摘要 プログラムA「開発途上地域における持続的な資源・環境管理技術の開発」(資源・環境管理研究業務セグメント)では、気候変動や環境劣化等、深刻化する地球規模的課題に対処し、持続的開発目標SDGsの目標13...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、 a) 地表根形成能QTLを導入した親系統「Na110」を開発し、これを用いた2つのF1系統は湛水処理期間の地上部乾物増加程度を指標とした耐湿性評価では6.5%、乾物総重の標準品種...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、 a) 不定根形成能QTLを導入した親系統「Na110」を用いた2つのF1系統は、乾物収量の減収率による耐湿性評価では1割程度、乾物収量の標準品種比による耐湿性評価では3割程度、...
温暖化によるワラビー萎縮症被害拡大を回避できる抵抗性夏播きトウモロコシ品種の育成
摘要 ワラビー萎縮症抵抗性QTLを導入した「Mi29」NILsへの南方さび病抵抗性遺伝子の導入等抵抗性QTLの0集積を進める。また、ワラビー萎縮性抵抗性QTLで抵抗性と密接に連鎖するDNAマーカーの解析を進める。ワラビ...
侵入病害虫等の被害リスク評価技術の開発及び診断・発生予察技術の高度化
摘要 国内未侵入病害虫の経済的影響評価方法に関しては病害虫による被害拡大に関する疫学モデルの基本モデルとして被害拡大のフェーズご との基本モデルを作成した。また、経済的リスク評価手法の枠組みとして、...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 ごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は世代促進を実施し、BC4F2またはBC4F3種子を得た。また、すす紋病圃場抵抗性QTL導入についても世代促進を実施し、BC4F1種子を得た。
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 ごま葉枯病圃場抵抗性QTLの導入は順調に世代促進を行なえたが、2系統で選抜種子がわずかしかえられなかったため、1つ世代を戻して再選抜を行なっている。また、すす紋病圃場抵抗性QTL領域を確認するととも...
摘要 米の品種識別法では、主要32品種に対してトランスポゾンの挿入多型解析を行い、品種特異的マーカーの候補となる約80カ所の挿入部位を同定し、そのDNAマーカー化を行った。 農産物・食品の産地等を高精度で...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)トウモロコシの耐湿性については、テオシントの持つ通気組織形成に関与する3つのQTLをトウモロコシ優良自殖系統「Mi29」に集積させた。イタリアンライグラスではマーカー選抜により「はたあおば」を戻し...
ワラビー萎縮症・南方さび病抵抗性夏播きトウモロコシ親系統の開発
摘要 南方さび病抵抗性遺伝子は新たに開発したDNAマーカーと共優性化したIn-delマーカーの間に座乗し、両マーカーは選抜マーカーとして利用できる。南方さび病抵抗性遺伝子を導入した「Mi44」同質遺伝子系統を開...
東北二毛作向けおよび温暖地二期作を可能とする耐病性とうもろこし系統の開発(DNAマーカーを利用した早生系統・耐病性系統の開発)
摘要 To85由来の4種類の早生化QTLを1種類づつ保有する4種類のイントログレッション系統Mi29を複交配させたF2集団について、SSRマーカーを用いてQTLを複数個保有する個体を選抜して自殖を行い後代種子を採種した。...
l.飼料作物の育種素材開発のためのDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 1)とうもろこしでは耐湿性に関わる通気組織形成のQTL領域に合計36個のマーカーを開発し、詳細な連鎖地図を作成した。ライグラス類ではこれまで同定した冠さび病抵抗性遺伝子を「はたあおば」に戻し交配し...
ワラビー萎縮症・南方さび病抵抗性夏播きトウモロコシ親系統の開発
摘要 南方さび病抵抗性遺伝子に密接に連鎖するDNAマーカーを明らかにした。ワラビー萎縮症抵抗性QTLを持つ「30D44」後代系統から有望親系統として4系統を選抜した。また、ワラビー萎縮症抵抗性QTLの効果の有効性...
b.汚染実態の把握に資する分析データの信頼性確保システムの確立及びリスク分析のための情報の収集・解析
摘要 1)ISOガイド34による標準物質生産者の認定を取得し、その品質システムで大豆、とうもろこしの標準物質の作製を進め、大豆については、GMO混入率が低い標準物質を作製した。2)小麦のDON、NIV、および精米...
摘要 中期計画で目標としている耐性遺伝子の単離、解析、及び広範な遺伝資源からの耐性系統の選抜、耐性に関連するDNA マーカーの獲得について、成果があがっている。(1) 「ストレス耐性機構」プロジェクト(【プ...
c.粗飼料自給率向上のための高TDN収量のトウモロコシ、牧草等の品種育成
摘要 1)とうもろこしでは、テオシントの耐湿性に関係する不定根形成能に関わるQTLを持つ準同質遺伝子系統を作出するとともに、高TDN収量(東北の適地で約5%多収)の寒地・寒冷地向きの新品種「北交65号」を育成...
l.飼料作物の育種素材開発のためDNAマーカー利用技術と遺伝子組換え技術の開発
摘要 主要飼料作物・芝草等について、耐病性等の連鎖地図の作成・選抜マーカーの開発、有用遺伝子の単離・機能解析、培養系・遺伝子組換え技術の開発など一連のバイオテクノロジー関連技術を効果的に組み込むため...
(1)外来生物及び遺伝子組換え生物の生態系影響評価とリスク管理技術の開発
摘要 外来生物の生育・繁殖特性の解明、及び被害の実態把握を進め、外来植物の出現頻度と植物群落タイプの関係を解析した結果、人為的撹乱の高い植物群落に外来種が侵入しやすいことを明らかにした。またアレチウ...
主要飼料作物・芝草等における安全性評価のための長期モニタリング調査等
摘要 i)クリーピングベントグラスとわが国在来のAgrostis属との間での交雑の可能性を調べるために、各在来種の開花期を明らかにし、また、識別のためのDNAマーカーを開発した。ii)除草剤耐性ダイズのモニタリング...