要約 口蹄疫ウイルス(O/JPN/2000株)に対するモノクローナル抗体を用いて液相競合ELISA法による口蹄疫ウイルス感染動物に対する抗体検出法を開発した。本法は中和試験とよく相関し、現行の液相競合ELISAと比較し...
組換え口蹄疫ウイルス非構造蛋白質を抗原とする口蹄疫抗体識別検査法
要約 バキュロウイルスを用いて発現した複数の口蹄疫ウイルス非構造蛋白質は、抗体検出用抗原としてそれらを単独又は組み合わせて用いることにより、感染牛の抗体検出が可能で、さらに高い精度で感染抗体とワクチ...
要約 露地ナス非循環閉鎖型養液栽培装置を開発し、その生育に適した培養液処方(農総研ナス処方)を作成した。本処方の培養液を給液することにより、ベッド内培養液濃度の上昇が抑えられ、安定した生育・収量が見込...
要約 アシタバの未記録病害9種について、防除の基礎とするため、病原菌を同定し、病名を付した。また、葉枯病に対してイプロジオン水和剤が有効である。 キーワード アシタバ、新病害、薬剤防除、野菜
背景・...
要約 東京都内の黒ボク土畑では、カリが露地にも蓄積し、また可給態リン酸が300mg/100gを超える地点がみられる。特にCEC(陽イオン交換容量)が高い地点ほどカリやリン酸の蓄積は進んでいる。 キーワード
背景...
要約 γ線照射と高温育苗選抜により育成された弱ロゼット性系統No.1~3は、夏播き栽培において安定して高い開花株率を示す。また、その弱ロゼット性は雑種後代において優性的に発現する。選抜3系統は夏播き用品...
要約 高湿条件では軟化ウドの生育および品質は優れる。また,同濃度のジベレリン処理では、低湿よりも高湿条件下で褐変が発生しやすくなるため、軟化温度だけでなく湿度条件に合わせGA処理濃度を変えることが高品...
要約 施設栽培コマツナにおいて、UVカットフィルム、防虫ネットおよび太陽熱処理を用いた物理的防除体系によって虫害を大幅に軽減できる。品種により軟弱徒長となる傾向があるが、品種選定により品質の確保は可能...
要約 壁面緑化は壁面の温熱環境を改善する効果が認められることから、ヒートアイランド現象対策として効果があると考えられる。さらに、被覆のない壁面が昼間蓄熱し、夜間に放出している。また環境緩和効果程度は...
要約 ピートモスを主体とした市販セル培養土は、有効水分で2倍、仮比重で5倍、固相率で10倍の差がある。また可給態リン酸や交換性カリが低い培養土から多くの成分を高濃度で含有する培養土まで化学性にも幅が認め...
要約 花壇用ストックの7月下旬~8月中旬播種では、播種日が遅いほど到花日数は長くなる。7月下旬に比較して8月中旬播種の到花日数は、20~30日長い。同一播種日では、品種による到花日数の差が最大で21日ある。出...
要約 豚ぷんと生ゴミとの混合堆肥化過程での、環境負荷ガスの測定を行った結果、生ゴミ添加によって、アンモニアの発生量は増加したが、温室効果ガス(メタン及び亜酸化窒素)の発生量はかわらない。 キーワード ...
要約 茶抽出物で遊走される免疫細胞の効果により乳房炎症状の改善が可能である。茶抽出物を乳房炎罹患乳房に注入すると体細胞の増加、細菌数の減少を経て症状が軽減する。 キーワード カテキン、茶、抗生物質利用...
背景・ねらい ねらい:
都民と水辺とのふれあいを目的として造成された人工海浜でのアサリの分布特性を把握し、人工海浜でのアサリ増殖の可能性を探り、アサリを通して都民が親しめる良好な水辺環境の創出をめ...
背景・ねらい ねらい:
平成12年の三宅島噴火にともなう降灰、泥流によって被害を受けた磯根漁場について被災3年後の回復状況を把握した。
成果の特徴:
テングサは種類により生育状況に差が見られ、浅...
豚テシオウイルスの特徴的なIRES(Internal Ribosome Entry Site)
要約 豚テシオウイルス(PTV)の組織指向性に関与すると考えられるInternal Ribosome Entry Site(IRES)が他のピコルナウイルスのそれと比較し著しく異なることを証明した。また、IRESの構造と機能及び細胞内蛋...
要約 黒大豆の連作により収量の低下は認められないが、4年目以降には子実が小粒化し、根粒着生も減少する。連作により土壌の理化学性及び土壌中の根粒菌密度に大きな変化は認められないが、土壌細菌相の多様性は...
要約 土壌とキュウリ試料におけるディルドリン残留の迅速な分析のため、ガスクロマトグラフィーの代替手法として、イムノアッセイ法を検討した。イムノアッセイ法はディルドリンが高濃度の場合は使用できるが、低...
要約 東京都内の農地土壌814検体の10.4%、都内産キュウリ330検体の3.6%からディルドリンを検出した。同一圃場の土壌とキュウリにおける残留値に一定の関係がないことは圃場内の水平分布のばらつきに起因している...
フェニックス類に発生する葉枯れ性病害の病原菌および炭疽病の防除薬剤
要約 フェニックス類(シンノウヤシ)に発生する4種の葉枯れ性病害の病原菌を同定し、新病害として病名を付し、農薬登録のため、炭疽病に有効な防除薬剤を明らかにした。 キーワード フェニックス類、葉枯れ性病...