地域特産物の機能性を活かした高付加価値化技術の開発(216)
摘要 収集した山菜、小果樹等の地域特産物について、抗酸化活性、ACE阻害活性、抗腫瘍活性を調査した。抗酸化活性ではシソ、ドクダミなどに、ACE阻害活性ではキクイモ、ウドの花・実などに、そして、抗腫瘍...
有用成分を含有する地域植物資源の収集・保存・評価と増殖技術の開発(203)
摘要 ギョウジャニンニクの効率的な増殖法について検討した。その結果、培養茎頂の茎盤部組織から発根させた根の根端部分を2,4D 0.5mg/lとBA 1.0mg/lを添加した液体培地で振盪培養し、肥大...
摘要 施設栽培メロン(定植:4月24日)において、定植時にイミダクロプリド粒剤を処理し、薬剤の効果が消失する生育中後期に4種の天敵(オンシツツヤコバチ、コレマンアブラバチ、ヤマトクサカゲロウ、チリカ...
摘要 加温促成栽培イチゴにおいて、天敵類と選択的薬剤を組み合わせた主要害虫の総合防除について検討した。ハダニ類は8年度と同様に定植時の殺ダニ剤とビニル被覆後からチリカブリダニを3回放飼することで、3...
摘要 施設栽培のメロン(定植:4月22日)において5種の天敵(コレマンアブラバチ、ヤマトクサカゲロウ、チリカブリダニ、オンシツツヤコバチ、ナミヒメハナカメムシ)を利用する区と定植時にイミダクロプリド...
摘要 加温促成栽培のイチゴにおいて、天敵類と選択的薬剤を組み合わせた主要害虫の総合防除を検討した。ハダニ類は、定植時の殺ダニ剤とビニル被覆後のチリカブリダニの3回の放飼によって葉当たり2-3頭以下の...
開発途上地域の農林水産業開発と環境変動の実態解明及び評価(14)
摘要 入手した文献、訪問先での調査などで分析した。1.中央アジアの塩類集積はアラル海に注ぐ大河川からイネ、ワタに多量の灌漑水を取水し、地下水位が上昇した結果である。2.メコン川は水量の年次変動が激し...
摘要 砂礫地への新しい緑化工法として鉢埋設定植法を検討中で、最適鉢種類を明らかにするため、ユキヤナギほか3種の苗を30種類の不織布ポットで養成しておき、5月に雨除け下のグリ石床に埋設定植し、秋季まで...
摘要 イチゴの主要害虫であるハダニ類、アブラムシ類、ハスモンヨトウの総合防除法の確立を目的として、天敵類と選択的薬剤を組み合わせた体系防除を検討した。ハダニ類は、定植時の殺ダニ剤とビニル被覆後のチリ...
摘要 土性別の温度上昇特性、水分損失特性の解明のほか、栽培試験にはリュウノヒゲほか草本と木本12種を供試して試験を進めた。盛夏晴天時の地表温度は、砂床は41℃、大粒の礫床は46~50℃に上昇し、ヘデラ...
摘要 無加温ビニルハウス栽培のイチゴ(とよのか)においてハダニ類に対してチリカブリダニを利用する天敵利用区と殺ダニ剤を使用する化学的防除区を設け、ハダニ類を始めとする主要害虫に対する防除効果を比較検...
摘要 1段トマト連続生産装置は、自動車生産ラインのようにプラスチックコンテナに植えたトマトをコンベヤによって移送しながら栽培管理するシステムになっているが、この装置の給液機構に電極棒付きのフロートレ...
摘要 イチョウの種子を催芽し、初生根が5mm程度に伸びた時点で先端部2mmを切断してポットに定植する方法で育苗した苗を材料に、早い時期の根系調節が根群改善と地上部成長に及ぼす影響を調べた。初生根切断...
摘要 桑とツツジ他8種類の木本性植物の髄の構造と澱粉粒の蓄積状態を比較観察した結果、桑は髄が大きく、髄細胞内への空気の侵入が早く、髄細胞は大部分は6ヶ月以内に枯死した。これに対し、ツツジ、スズカケノ...
摘要 東北地域水稲作の超省力化を指向する新しい直播技術が望まれていたが、東北農試の旧生産工学部で乗用型噴頭回転式広幅散播機による直播作業技術が開発された。本機での直播は3~4倍重量粉衣種子を用いたが...
摘要 作付体系の改善に資するため、野菜を主とする作物間の相互作用を検討した。各種の植物体の水抽出液は、供試したほとんどの野菜と雑草の発芽を抑制したが、さやいんげん、みょうが、ほうれんそう、アカザ、ス...
ミナミキイロアザミウマの捕食性天敵類による生物防除技術の開発(311)
摘要 雨よけハウス栽培のキュウリ(4月5日定植)において、殺虫剤散布により天敵類を除去した区と無散布区を設け、各種害虫と天敵類の発生状況を調査した。天敵除去区ではミナミキイロアザミウマとハダニの密度...