝法の組み合わせにより...
高冷地におけるバンカープラント法を利用したキャベツの有機栽培
要約 キャベツを有機栽培する場合、定植の3週間前にバンカープランツとして圃場周 囲にデントコーンを、畦間に白クローバをそれぞれ播種すると、虫害が軽減されキャベツの可販収量が大幅に増加する。 キーワー...