ホウレンソウのアスコルビン酸含量は収穫前日の日射量により変動する
要約 ホウレンソウの生体重当たりアスコルビン酸含量は、収穫前日の日射量の影響を強く受け、1日ごとに変動している。その主な変動要因は、乾物重当たりアスコルビン酸含量の増減である。 キーワード ホウレンソ...
要約
万願寺トウガラシの青枯病発生施設では、クロルピクリン消毒した施設土壌を培地とし、ポリエチレンシートを用いた簡易な隔離床栽培を行うことにより、青枯病の発生とそれに伴う減収...
キャベツ葉片浸漬法によるタバココナジラミ成虫及び卵の殺虫剤感受性検定
要約
タバココナジラミの成虫及び卵の各種殺虫剤に対する感受性は、新しく開発したキャベツ葉片浸漬法により同時に検定できる。成虫ではピリミホスメチル乳剤、チオシクラム水和剤及びピ...
ハクサイ軟腐病を防除する2種Lactobacillus属乳酸菌製剤
要約
発酵食品から分離した2種乳酸菌 Lactobacillus plantarum と “Lactobacillus kyotoensis”(新種)を供して試作した製剤は、ハクサイ軟腐病に対して既存の微生物農薬と同等の防除効...
要約 蒸機の操作条件を設定するために必要な生葉の熟度等の判定には、生葉の粗繊維(ここでは灰分を含む中性デタージェント繊維)が、また、蒸葉温度は、蒸熱状態を判断し蒸機の操作に反映させる指標として利用で...
要約 トウモロコシに代えて飼料米を66%配合した自家配合飼料を採卵鶏に給与しても、適切な配合設計に基づけば生産性に影響はなく、赤色化して規格外となった青とう(とうがらしの1種)の乾燥粉末を1%配合する...
要約 合板で四方を囲ったます型槽に、広葉樹チップを充填し硝化汚泥を散布した脱臭槽で、稼働後2年半以上にわたり高いアンモニア除去能力を維持できる。構造が単純であるため自力施工も可能で、市販品に比べ極め...
シルバーポリマルチがタマネギ「ソニック」のケルセチン含量と生育に及ぼす影響
要約 タマネギ「ソニック」において、シルバーポリマルチによる被覆栽培でタマネギの機能性成分であるケルセチン含量が無マルチ栽培より高くなる。また、マルチを用いることで、堆肥のみの全量基肥栽培でも生育を...
定置網における大型クラゲNemopilema nomurai防除対策技術の開発
背景・ねらい
定置網への大型クラゲの大量入網は、流れによって定置網近傍へ移動してきた大型クラゲが垣網によって進行を阻まれ、垣網の潮上側に集積して密度を増し、それが端口より大量に入網することに...
背景・ねらい
底びき網漁業では、大型クラゲの大量入網による破網、揚網や選別時間の遅延および漁獲物の鮮度低下等の被害が発生している。とくに、本漁業で最も重要なズワイガニ漁でこのような被害が及ぶ...
土壌微生物バイオマス窒素測定への紫外吸光光度法の適用とニンヒドリン法の問題点
要約 くん蒸抽出法による土壌微生物バイオマス窒素の測定には、アルカリ性ペルオキソ二硫酸カリウム分解液を用いた紫外吸光光度法が精度高く、ケルダール法よりも簡便に適用できる。従来のニンヒドリン発色法は肥...
要約 野菜の抗酸化活性(DPPHラジカル消去能)は供試作物により抽出溶媒の検討が必要であり、適さない抽出溶媒を用いると栽培条件などによる変動が見過ごされることがある。ホウレンソウではメタリン酸抽出、タマ...
要約 ショクガタマバエ個体群を飼育維持する方法として、ナス苗に寄生させたワタアブラムシを寄主とし、ナス苗から落下する終齢幼虫を水中に受けて保存し、72時間以内にまとめて回収してピートモス等の培地上で蛹...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
京都府における果菜類及び豆類のLiriomyza属ハモグリバエの発生種構成
要約 京都府におけるトマト、キュウリなどに発生するLiriomyza属ハモグリバエは、トマトハモグリバエ、マメハモグリバエ及びナスハモグリバエの3種である。トマトハモグリバエが我が国に侵入・定着した2000年以...
要約 ダイズ子実子葉部に黒色壊死を呈したカメムシ吸汁被害粒から子のう酵母を分離し、本菌が海外でダイズにyeast spot diseaseを起こす知見があるが、わが国では未記録であるEremothecium coryliと同定した。ま...
弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの人畜に対する安全性の検証
要約 微生物農薬の安全性試験ガイドラインに従って評価される弱毒ズッキーニ黄斑モザイクウイルスの人畜に対する安全性は極めて高い。 キーワード 弱毒ウイルス、安全性、微生物農薬、ズッキーニ黄斑モザイクウイ...
要約 点滴施肥法は、機械摘みの覆い下茶園において、年間窒素施用量を4割削減しても、慣行の施肥法と比べて、一、二番茶ともに収量、品質が維持向上する技術である。 キーワード 点滴施肥、機械摘み、覆い下茶園...
物質収支、熱収支を用いた通気型堆肥化施設の堆肥温度、水分、乾物分解率の推定
要約 通気型堆積槽の乾物、水、熱の3つ要素の物質収支・熱収支式を連立して、それらを代数的に解いて乾物量、堆肥温度、水分などの経過を推定した。この方法によれば、従来の堆肥化施設設計マニュアルでは求めら...
コンテナと不織布シートを組み合わせたウンシュウミカンの省力貯蔵法
要約 ウンシュウミカンにおけるコンテナと不織布シートを組み合わせた貯蔵方法は、棚貯蔵と同等の貯蔵が可能であり、入庫から家庭選果までの作業時間を大幅に短縮できる。 キーワード ウンシュウミカン、省力化、...