要約 日本シバ裁断茎は、バーク堆肥を主とした生育基盤材、肥料および水と共にタンク内で混合撹拌後、圧縮空気によりノズルで吹き付け植栽できる。植栽面積に対する苗シバ量は従来の張シバより少なく、大規模で省...
黒ポリエチレンフィルムを利用した簡易太陽熱土壌消毒によるレタイビッグベイン病の予防技術
要約 2作取りレタス栽培において、8月中旬から黒ポリエチレンフィルムを用いて約50日間被覆し、被覆を維持したままで、不耕起で栽培すれば、レタスビッグベイン病の被害を2作にわたって軽減することができる。...
要約 ニギスの漁獲実態,漁場環境,生態(成長,成熟,食性,脂肪の増減等)に関し,各種の新知見が得られた。また,資源管理の方向として、混獲死亡の軽減と,漁獲開始年齢の引き上げ(現状の満1.5才から2才程度...
要約 超早期母子分離によって空胎期間が短縮される機構を検討する。超早期母子分離区のプロジェステロン濃度は、分娩後12~21日で1ng/ml 以上となり授乳区より早く黄体の形成が認められる。子宮修復の指標とされ...
要約 ハーブ(ペパーミント、オレガノ)を搾乳牛に飼料として給与することにより、ハーブの精油成分が牛乳中に移行し、機能性(抗酸化性、抗菌性)の付加された牛乳を生産することができる。 キーワード 食品品質...
要約 通常の精液検査成績が正常にもかかわらず人工授精後の受胎率の極めて低い種雄候補牛を検出するため、過剰排卵後の生体から回収した卵の受精割合の差によって受胎能力の高さを事前に判定できる。 キーワード ...
要約 黒毛和種新生子牛に対して凍結初乳や粉末初乳を補助的に給与した場合の血中免疫グロブリン濃度を比較したところ、初産母牛のように初乳の少ない母牛からの産子において効果が高く、積極的に給与すべきである...
耐湿性台木を用いた水田転換園における「アサクラサンショウ」の枯死低減法
要約 水田転換園に植栽された「アサクラサンショウ」が、植栽後5~6年以内に枯死する主な原因は、降雨後の高地下水位による湿害である。そこで湿害に強い台木を検討した結果、フユザンショウが優れ、これを台木に...
要約 景観用1、2年草24種類、宿根草24種類を直播し5年間、放任で生育させると、ほとんどの宿根草は毎年開花し、勢力を拡大または維持する。それぞれの時期の開花優占種を選択して播種すると長期間連続的に開花す...
要約 カーネーションの養液土耕において、給液濃度を窒素で100~180ppm、1日の給液量を1平方メートル当たり1.5~5リットルの範囲で時期ごとに変化させ、毎日3回以上に分けて給液することにより、収量および切り花...
通気性トンネル・べた掛け資材を用いた冬・春どりレタスの省力高品質生産
要約 冬どり栽培では、12月中旬から空隙率10%の通気性資材を用いてトンネル被覆することにより、また、春どり栽培では、定植時から中央部の通気性を高めた資材でトンネル被覆するか、空隙率20%の資材でべた掛け...
積雪地帯におけるレタスセル成型苗秋定植および越冬セル苗早春定植栽培
要約 晩秋に定植したレタスのセル成型苗およびトレイごと露地に保存した苗は、冬期間積雪下で欠株なく越冬する。越冬保存苗を融雪後定植してもその後の生育は順調で、春は種栽培より収穫時期が早くなり、積雪地帯...
要約 本県育成の紫黒米品種「むらさきの舞」はタンパク質含有率、脂質含有率が低い。また、アントシアニン含有率が高い。 キーワード 紫黒米、アントシアニン 背景・ねらい 近年、全国的に紫黒米等の有色素米の育...
要約 丹波黒大豆の冷凍エダマメは冷凍・解凍処理により子実が軟らかくなるので、ブランチング時間は通常(10分間)より短くする。流水解凍する製品は5分間、湯通し3分解凍する製品は2.5分から5分間がブランチング...
要約 水稲「兵系酒65号」、「兵系酒66号」は、「兵庫北錦」より耐冷性がやや強く、収量性、品質がやや優れる極早生の酒米品種である。高温登熟条件下での乳白米の発生が少なく、酒造適性の評価も良好である。 キ...
高頻度観測センサと合成開口レーダを併用した牧草生育の時系列モニタリング
要約 毎日の観測が行われているNOAA AVHRRからの1kmメッシュ時系列NDVIデータに,全天候型の合成開口レーダデータから得られる高解像度の土地被覆情報を併用することにより,草地NDVIの時系列的な変化を精度良...
要約 高温乾燥に強いイワダレソウをイネ育苗箱でマット状に育苗し、雑草を除草剤で枯らした既存法面に1枚/m2割合で張りつけると、3か月で全面を緑化することができる。 背景・ねらい 畦畔の除草労力を軽減し、...
要約 カーネーション栽培において、クロウリハムシが特に寄生しやすいDianthus pungens をおとり植物としてハウス周辺に1m間隔で植栽すると、クロウリハムシ寄生虫数と被害が減少する。 背景・ねらい クロウリ...
夏期ハウス内における再生紙パルプファイバー吹き付けによるマルチング技術
要約 再生紙パルプファイバーをハウス内の畑地畝面に吹き付けることにより、マルチングする装置を共同開発した。既存のロール状紙マルチ製品と同等の地温上昇抑制効果があり、作物の生育も良い。畝面に密着するた...
要約 培養土は,ピートモス:土:バーミキュライトの配合比率を7:1:2とし,土詰め,鎮圧を2回繰り返し根鉢の強度を高める。苗床の基肥は,窒素成分を1.5kg/a以下とし,剪葉は播種20日後に刈り高5cm±3cm,その後1...