10 気候変動に対応した畜産物安定生産技術の確立 (1) 飼料作物の栽培歴見直しに関する研究 2) 気候変動に対応した安定的な飼料作物栽培技術の確立(冬作飼料作物)
摘要 近年の気候変動に対応したムギ類等冬作飼料作物の播種適期の検討を行う。 R4年度は、4~5旬の異なる時期に播種したイタリアンライグラス、ライムギ、オオムギ、秋作エンバクについて、生育状況、収穫時期、...
4 高品質粗飼料の安定多収生産技 術の確立 (3) 飼料畑及び放牧地の生産力向上に関する研究 10)気候変動に対応した安定的な飼料作物栽培技術の確立(冬作飼料作物)
摘要 近年の気候変動に対応したムギ類等冬作飼料作物の播種適期の検討を行う。 本年度から4~5旬の異なる時期に播種したイタリアンライグラス、ライムギ、オオムギ、秋作エンバクについて、生育状況、収穫時...
周年飼料生産を行うための飼料用大麦品種の育成 (育成系統の温暖地二毛作への適応性、生産性、栄養価等の評価)
摘要 多収性、縞萎縮病抵抗性、耐倒伏性と高TDNを合わせ持った飼料用大麦品種を開発するため、作物研が育成したWCS用等として有望な大麦系統について、栽培性、収量性、簡易サイレージによる発酵品質を明らかにし...
周年飼料生産を行うための飼料用大麦品種の育成 (育成系統の温暖地二毛作への適応性、生産性、栄養価等の評価)
摘要 多収な「ユメサキボシ」と高品質な「関東皮93号」が有望と考えられた。なお、これまでの3カ年の結果から判断すると、栽培性、収量性および品質が並~優れる「関東皮93号」が有望と考えられた。堆肥2トン/10a...
複合型生物資源モニタリングを活用した広域連携周年放牧技術の開発と実証
摘要 目的:植生診断による晩秋期以降の野草放牧地の評価及び秋以降の牧養力向上を目指した夏作冬作牧草の栽培利用法を調査し、代謝プロファイルテストによる放牧牛の栄養診断との関連性から晩秋期以降の放牧期間...
摘要 目的 、 飼料稲ホールクロップサイレージ(イネWCS)と飼料用米は粗蛋白含量が低いことから代謝性タンパク質供給量の不足が危惧される。このため、これらの飼料給与が搾乳牛の生乳生産や健常性および繁殖性...
イネ南方黒すじ萎縮病の簡易検出法と被害発生リスクに基づく防除技術の開発
摘要 (1)主要イネ科作物(トウモロコシ・コムギ・オオムギ・ヒエ・イタリアンライグラス・エンバク)に対し、SRBSDVを保毒したセジロウンカを1週間加害させる。加害終了1ヵ月後に病徴の有無および植物体内のSR...
飼料用米や地域未利用資源を混合した肉用牛向け発酵TMRの調製・給与技術の開発
摘要 黒毛和種去勢牛の肥育中・後期(14~26ヵ月齢)に、生稲わらサイレージ・生米ぬか混合発酵TMRを給与すると、濃厚飼料と乾燥稲わらを分離給与する慣行区と比較し、胸最長筋中のビタミンE含量が多くなる。また...
摘要 飼料イネの後作に適する冬作として、大麦・イタリアンライグラス混播及びエンバク単播栽培が適していることを現地の水田で実証した。また、場内試験では、大麦とイタリアンライグラス混播栽培における栄養収...
摘要 飼料イネの裏作に適していると考えられる大麦とイタリアンライグラスの混播について、11月に播種を行い、最適な播種量割合及び刈り取り期を検討した。1番草の大麦は熟期が進むにつれ乾物消化率が高くなるが...
98.飼料イネ・飼料麦栽培体系による高品質飼料安定栽培技術の確立 (1)水田における飼料麦の安定栽培技術の確立
摘要 飼料イネ栽培跡地において、播種期が遅くても生育が良好な飼料作物である飼料麦あるいは飼料麦とイタリアンライグラスの混播栽培について検討し、飼料イネ裏作栽培における冬作飼料作物の収量及び品質の向上...
97.自給粗飼料生産における省力的作付け体系の確立 (1)暖地における飼料麦の安定栽培技術開発
摘要 各種麦類とイタリアンライグラスの特性を活かした栽培利用技術を確立するため、播種時期(9、11、12月上旬)を変えて4草種、7品種の飼料麦を単播およびイタリアンライグラスとの混播により栽培し、収量特性...
主要飼料作物・芝草等における有用遺伝子の単離・機能解析、培養系・遺伝子組換え技術の開発
摘要 導入BADH及びCADアンチセンス遺伝子のイタリアンライグラスにおける発現程度は不十分であった。コウライシバからCMO遺伝子候補を単離した。光合成阻害型除草剤耐性遺伝子導入では、シバで再分化能力が高い培...
摘要 牧草や飼料作物を物理的に細断してロールベールを調製する自走式で水田に対応可能なフレール型ロールベーラをメーカーと共同で開発した。この収穫機は飼料イネ、エンバク、スーダングラス、ギニアグラス、イ...
農業生態系の物質循環機能を活用した有機物資源の有効利用法の開発に関する研究(194)
摘要 実際の畑圃場で、硝酸性窒素等の溶脱量を簡易にモニタリングするため、テンションキャピラリーライシメーター(TOMH-1型・2型)や普及型キャピラリーライシメーター(COMH-9型)などの埋設型ライシメーター...
省力的な飼料生産体系におけるロータリ部分耕耘法の確立(144)
摘要 部分耕施肥播種機(耕耘幅20cm)による冬作の2条大麦の播種法では、3要素肥料成分約8kg/10aの条件で、約1t/10aの乾物生産が可能であった。同一の表面施肥条件で、部分耕播種と全面ロータリ後播種された...
摘要 トウモロコシ二期作を主体とする九州地域の飼料生産において、ロールベールラップサイレージ体系の導入に伴って、対象地域における飼料作体系がどのように変化したかについて調査した。この体系を効率的に利...
摘要 ロールベールラップサイレージ体系の導入に伴って、対象地域における飼料作体系がどのように変化したかについて調査した。この体系の利用は水田裏作イタリアンライグラスが主体であるが、飼料畑でもイタリア...
摘要 品質、ストレス耐性、永続性等に優れた画期的な品種を育成するためには、従来のような種内変異の利用だけでは育種的な限界がみられるので、今後は遠縁間交雑を利用した異種有用遺伝子の導入と優良個体の半数...
植物-濾材系を活用した生活排水の省エネルギー・資源循環型浄化技術の開発(126)
摘要 合併浄化槽とバイオジオフィルター(植物-濾材系)水路を組み合わせた生活排水の高度処理システムを設計・試作し浄化試験を行った結果、栽植植物の生育が旺盛な夏期(6年6月5日~11月3日)には、窒素...