(5)熱帯・亜熱帯島嶼における持続的作物生産のための環境管理技術の開発
摘要 ・ 前作のマメ科カバークロップをマルチとした不耕起栽培による土壌侵食の軽減効果は、フィリピンのピジョンピーを前作したトウモロコシ不耕起栽培でも同様に得られた。・ 石垣島轟川流域にDNDCモデルを適用...
i.根圏域における植物-微生物相互作用と微生物等の機能の解明
摘要 指標微生物群集については、1)トマト褐色根腐病の未発生土壌と発生土壌の微生物群集構造の解析から、糸状菌群集構造の多様度の低下が発生土壌の特徴として明らかになり、また未発生土壌に特有の糸状菌から...
b.病害虫の侵入・定着・まん延を阻止するための高精度検出・同定法の開発
摘要 1)侵入・拡大リスクが高い植物病原細菌の迅速な検出技術の開発に関しては、トウモロコシ萎凋細菌病菌検出用にNSVC選択培地を利用できること、ならびに病原細菌の植物体における増殖部位と移動速度等の動態...
q.有機性資源の農地還元促進と窒素溶脱低減を中心にした農業生産活動規範の推進のための土壌管理技術の開発
摘要 有機性資源の適正な農地還元を推進するため、1)堆肥連用による窒素蓄積を考慮した施肥技術を確立するためのツールとして、80℃16時間水抽出とCOD簡易測定による畑土壌可給態窒素の現場対応型迅速評価法を開...
摘要 <研究目的>、 丹後国営開発農地の熟畑化を推進するため、栽培しやすく土づくり効果が高い緑肥作物・品種を選定するとともに、緑肥作物すき込みが、開発農地の基幹品目に与える効果を検討する。さらに、エ...
有機質肥料を有効に利用した飼料用トウモロコシの肥培管理技術の確立
摘要 【目的】県内の主要な飼料用トウモロコシ栽培地域において養分の集積した圃場でのトウモロコシの収量を把握して、家畜から排泄される有機物を有効利用しながら化学肥料の施用窒素量を決定することを検討し合...
摘要 茶園の点滴施肥に適した有機質資材由来液肥(以下、有機液肥という)を検索するために、硫安液肥を対照として、トウモロコシ由来液肥及び窒素濃度を1/2としたカツオ由来液肥の土壌中窒素濃度の推移及び新...
有機質肥料を有効に利用した飼料用トウモロコシの肥培管理技術の確立
摘要 ○目的:近年、岩手県内の飼料畑では有機物の過剰施用や長期連用及び化学肥料の不適切な施用等によって、土壌中に有機物、リン、カリウム等の成分の高まりが見られる。このことは、栽培される粗飼料の品質の低...
有機質資材施用下での土壌微生物の代謝作用が窒素収支に及ぼす影響の解明
摘要 有機物分解での脱窒速度が有機物分解速度の二乗に比例することを解明し、それに基づく簡易な脱窒量の予測手法を考案した。また、重窒素標識牛糞堆肥を用いたトウモロコシ栽培圃場試験より、施用量が多い区で...
摘要 年間窒素施用量を減らしても、従来と同等以上の収量、品質を得るとともに、茶園からの硝酸性窒素流出量を低減するため、点滴施肥に適した有機質資材由来の液肥の検索、慣行の有機質肥料と併用の検討等を行...
摘要 アブラナ科及びアカザ科作物は、1)クエン酸・シュウ酸の分泌量が多いこと、2)これらの有機酸を根から分泌し、土壌の有機態窒素を遊離させて無機化を促進すること、3)有機酸を分泌しないトウモロコシと混作す...
有機質資材施用下での土壌微生物の代謝作用が窒素収支に及ぼす影響の解明
摘要 i)重窒素標識牛ふん堆肥2t、4t/10a施用区、化学肥料区を設けトウモロコシ、コムギを栽培すると共に、土壌培養試験を行って土壌中での堆肥の分解と窒素の無機化量を測定した。堆肥4t<堆肥2t区<化学肥料区...
摘要 サイレージ用とうもろこしにおけるリビングマルチを利用した雑草防除方法とチモシー主体採草地の有機質肥料による造成法を検討する。 研究対象 とうもろこし 戦略 環境 専門 栽培生理 部門 草地・飼料作物
摘要 3種類の土壌モノリス(直径30 cm、長さ1 mの不攪乱の黒ボク土、砂丘未熟土、赤色土)に、トウモロコシとハクサイを植え付け、豚ぷん堆肥等の施用が硝酸性窒素の溶脱に与える影響を調査した。豚ぷん堆肥ある...
草地・飼料畑における環境保全型精密管理技術の体系化と評価(92)
摘要 都府県における既存の生産管理体系におけるエネルギー消費量と二酸化炭素の発生量を調査するとともに、農業資材からの二酸化炭素の発生量を調査した。都府県におけるイタリアンライグラスとトウモロコシの既...
摘要 植物や濾材の浄化機能を用いた農山村地域水系の汚染防止技術開発に資するため、各種無機・有機質資材や植物根圏の脱窒能及びバイオジオフィルター水路における脱窒能について検討した。その結果、無機質資材...
摘要 近年タイにおいては畑作物の減収要因の一つとして線虫害が問題視され、その被害防止策が求められている。そこで、各種有機質資材を長年連用してきたプラプタバートのトウモロコシ圃場における有害線虫相の動...
摘要 土中連年施用試験を行った。永年牧草においては、’92年度は3回収穫し収量は合計856~1528kg/10aで、スラリー注入区は他区よりも収量が多くなった。これは、インジェクタ区の初期生育が良好...
摘要 液状家畜ふん尿の施用方式の開発および土中連年施用を検討した。1)永年牧草:■収量は合計1121-1591kg/10aで前年の約80%であった。区間差は見られなかった。■9月収穫では全区でヒエが多...