東南アジア在来葉菜類等の遺伝資源の栄養・機能特性等の有用形質の評価及び育種素材の育成(524)
摘要 土着野菜のヒユナ、ツルムラサキ、モロヘイヤ、ヨウサイ、イヌホウズキ、シソについて、特性(289系統)、収量性(156系統)および抗酸化活性等機能性(439系統)を評価した。シソ、モロヘイヤ、ヨウサイ、ヒユナ...
東南アジア在来葉菜類等の遺伝資源の栄養・機能特性等の有用形質の評価及び育種素材の育成
摘要 東南アジア在来の葉菜であるヒユナの生育調査を行った。短日条件下での開花に関しては300以上の系統の中に多くの変異が明らかにされた。これは日長不感受性の系統、播種後30日でも抽苔しない系統を選抜...
高機能性肥料を用いた麦類の高品質化のための土壌・施肥管理技術の確立(86)
摘要 小麦の高品質化を図る土壌・施肥管理技術を確立するため、細粒灰色低地土で肥効調節型肥料を用いた栽培試験を実施した。イワイノダイチの収量はLP30区、LP50区で硫安分施区と同等以上となり、子実蛋白含有率...
摘要 小麦の品質形成にはさまざまな要因が関与する。種皮、果皮、糊粉層に含まれるアントシアニンもそのひとつであり、小麦粉の色調等に影響を及ぼすが、機能性成分としての役割が期待され、また、穂発芽性との関...
甘しょの新利用技術の開発が地域経済に及ぼす効果の解明(43)
摘要 甘しょパウダーの販売は焼き菓子、羊羹用需要を中心に増加傾向にある。現在の需要量はアヤムラサキ約5ha分であるが、機能性を前面に出すことで増加が期待できる。βアミラーゼは商品化に至っていないが、...
天敵・バンカー法を核としたアブラムシ・アザミウマ類等害虫群の総合防除技術の確立(99)
摘要 施設栽培ナスの重要害虫アブラムシ類の天敵として有望視されているコレマンアブラバチの代替寄主を選定し、代替寄主アブラムシの増殖に好適なバンカー植物を検討した。コレマンアブラバチはムギクビレアブラ...
摘要 地域農作物の品種改良や新作物の開発・導入に必要となる遺伝分析や有用遺伝子の解析に資するため、裸麦のDNAマーカーの開発ならびにホルデインの蓄積調節機構の解析手法の開発を行った。裸麦のDNAマー...
糖・脂質をヨウ素転座先とする光反応クロスリンク標識法の開発(52)
摘要 光反応クロスリンク標識法は、本来はまずリガンドにクロスリンク試薬を介して放射性ヨウ素で標識後、リガンドに特異的に結合するタンパク・ペプチドへ放射性ヨウ素を紫外線照射により転座させて、結合タンパ...
摘要 麦類ペプチドのα,β-チオニンは、遊離状態の場合に抗菌性を示す。裸麦穀粒粉1gから0.15N塩酸により約70μgの遊離型α,β-チオニンが抽出された。また、一部の腸内細菌の増殖は、5~30μg/mlのα,...
摘要 裸麦の近縁野生種であるミズタカモジグサは多年性で裸麦よりも開花期が大幅に遅く自殖種子は得られるものの裸麦との交雑はできなかった。近縁種との交雑の準備のために裸麦の切り穂の水挿しによる自殖を試み...
摘要 画像処理によって小麦、ダイコン及び、キャベツ根毛長の評価が可能となった。画像処理による結果と、キルビメーターを用いて測定した結果はよい一致を示した。直接顕鏡法による細菌バイオマスと土壌リン脂質...
高機能性肥料を用いた麦類の高品質化のための土壌・施肥管理技術の確立
摘要 国内産麦の民間流通の導入により、品質の向上・安定化が大きな問題となっている。そこで、高機能性肥料を用いて麦類の需要に対応した高品質化技術を確立する。すなわち、低アミロースめん用小麦「チクゴイズ...
摘要 穀類、豆類、野菜果実、香辛料等の農産物の食味、加工適性、機能性等の品質特性は、澱粉やタンパク質の主要成分によって強く影響されるが、近年、比較的含量の少ない成分によっても影響されるという報告が増...
摘要 小麦の根圏及び非根圏土壌を採取し土壌微生物の細胞膜由来と考えられるリン脂質の脂肪酸組成を比較した。非根圏土壌について13C酢酸ナトリウムを添加してトレーサー実験を行い、リン脂質の動態を解析した...
摘要 畑における有機物施用が畑土壌の生物性やそれと密接に関係する作物の根系発達に対する効果に関する研究は少ない。作物根の健全な発育や、土壌病害の防止等の観点から、有機物の示す根系発達促進の機構を検討...
摘要 畑における有機物施用が畑土壌の生物性やそれと密接に関係する作物の根系発達に対する効果に関する研究は少ない。作物根の健全な発育や、土壌病害の防止等の観点から、有機物の示す根系発達促進の機構を検討...
摘要 水稲種子における澱粉分解酵素の活性調節機構に関する基礎的検討を目的とした.平成3年度は,水稲種子のズブチリシンインヒビター(RASI)を調製用逆相クロマトによって単一蛋白に精製し,蛋白化学的に...