要約 受胚牛の血中アンモニア濃度と胚移植成績から、凍結胚移植では血中アンモニア濃度が40μg/dl以下で黄体ランクが「優」の時に受胎率が高く、また、血中アンモニア濃度が低いと流産率も低い。 キーワード ウシ...
要約 近年の生育期間の高温により、刈取り適期推定のための出穂後積算気温は従来値と異なり、ハナエチゼンで約880℃(従来955℃)、コシヒカリで約1030℃(従来990℃)となる。また、両品種とも籾水分が25%以下で胴...
レーキ付正転ロータリを用いた大豆の耕うん同時播種による品質・収量向上
要約 レーキ付正転ロータリ(平成17年度研究成果情報)による大豆の耕うん同時播種は、慣行の耕うん播種栽培(慣行ロータリによる2回耕うんなど)に比べて、省力的であり、耕深は15cm程度と深く、麦わらのすき込...
要約 汎用型コンバインにより成熟早期のソバ(黒化率が40~70%)を円滑に収穫するために、脱穀部受け網の後部1/2を閉じ、選別揺動棚(チャフシーブ)の後部を変更、オーガ2番還元部を短縮する改良が効果的であ...
背景・ねらい ズワイガニでは,幼生をビーカー規模の小型容器で飼育することは比較的容易であるが,大型水槽では幼生が水槽底に沈降し,底面の沈殿物等の影響によって大量死亡が発生しやすく,種苗生産は著しく困...
背景・ねらい 本県の魚類養殖は過去に主養魚種であったマダイが衰退し、トラフグが生産額の8割以上を占めるに至っており、経営の安定化には魚種の多様化が必要である。市場性の高いキジハタは、出荷サイズ(500g...
要約 「ニュウヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属し、「ミルキークイーン」より倒伏に強く多収の低アミロース品種である。米飯は粘りが強く、冷めても柔かさが維持され良食味である。また、食味の劣る米にブレ...
要約 水田土壌は、水田の汎用化に伴い乾田化が進み、pHは低下し、次表層のち密度は増加している。しかし、稲わらや転作作物の残渣を鋤きこむことにより、全窒素量および全炭素量は維持できる。 キーワード 乾田化...
要約 ダイズ播種前のチアメトキサム剤種子塗沫処理と、第2世代成虫発生最盛期におけるイソキサチオン粉剤散布との体系防除により、フタスジヒメハムシによる葉の食害および子実の加害を効果的に軽減することがで...
要約 福井県内の水田の作土深が浅くなってきている。深耕(15cm)で根域拡大することにより、下層根率が高くなり収量品質が向上する。 キーワード 耕深、下層根、収量、品質、コシヒカリ 背景・ねらい 圃場の浅耕化...
灰色低地土における水稲基肥一括肥料側条施肥の収量品質低下の危険性
要約 地力の低い灰色低地土において基肥一括肥料を側条施肥すると、株元に肥料があるため表層部分の根が多く、下層部分の根が少なく、収量、品質が低下する。グライ土で側条施肥すると収量は高くなるが、品質はわ...
水稲品種「イクヒカリ」における食味成分・品質確保のための出穂後の葉色の指標値
要約 水稲「イクヒカリ」で、収量・品質ともに高いのは、出穂後の止葉の葉色(SPAD値)が、出穂後10日頃は36~38程度、出穂後20日頃は33~36程度、出穂後30日頃には29~31程度となった場合である。 キーワード イネ...
要約 短稈で良質多収の偏穂重型品種である水稲「イクヒカリ」は、物質生産や転流に有利な草型をしている。また、根数や根重が大きい。特に、株直下の根群形成が優れている。これらの形態的特性が多収要因のひとつ...
要約 「越南190号」は寒冷地南部では中生の早に属し、「ミルキークイーン」より倒伏に強く多収の低アミロース系統である。米飯は粘りが強く、冷めても柔かさが維持され良食味である。また、食味の劣る米にブレン...
改変エチレン受容体遺伝子(Cm-ETR1/H69A)導入による雄性不稔キクの作出
要約 69番目のヒスチジンをアラニンに置換したメロン由来改変エチレン受容体遺伝子を遺伝子組換え技術によってキクに導入することで、花粉が全く形成されない雄性不稔キクの作出が可能になる。 キーワード キク、...
要約 トマト葉の生化学成分の簡易分析において、葉を採取後速やかに分析できない場合、アミラーゼ活性、GPT活性、GOT活性、グルコース含量については、葉をポリ袋に入れて冷蔵保存し、分析の直前に搾汁すると測定...
要約 チョウジソウとエチゴトラノオの挿し木は梅雨期がよく、挿し木と貯蔵条件はチョウジソウが、20~25℃の12時間日長3,500lux以上で、9週間までは穂木貯蔵がよい。エチゴトラノオは、20℃の8時間日長3,500lux以上...
要約 ウメ「紅サシ」は、11、12月に温度を高くすると落蕾や不完全花が増加する。また、早期加温栽培すると開花・展葉の遅延、果肉細胞の減少などの現象がみられる。これらのことから気候温暖化による冬季の気温上...
要約 ウメ「紅サシ」において、せん定の強弱が長梢の最大葉の葉面積に反映される。最大葉の葉面積が30cm2以上を強せん定樹、25cm2以下を弱せん定樹と診断する。 キーワード ウメ、せん定、展葉、葉面積 背景・ね...